「自分は、めんどくさがりだなぁ!」と思ったことはあるはず。
たしかに、その行動が面倒なこともありますが、人は変化を嫌がる性質があることが原因だったのかもしれません。
人生において、変化を迫られることが少なからずあると思います。
変化する前に、恐怖や不安に苦しんだことってあるのではないでしょうか?
本記事では
- 変化したいと考えている方
- 変化したくない方
- 変化するのが怖い方
に向けて、変化することについてのお話をします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 変化したいと思う
- 変化しないとヤバいと思う
- 変化することの不安や恐怖を受け入れる
ようになります。
しばらくの時間お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- このままでは、年老いても働き続けなければならない
- これからの時代は変化しなければならない
- 自分の人生を歩むために考えることが大切
ということです。
詳細は、後述していきます。
このままでいいのか?
私は、サラリーマン生活30年以上。
順調に、昭和時代に引かれた人生のレールの上を歩んできた。
家庭を築くこともできた。
子供の進学で、うまくいかないこともあるが…
この歳になって、定年があと10年のことろまできたのだが、
「このままでいいのか?」と疑問を抱くようになってしまった。
- 恐怖を感じながらの仕事
- 少子高齢化
- 搾取されまくり
もっと給料の安いときに考えたら良かったのに!
恐怖を感じながらの仕事
私のサラリーマン生活は、意外と順調でした。
多少、嫌なことがあっても、頑張ってやっていれば、ある程度の給料を得ることができるので、自分の中では、最適解と思っていました。
再雇用制度があるので、収入は少なくなりますが、65歳まで働き続けることができます。
しかし、数年前にパワハラを受けてから、私のサラリーマン人生が狂い始めました。
それからというもの、職場環境にも恵まれず、色々と悩むことになり、職場にいる時間が苦痛になりました。
パワハラ上司の一人は、組織の幹部です。
違う職場なので、普段は接点がないですが、いつ何時、再び私を攻撃してくるかわかりません。
私を攻撃しようと思えば、いつでもどんな理由でも可能です。
こんな状況で仕事を続けるのは、苦痛でしかないのです。
少子高齢化
現在の日本では、少子高齢化が深刻な問題となっています。
高度経済成長を支えた多くの団塊の世代が75歳になる2025年から社会保障費の急増が懸念されています。
4人で1人の後期高齢者を支えなければならないのです。
支える人が減ると、いまの制度のままでは成り行かなくなります。
現在65歳から貰えている年金の支給開始年齢が高くなったり、年金額が少なくなることが容易に想像できてしまいます。
その他、「一億総活躍社会」という素敵なキャッチコピーで、イメージを良くしていますが、これは「貰える年金が少ないから、年老いても働いて自分で稼いでね!」というものでしょう。
これも単純に考えても、そうなることは容易に考えることができます。
当初は60歳まで頑張って働き、それからは、退職金と年金でのんびり暮らすといった人生設計でした。
途中でルール変更があり、65歳まで働くことに。
さらなるルール変更があることは必至で、70歳、80歳になっても働かなければならない状況に変わってきているのです。
要するに、死ぬまで働くということになります。
搾取されまくり
私のようなサラリーマンは、お上に収める税金や保険料などは、給料から天引きされて、手取り分が口座に振り込まれています。
その支払額は、徐々に多くなっていることにお気づきでしょうか?
