人生は辛いこともあるけど、楽しいこともある!
私は長年勤めた仕事を5ヶ月前に辞めました。
辞める決断をしてからも1年半仕事を続けました。
仕事を辞めることを考え始めたのは、さらに半年さかのぼった時期からです。
仕事を辞めるというのは、それだけ冷静にかつ慎重に考えなければならないのです。
それは、生活がかかっている他にないからです。
先日、前職の元同僚から連絡がありました。
「上司がイヤでもう辞めたい」と仕事を辞めた私(元上司)に嘆いてきたのです。
はいはい、といって、ガス抜きをしてあげました。
1時間ほど要しましたね。
結局は、安直に辞めようと考えるべきではないと答えました(辞めた私が言っても説得力がないのかも…)
今回は、仕事を辞めることについてのお話です。
私の経験を踏まえて、お伝えします。
今、仕事を辞めたいと悩んでいる方向けです。
何か参考になれば嬉しいです。
仕事を辞める決断は感情に流されてするべきではない
今回、元同僚から連絡があり、職場の愚痴を吐いて、
仕事を辞めたいと言っていたわけですが、
上司が最近入社した中途採用者に対し、優遇しすぎていることが面白くないとのこと。
自分よりも後に入ってきて、仕事は上司に言われたことだけしかやらず、
なのに賃金はこれまで頑張ってきた社員たちよりも高い。
これじゃ、何のために頑張ってきたのかが、わからないと言うのです。
上司の行動を見ているとイライラするし、
ストレスになるから転職を考えているらしいのです。
確かに、働いていても面白くないでしょうね。
私は、こう言いました。
私がその会社を辞めた理由は、上司からパワハラなどの攻撃をされたから。
だから、自分ではどうしようもなかったので、辞めるに至ったのです。
しかし、あなたの場合は、上司の行動に対して、自分勝手に反応しているに過ぎない。
私のように攻撃を受けているわけではないので、
自分の気持ちをさえ処理することができたら、
解決が可能であること。
上司の行動を気にしすぎるあまり、自分の感情を発火させて、
自分を疲弊させているに過ぎない。
気にしないでもいいことに反応しているだけなのです。
だとするならば、自分の仕事に集中し、黙々と仕事をこなすだけでいいだけの話です。
だったら、感情を切り離して、上司の指示があれば、素直に受け、
手が一杯になれば、上司の責任において、残業するなりして、稼ぐことに徹すればいい。
どうしたら、あなたと会社がwin-winになるのかを考えることが大切です。
会社は、あなたに頑張って働いてもらいたい。
あなたはできるだけお金をもらいたい。
感情で会社を辞めると、あなたがいらない苦労をすることになるんだよ。
だから、冷静になって、関係のないことを気にしないで淡々と仕事をした方が幸せだよ。
と伝え、元同僚から「ありがとうございます、スッキリしました!」と言われました。
仕事を辞める決断は冷静に決めたはず…
元同僚との会話が終わって、ふと、当時の自分は冷静だったかどうか、
少しだけ不安になりました。
思い返してみると、2年前は上司と同僚から攻撃を受け、
面倒な仕事はすべて押し付けられ、メンタルが壊れる寸前だったなぁ…
だから辞める決断をしたのでした。
しっかり冷静だったことを思い出すのでした。
私は、冷静に考えて、自分ではどうにもならないから仕事を辞めたのでした。
仕事は生活していくのにとても大切ですが、
自分が壊れてしまっては、稼ぐことが難しくなります。
今の仕事を辞めても、稼ぐ方法はありますから、
今の仕事を無理して続けることは、避けるべきです。
元同僚のように、感情的になって仕事を辞めようとするのは、
思いとどまって冷静に考えてみるべきで、
反対に、ムリをして今の仕事を続けるのも、自分の人生を冷静に考えてみるべきなのです。
仕事を辞める決断を止めたことが嬉しく感じた
先日、元同僚が感情的に仕事をうやめようと考えていたのを止めた時、
なんだか人の役に立てた感じがして、嬉しい気持ちがこみ上げるのを感じました。
以前までの私は、仕事を辞めた人間に連絡をするなんてと嫌悪していたのですが、
最近では、自分が感情的になってはいけないなぁ…と考えるようになっていました。
wellcomeではないけれども、仕事のことで困って連絡してくるのだから、
今では、自分の知っていることは教えてあげてもいいと思っています。
前までは、職場で解決するべきだと考えていました。
これは当然のことですが、私も前職の環境が悪いことを知っているので、
私が負担にならなければ、回答するようにしています。
「なんで連絡してくるんだよ!」と感情を発火させるよりも、
私が目指している「心穏やかに生きる」には、
何も考えないで対応するほうがいいということに気づいたのです。
自分が犠牲になっているわけでもなく、
相手に感謝されるのであれば、しかたないですものね!
まとめ:仕事を辞める決断は感情に流されてするべきではない
仕事を辞める検討をすべき場合と辞めないで冷静に考えてみた方がいい場合があります。
- 冷静に考え直すべき場合:自分の努力で解決できるとき
- 辞める検討をすべき場合:外的要因により、自分ではどうにもならないとき
元同僚は、上司の行動を見て反応し、イライラしたりストレスを感じていましたが、
それは自分が勝手に感情的になっているだけなので、
自助努力で解決できるから、辞めるべきではないこと。
以前の私は、上司のパワハラと、
同僚の攻撃でメンタルが壊れそうになっていたので、辞める決断をしました。
心身が疲弊して、自分ではどうにもならないときは、仕事にしがみつくのではなく、
今後の人生で何が重要なのかを考えてみるべきなのです。
そうすると、今の仕事を辞める選択肢もでてくるはずです。
心身が壊れてしまったら、これから先、働くことが困難になってしまいます。
今の仕事を辞めたとしても、転職をすればお金を稼ぐことはできます。
人生は苦労することもありますが、楽しいこともあります。
最近の楽しい記憶がない方は自分の人生を見つめ直してみましょう。
楽しいことに気づいていないだけかも知れないし、
ブラックな働き方をしているのかもしれません。
人生は一度きりです。
自分の人生を自分の足で歩んでいきましょう。
関連記事です。