仕事をしていると大変なことが多いですよね!
たとえ大変だとしても、家族を養っていくためには、仕事をして稼がなければなりません。
ときには、「仕事辞めたーい!」と考えることもあるかと思います。
「仕事のプレッシャーがハンパない」、「人間関係が最悪」、「過重労働で嫌になっちゃった…」など大きなストレスを抱えたまま、頑張ってしまう人が多いです。
勤勉な日本人の性格からか、無理しすぎて、メンタルを壊したり、判断能力が低下して最悪のケースになることも決して珍しくはないのです。
出典:厚生労働省自殺対策推進室
令和2年の自殺者は21,081人です。
遺書がないなど、自殺の証拠がない不審死はこれには含まれていないので、もっと多いのではないかと考えられます。
自殺の理由は様々ですが、仕事を頑張りすぎて衝動にかられて、悲しい結末になった人もこの中にいるのです。
私たちの生活を守るはずの仕事には、命を落とすリスクがあるということを忘れてはいけないのです。
本記事では
- 仕事でストレスを抱えている方
- 仕事を辞めたいと思っている方
- 仕事を辞めた後の事が気になる方
に向けて、私が考えていることをお伝えします。
なにかの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- 仕事を辞める選択肢を持つ
- 仕事に対する考えが変わる
- 生きていく方法がわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論を申し上げますと
- アラフィフでも仕事を辞めることはできる
- 大学生や高校生の子どもがいても仕事を辞めることができる
- 収入が少なくなってもやっていける
ということです。
詳細は後述していきます。
退職願を提出しました
昨日、6っヶ月後の日付で退職願を提出しました。
私は、アラフィフサラリーマンです。
現在、今の組織に30年以上努めてきました。
再雇用制度を利用して、65歳まで働くつもりで、頑張って参りました。
年功序列制度でようやく一人前以上の給料を頂けるようなポジションにいます。
妻はパートで収入を得ている状態です。
私たち夫婦には、今年から大学と高校に進学した子どもがおり、ふたりとも寮生活をしています。
一般的には、大いに稼がなければならない状況だけれども、退職願を提出した大馬鹿者です。
参考記事:不合格を受け止めるー信念を持って未来を見つめる【不安でも仕方ない、切り替えよう!】
退職の理由
退職願には、定番の「一身上の理由」と記載しました。
本当の理由は
感情を揺さぶられることなく、心穏やかに暮らしたい!
です。
決して仕事がイヤということではないのです。
人間関係で疲弊してしまったのです。
- 上司からのパワハラ
- 劣悪な人間関係
私は同じ組織に30年以上努めて参りましたが、数年前からパワハラを受けるようになりました。
それが理由で、メンタルが壊れそうになるまで落ちていき、私から笑顔が消えたのです。
その他、今の職場に転勤してきて、今まで経験したことのない、感情をコントロールできない人たちに囲まれて仕事をするようになったのです。
なにか問題が起きれば、他人のせいにする人たちが多い職場で仕事をするようになりました。
残念なことに、いくら説明しても、理解できないのです。
勝手に想像して、勝手に怒っているのです。
モラルって何?という感じです…
上司のパワハラで心が傷つけられ、感情的な人たちにとどめを刺されたって感じですかね。
それで、2年前から退職を考えるようになったのです。
参考記事:今の職場の環境悪すぎで、ヤバイよヤバイよ!(2年経っても馴染めない)
収入はなくなるけど
仕事を辞めるということは、収入がなくなるということです。
この事が一番大きいのです。
さあ、どうしましょう?
