しっかりお金を貯めて、価値あることにしっかり使う!
私の妻の親戚に、こじんまりと自営業を営むおじさんがいます。
最近、そのおじさんが病気で倒れたという知らせが届きました。
住む場所が遠くなので、駆けつけることはでません。
そのおじさんは、お金を使うことが嫌いな人だったらしく、
親戚などに渡すお祝いなどのお金をおじさんに内緒で奥さんがこっそりやっていたのです。
お祝い返しを送ると、おじさんにばれてしまうので、それは”なし”でした。
お金を執着とも言えるくらい大切にしていたおじさんには、多くの資産があるようです。
家のベッドを介護用に入れ替える時、
おじさんは、自分でベッドに隠している現金を整理するくらい、
お金を溜め込む方だったのです。
自分のお金が増えることに喜びを感じ、増やすことだけにこだわった結果、
その殆どを家族と相続税に流れることは確実です。
私もこのおじさんのように、使うことが苦手なので、
とても他人事とは思えません(資産はありませんが…)
今回は、お金を貯める目的についてのお話です。
お金を貯めることにしか喜びを見いだせない方向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
お金を貯める目的をはっきりさせて楽しい人生を送る
お金は支出よりも収入が上回れば貯まります。
それを長年続けれていけば、多くの資産を築くことができます。
しかし、今の状況ではなかなかお金が貯まらない人も多いと思います。
世間の常識や、身の回りにあるSNSにやテレビのメディアが大量消費を促すように仕向け、
消費と浪費をさせているからです。
お金に対する自分ルールをはっきりさせることで、お金を貯めやすくすることができます。
お金は便利な道具ですが、お金そのものには価値はありません。
お金と交換するモノやサービスに価値があるのです。
それらの価値あるのもは、私達に幸福を与えてくれます。
生きていくための食べ物を買ったり、旅行に行って、すばらしい経験をしたり。
私は、妻の親戚のお金に執着したおじさんのように、お金を使うことができない人です。
お金を失って、貧しい思いをすることが怖いのです。
そのお金に対する恐怖が染み付いています。
なので、おじさんの気持ちが理解できるのです。
お金が増えることにとても喜びを感じ、
お金が出ていくことに、非常に大きな傷みを感じるのです。
おじさんは、ただ不器用にそれを繰り返して生きてきたのです。
お金を貯めることに気を配り、使うことに意識を向けなかった結果です。
浪費を避けて、自分と家族が幸せになるお金の使い方を考える必要があるのです。
お金を貯める目的は、人生を楽しむため
お金は適正に使ったほうが良いことは理解できます。
頭の中ではわかっているのに、行動に移すことができません。
そんな私には、お金のマインドブロックがかかっていない妻がいます。
この妻に任せることで、素晴らしい経験をすることができるのです。
人生を楽しむためお金を使う
- 旅行
- 外食
- 衣服
旅行
旅行は、とても満足度が高い行為です。
観光地を時間に追われることなくゆっくり過ごすことは、とても心地の良いものです。
妻が行きたい場所を決め、私が手配をするという、得意分野の分業制です。
いい旅ができます。
▼参考記事
外食
私が資産形成において敵視していることが外食です。
外食をすると、資産が一気に目減りします。
なので、できるだけ外食を避けています。
しかし、所要で出かけた際、外食することがあります。
外食を適しする私も仕方なく外食に参加するのですが、
お金に取り憑かれていたので、頭の中が支払金額のことでいっぱいになるので、
外食を楽しむことができませんでした。
私は自分のお金の向き合い方について、非合理性を感じ、
外食するときは、きっぱりと支出することを覚悟し、
お金のことよりも、美味しい食べ物を食べる喜びに注意を向けることにしました。
どのように考えても、支払うことからは逃げられないので、
楽しむときは楽しもうと決めたのです。
そうすることで、幸福感が高まり、人生の喜びを得ることができました。
衣服
私は衣服に興味がありません。
逆に妻はとても興味があります。
それでも欲しい物だけを買うというスタンスなので、家計を圧迫することはありません。
何もしなければ新たな衣装が増えない私に対し、
妻は何も言わずに私用の服を買うようになりました。
買ってもらった服を着た私は、心地よさを感じるのでした。
これらの他、自己投資にもお金をつぎ込むべきだと考えています。
最近では、有料のセミナーに参加してみたいと考えるようになりました。
これだ!というものはありませんが、
何かためになるものがあれば申し込んでみたいと考えています。
著書やインターネットである程度学ぶことはできますが、
それ以上のモノを求めると、お金を支払って学ぶことも必要なのだと思うようになったのです。
これらのように、人生を楽しんだり豊かにするためにお金を使うことは、
とても大切なことです。
価値を感じることにお金を投資するのです。
そのためには、浪費などしていては、お金は貯まりませんので、普段の生活から考えてみることです。
まとめ:お金を貯める目的をはっきりさせて楽しい人生を送る
今回は、私の妻のおじさんがお金を貯めるだけ貯めて、
使う機会がないかもしれないというお話でした。
私もお金を使えないタイプなので、他人事に思えませんで、ドキッとしたのです。
お金は支出よりも収入が多ければ貯まります。
それが困難になっているのは、浪費や大量消費を企業から促されているためです。
しっかりお金と向き合って、資産形成をしていきましょう。
お金は便利な道具ですが、貯めるだけではなく、価値あることにお金は使うべきなのです。
お金を使うことが苦手な私は、妻に従うことで、
お金を使って幸せを感じることができています。
旅行、外食、衣服です。
特に外食は、お金のことを考えていると、楽しむことができなくなります。
きっぱりと支払う覚悟を決め、美味しい料理に舌鼓を打ちましょう。
その他、自己投資にもお金を使ってもいいと考えています。
著書の他、有料セミナー(ちゃんとしたもの)に参加して、より豊かな人生にしたいです。
お金を貯めて、人生を豊かにする価値あることにお金を使いましょう。
関連記事です。