ほんの少しずつ、上げているのです、
今後も上がっていきます。
昨今の景気は良くないので、収入が減った人もいることでしょう。
そんな状況にも関わらず、天引き割合は増え続けているのです。
消費税も社会保障の安定財源として、10%に上げられました。
消費税の他にも私達の支払い分も多くなっていくのです。
このように、取りやすいサラリーマンから搾取し続けるのです。
今までは何も知らないので、仕方ないと考えるしかありませんでした。
しかし、現実を知ってしまうと、アホらしくなってしまいます。
変化しなければ…
生活のために、仕方なく好きでもない仕事をやっています。
それも、老後というゴールが見えていたからです。
ゴールが見えなくなった今、何か考えなければならない状況なのだと思います。
時代は変化している。
仏教に「諸行無常」という言葉があり、世の中は常に変化しているということ。
葬儀に参列すると、説法で聞くことのある言葉です。
諸行無常(しょぎょうむじょう、巴: sabbe saṅkhārā aniccā、सब्बे संखारा अनिच्चा)は、仏教用語で、この世の現実存在(森羅万象)はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう。「諸行」とは因縁によって起こるこの世の現象(サンカーラ)を指し、「無常」とは一切は常に変化し、不変のものはない(アニッチャ)という意味。
今の私の状況でいえば、仕事を変えることになります。
それは大いにありだと思うのです。
しかし、変化するということは、簡単にできることではないのだと思うわけです。
失敗が怖くて、リスクを取ることができない
昭和時代に引かれたレールの上を、大勢で歩んできたのだけど、時代は変わり、このままでは、行き詰まることは容易に想像できるのです。
しかし、それをわかっていにも関わらす、見えないふりをして、変化しなければと考えない人もいます。
今までと同じでも大丈夫と考えようとしているのでしょう。
要するに、変わりたくないのです。
変わりたいと考えていても、見えない壁が存在します。
変化を求めるのならば、ある程度のリスクは必要になります。
今の仕事を辞めて、違うことをするにしても、失敗することを考えてしまい、人生がだめになる恐怖や不安にかられるのです。
変化するということは、そういったリスクを負わなければならないということなのです。
結果が見えないので不安になる
変化しようと考えても、なかなか行動に移すことができない人がいると思います。
それは、もともと備わっている人間の本能なので、仕方ありません。
脳は、変化を嫌うのです。
3日坊主という言葉がありますが、まさしくコレです!
「ホメオスタシス」といって、変化しないようにする人が生まれ持った本能です。
恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシス(希: ὅμοιοστάσις、英: homeostasis)とは、生物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。
ダイエットなどは、少しずつ脳を騙して、変化していき、習慣化できれば、成功に近づくのです。
ホメオスタシスがあるので、なかなか変わることができないでいた人も多いでしょう。
私達が変化することがあるのは、外力による変化です。
私は転勤を数回繰り返してきました。
転勤は、色々と変化を強いられます。
特に家を変えなければならないというのは、相当のストレスです。
住む家、場所によって、生活スタイルが大きく変化します。
実際に住んでみるまで何もわからないので、不安はかなり大きなものになります。
荷造りも面倒ですし…
自分の人生を生きること
「変化しなきゃ!」と頭の中では、考えられるのですが、実際に行動となると、一歩がでません。
それを繰り返しているうちに、行動しない自分に嫌気が差します。
「どうして、わかっているのに、自分は行動しないんだ?!」と…
ウジウジしている自分が嫌なら、行動するしかないのです。
ホメオスタシスに打ち勝って、行動あるのみ!
失敗するリスクはあっても、なんとかなると考えることで、行動しやすくなります。
行動することで、ようやく自分の人生を生きることになります。
思ったことは、行動してみるのがいいです。
致命傷になるリスクだけを避けていれば、なんとかなることがほとんどです。
一歩進まなければ、何も変わらないし、山の向こうの景色は見えてきません。
向こう側が見えないと、不安や恐怖を抱いたままです。
とにかく、色々と試してみることが大切です。
死を思う時間を持つ
「死を思う時間を持つ」というと、少し不気味に聞こえるかもしれません。
しかし、そうではありません。
人生を考えるということです。
人には、必ず終わりの時が訪れます。
人生は永遠ではないと考える時間を持つのです。
そして、自分自身を見つめてみます。
何が大切なのかが見えてきます。
それは、変化を伴うことなのだと思います。
まとめ:【変化するのが怖い】変化した方がハッピーかもよ
少子高齢化時代を生き抜くたまに、このままでいいのか自問してみることは大切です。
その結果、変化をしなければならないと考える人がいると思います。
変化することは、不安や恐怖を抱くことが多いです。
失敗するリスクを犯さなければ変化することは難しいでしょう。
昭和時代に引かれたレールの上を集団で歩む時代は終わりました。
自分の人生を歩まなければならないのです。
一生働き続けるのは、大変なことです。
なので、考えて、変化することが重要なのです。
人生には必ず終わりがやってきます。
そのことを考えるだけで、自分に必要なことが見えてくると思います。
そのことを行動に移して、素敵な人生にしましょう!
ゆっくりでも良いので、変化していきましょう!