義務教育を終え、ほとんどの人たちは、高校へ進学している。
高校を卒業したあとは、進学組と就職組が別れてしまうが、今の時代は、大学進学が多いのではないかと思う。
大学を卒業して、できるだけいい会社へ入ることを目論んでいるから。
いい大学を出て、いい会社で働くことが、一昔前の幸せの王道だった。
もらえる退職金や年金にも期待できたからだ。
それらが、幸せな人生を送るために必要だと、なんとなく世間の常識のようになっていると感じているからです。
いざ社会に出て、仕事をしていると、惰性で生きている人も多い。
人は、この先も自分は変わらないと諦めている。
刻々と社会が変化する中、このまま今までと変わらずにいけると思っていて、危機感がないのです。
これから変化していく社会に適応していかなければならないのに。
その他、生活習慣病などの病気にならないようにした方がいいのに、今の不摂生な生活を変えようとしない大人が多い。
自分はいつまでも若いままで、歳をとらないかのように、食事や運動に見向きもしないのです。
今後のために何かした方がイイことを考えたりすると、様々なことを思いついつく。
そのことについて実践するためにはと深く考えると、当然、色々な選択や、リスクがでてきて、迷ったり悩んだりします。
本記事では
- 現在の状況に危機感を持っている方
- 人生を変えようとする決断ができない方
- 自分を変えようと考えている方
に向けて、変化するきっかけをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 何かを学んだ方がいいことがわかる
- 現状のままでは危険だということがわかる
- 自分の決断に自身を持つことができる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 何においても、自分で決めることが重要
- 社会は、決断できる人を求めている
- すべて自分の責任としてとらえる
ことになります。
詳細は後述していきます。
自分で決断することの重要性
私は、半世紀近く人生を歩んでいますが、これまで隣の芝生は青いと感じてきました。
しかし、それはまったく間違っており、他人は裕福だったり、幸せだと感じていたのは、幻想でした。
他人にも、自分と同じような苦労があったり、それ以上の大変なことを抱えていたりするのです。
なので、自分以外の人はすごいと自分が劣等感を抱く必要は全くなく、自分は自分の考えで、人生を歩めばよいのだと、ここ最近になって思えるようになりました。
遅いかもしれませんが、そうなのだから、仕方ありません…
要は、何をするにも、自分で考え、自分で決断して、人生を歩まなければならないということです。
- 自分で決めたことは、後悔がない
- 自分のことは自分で決める
物事によっては、決断するにあたり、失敗に対する恐怖を感じることがあります。
私は、そのことに悩んだりします。
だけど、自分で決断したほうがいい…
自分で決めたことは、後悔がない
「自分で決めたことは、後悔がない」とよく耳にします。
確かにそうかもしれないと思えます。
過去を振り返ったとき、自分で決めたことに、失敗したことはあるけど、後悔したことはないかも。
まぁ、小さなことだったと思いますが…
人生の中での決断で迷ったら、「自分で決めたことは、後悔がない」と思い起こし、チャレンジしてみるのもいいでしょう。
後悔がないというのは、うまくいくまで努力をするからです。
そうすと、失敗なんてありません。
仮に失敗に終わっても、反省することはあっても、それはそれで、学びになるので、プラスに受け取ります。
まぁ、人生に正解というものはないのですから。
決断する前提には、「自分で考える」ということは不可欠になります。
あたりまえのことですが。
私の勤め先には、自分で考えない人が数人いて、そういう人は、どうしても生産性が低くなってしまいます。
仕事も人に頼ってばかりいるので、問題解決できないし、もちろんスキルも向上しません。
過去から同じ能力のままです。
残念なことに、失敗を人のせいにしたり、言い訳や不満をよく言います。
どこの会社にも、少なからずいると思いますがね。
自分のことは自分で決める
生活していると、様々なことの決断に迫られることがあります。
そのときは、他人に流された決断をしてはいけません。
決断に他人を絡めてしまうと、失敗したときにその責任を他人になすりつける人間になってしまいます。
そうなることは、不幸だといえます。
そして、何かにつけ、不満を言うようになり、腹黒い人間になるのです。
関連記事:今の職場の環境悪すぎで、ヤバイよヤバイよ!(2年経っても馴染めない)
決断の際に必要なことは、最悪な状況を想定しておくことです。
致命的なことだけは、回避するように考えましょう。
そして、積極的なチャレンジをしていくのです。
何をするにおいても、自分で決めて行動することが気楽でいいです。
結果も含めて、全て自分で引き受ける方がラクですから。
他責よりも自責で行きましょう!
現代の社会から求められるもの
自分が上司だったら、どのように動いてくれる部下がいいでしょうか?
今の社会に多いのは、指示でしか動かない人です。
この人達は、これから先、あまり必要とされなくなるでしょう。
ある店の受付では、すでに「ペッパーくん」が働いています。
このペッパー君は、上司の指示(コンピュータープログラム)で、何一つ不平不満を言わず、休憩なしでやってくれます。
今の時代、「AI」の技術が進歩していて、機械が考えるようになっています。
人間が考えないで、どうすんのよ!