- 補助エンジンで生活(妻のパート収入が軸)
- 生活費を抑える
今まで過程を支えてきた私の稼ぎはなくなります。
なので、収入は妻のパートの収入で生活をすることになります。
パートといっても、最賃ではありません。
国家資格保持者なので、まぁまぁ稼いできます。
これを軸に生活するわけですが
収入が少なければ、それに合わせた生活をすればいいのです。
私はもともと倹約できるところはやってきたこともあり、我慢することなく生活することはできます。
必要なところには、惜しまず出していきます。
工夫が大切になります。
電気や水道をセコセコ気にするのではなく、スマホ代など大きなポイントを抑えていくのです。
参考記事:浪費をなくし、消費を工夫してお金を産む
収入がなくなると考えると、恐怖だし、不安にもなります。
なので、考えるだけで怖かったです。
イライラする事もありました。
しかし、今の職場に身をおいていると、見たくない人の姿を見てしまうし、感情的な場面に出くわすことが多いので、私のメンタルが疲弊し、崩壊しかねません。
人生レベルで考えて、自分の人生を自分で歩むことが大切だと思うようになりました。
つまり、今の職場から離れるという結論に至るのです。
決してリスクは小さくはありませんが、人生は冒険ですし、リスクを取らなければ良くならないこともあるので、普段リスクを取らない人間が人生最大のリスクを取るのです。
参考記事:自分で決めたことで後悔はない!たとえ失敗でも学びになるのだから
退職後の生活
退職は半年後の年末です。
退職してからは、のほほんと遊び中心の生活にはしません。
妻を働きに出すわけですから、私は専業主夫で頑張るのです。
そして、仕事をしていてはできないことをやりたいと考えています。
読書量は増えると思います。
約半世紀、読書をしてこなかった私は、読書にハマっています。
著書には、テレビやインターネットでは知ることができないような情報が満載なのです。
この歳になっても、まだまだ学ぶことが可能ですし、成長できると感じています。
読書をしていると、本に没頭するので、メンタルが安定します。
読書のチカラはとても大きいです。
参考記事:【読書のメリット】読書嫌いだった私が中年になってから読書を始めた理由
妻だけに働かせる生活は厳しいので、在宅でもできる仕事をやれればと考えています。
もし、生活が行き詰まったら、私が再び働きにでればいいと思っています(そのつもりはありませんが…)。
あとは、健康的な生活を続ける予定です。
運動と自然に触れる時間ができるので、満喫したいと思っています。
お金に追われて仕事をしてきましたが、お金よりも時間を大切にするようになりました。
お金は合ったほうが便利だし、とても大切だと思いますが、うまくコントロールできれは、少なくても生きてはいけます。
時間はどんどん減っていくのですが、実感がなく、無限なものだと勘違いしがちです。
いつまでも自由がきく身体ではないので、今しかできない事集中してみようと思うのです。
参考記事:会社に依存した生き方はヤバい!【アラフィフになって人生で大切な時間と自由を失うと気づいた】
まとめ
先日、退職願を提出してしまいました。
リスクを避けてきた私が初めてのリスクが退職するという大きなリスクです。
なんとも…
数年前にパワハラを経験し、他にも人間関係にずっと悩んできました。
2年前から退職の事が頭から離れなくなりました。
退職すると、収入がなくなることと、退職することでメンタルが疲弊しなくなることのせめぎあいを繰り返し、恐怖や不安を感じることが多くなり、イライラしたりしました。
だけど、「心穏やかに暮らしたい」いう気持ちが強く、退職を決めました。
収入が少なければ少ないなりの生活ができればなんとか生きていけますし、一度しかない人生を大切にしたいと考えたのです。
上司からのパワハラにはかなり凹みましたが、自分の人生に向き合うことができ、本当に大切な事を考える機会になりました。
パワハラは愚かな行為で、許されることではありません。
パワハラで悩んでいる方は、今の仕事をしながら、転職を視野に入れる事をオススメ致します。
私は、転職しないで、自分の仕事を探して生きていこうと考えています。
仕事にコミットすることはいいですが、視野狭窄になったり、判断能力が低下しないように、自分を癒やすことも忘れすにやっていっていただければと思うのです。
人生は一度きり、他人のレールを歩むのではなく、自分のレールを歩んでいきましょう!
参考記事:サラリーマンで有り続けることは搾取され続けるということ【経済的奴隷】
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