上司からしてみれば、指示が少なくても、考えてやってくれる部下を欲しがります。
普段から考えるクセをつけておくことが重要になります。
関連記事;頭を使う(考える)ことのメリット[ストレス解消]悩んでいないで考えよう!
レールに乗っているのはラク
大学や高校を卒業して、自分なりに努力して、就職したと思います。
そこが学びの終着点で、社会に出てからは、週末の休日を楽しみに仕事に励んでいる人は多いと思います。
他人の人生を歩んでいる
その社会のレールに乗って生きていることは、会社でのパワハラなどの問題が無い限り、仕事は大変だけど、ラクな生き方です。
その生き方は、他人引いたレールに乗って生きていることになります。
それだと、往々にして、自分を殺すことが多くなったり(今の私)、本来の自分ではないのです。
他人の人生を歩んでいるのだと思います。
レールの上にいると、大きな決断を迫られることがほとんどないため、居心地は悪くありません。
いわゆるコンフォートゾーンです。
それは、自分で決断することを逃れているということです。
自分で決断しているつもり
自分で決断していると思われることがいくつかあります。
家や車を買ったりすることです。
家を買うことって、本当に自分で決断したことでしょうか?
よく考えてみると、人が引いたレールの上で、家を買うという選択をしただけなのかもしれません。
いい学校を卒業する
いい会社に就職する
家庭を持つ
マイホームとマイカーを持つ
借金を返しながら暮らす
定年後は、年金、退職金と貯蓄の利息でのんびり暮ら
このような無意識に常識と思っていること(用意されたこと)を選択しただけに過ぎないのではないでしょうか?
このような常識と思われることから考え直してみる必要があると思います。
家庭を持ったのだからと言って、家を買う必要があるのでしょうか?
家を買ったあとの事を考えたのでしょうか?
家を買うということは、借金をします。
借金を返済するには、仕事をして、収入を得る必要があります。
その仕事はずっと続けられるのか?
収入はずっと続くのか?
昔の高度経済成長期のいい時代に引かれたレールでの常識らしきことから選択したのではないでしょうか?
その決断とされることの、本当の自分の決断とは、何なのか?
自由を放棄している
日本は民主主義国家です。
戦時中とは違い、日本人は商売など、法律さえ遵守すれば、自由にできることが多くあります。
そんな中、レールに乗っているということは、ある意味、自由を放棄していることになるのです。
中国の人からみると、「日本には自由があるはずなのに、その自由を放棄している」と言います。
自由になるには、しっかりと色々なことを学び、経験したり、知識をみにつける必要があります。
そして、不安や恐怖と戦い、自分で決断し、行動するのです。
現在の私の場合、レールの上に乗って、嫌な仕事を続けて消耗することを選んでいるのも自分の判断ですが…
レールから貰う給料のパワーにビビる
脱線したがっている私は、決して多くはないが、毎月決まって、給料が振り込まれている。
嫌な思いをしているが、きちんと毎月収入を得られていることに感謝もするが、すごいことだと関心もする。
会社勤めをしているだけでいただけるのだからすごいと思う。
時間と自己の切り売りをした結果でもあるが…
その給料分を自分自身で稼ごうと考えると、しんどくなります。
不安にさえなるのです。
しかし、この考え方は、イチかゼロであって、目線を変えれば、どうにでもなるのです。
金額は同じとは行かないまでも、時間と自己を取り戻す方法を考えれば選択肢はいくらでも出てきます。
例えば、給料が減っても、転職という方法だってあります。
何を失っているか、これから失いそうなものとは?
今の仕事を続ける上でのデメリットは何かあるか?
やはり、元気あっての人生ですから、体を壊すような仕事は、勇気を持って決断し、とっとと変えるべきなのです。
まとめ:自分で決めたことで後悔はない!
自分で考えることをして、自分で決断するということは、とても重要になります。
時代の変化に私たちは対応していかなければならない中、危機感がない人が多い。
景気の良かった時代の、常識のようなものに囚われて、レールの上(コンフォートゾーン)で、考えることをしないで、生きているのです。
レールの上にいると、決断に迫られることが、あまりありません。
自分で考え、決断をするということに、恐怖や不安を感じたりします。
しかし、自分が決断したことに後悔しないといいます。
それは
- うまくいくまで努力する
- 失敗したとしても、学びとなりプラスに捉える
からです。
決断に他人を絡めると、失敗したときには、後悔の念を抱くことがあります。
例えば、進路指導の先生が勧めた先に、よく考えないで進んで後悔することだってあるのです。
先生が勧めた先は、きっかけとして、自分で調べ、考えることが重要になります。
他責よりも自責という考えをもちましょう。
結果は全て自分で引き受ける方がラクですから。
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