Fifblo
アラフィフが楽しく生きることを考える
幸せ

【メンタルが不調】不安定な精神状態を改善させた7つのこと

最近の日本の経済成長はずっと停滞していますが、私たちサラリーマンは、毎日忙しく働いています。

勤勉な日本人は、真面目な人が多く、その真面目さが自分自身を追い込んでしまっています。

出典:厚生労働省(令和2年版自殺対策白書)

 

原因は異なりますが、毎年2万人以上の人が自殺に追い込まれています。

中には、仕事関係の悩みから自ら生命を断つ人もいます。

生きていくために仕事をしているのに、その仕事に殺されてしまっては、本末転倒!

また、生命はあっても、メンタルが不調になる人も多いでしょう。

長年仕事をしていると、気づかないうちにメンタルが蝕まれていたり…

私も過去に、上司のパワハラが原因で、メンタルが落ち、非常に辛い思いをした経験があります。

なんとかしたくて、数年かけて努力しました。

メンタルを改善したくて、とにかく良いと言われることを実践してみました。

今では、それらが習慣になり、私の生活に欠かせないものになっています。

そのおかげもあって、現在の私の精神状態は快調でございます。

楽しいと感じることができるようになり、幸せだとも感じることができるまでに戻ってまいりました。

今回は、これまでの私の経験をお伝えします。

よろしければ、何かの参考にしていただき、少しでもいい方向につながれば幸いです。

 

関連記事:上司のパワハラで心身が限界になる前にー自分ができることをして幸せに暮らすために

 

メンタルに効くと言われることはなんでもチャレンジ

仕事の人間関係に疲弊しまくっていた私は、妻や子どもたちに囲まれていて、幸せなはずの生活に幸せを感じることができなくなっていました。

当時、私の頭の中は、私を恫喝する上司の姿であったり、「自分ってダメな人間だ」という思いが繰り返し駆け巡る状態です。

反芻思考(はんすうしこう)といって、うつの原因になる状態に陥っていたのです。

「反芻思考」とは何度もネガティブな出来事を思い出し、悩み続けて抑うつ気分を増長させる考え方のことをいいます。もともと反芻とは、牛などが食べ物を消化するために一度胃に入ったものを口に戻し、繰り返し咀嚼(そしゃく)すること。ネガティブなことを何度も思い出して落ち込む行動が動物の反芻に似た反復行動であることから、反芻思考と呼ばれるようになりました。反芻思考は医学的には「抑うつ的反芻」と呼ばれており、うつ病や不安障害、強迫性障害などとも関係があるといわれています。

出典:メンタルヘルス.jp

 

その状態でいることが、とてつもなく不快であったため、どうにかしたいとずっと考えてはいました。

ある日、重い腰を上げて、インターネットで改善方法を探してみることにしました。

ネットだけではなく、著書にも手を伸ばし、打開策を探し続けたのです。

そして、現在に至るのですが、私が実践するようになったことは、以下の通り。

メンタル不調脱出術
  1. 運動
  2. 瞑想
  3. 食事
  4. 読書
  5. 自然
  6. 睡眠
  7. 仕事を辞める

 

運動

以前からストレス解消には運動が良いと言われています。

確かに運動をすると、スッキリ爽快な気分になるのは間違いありません。

運動に集中していると、ネガティブなことを考えないので、効果があるのは間違いないでしょう。

さらに探索を進めていくと、運動はとても素晴らしいことが明らかになりました。


この著書によると、運動をすることで、脳内から様々な物質が分泌されるとあります。

これらの物質が、メンタルにもいい方向に働くというのです。

その他、大人になると脳は成長しないと言われてきたのですが、運動で脳神経が成長する。

私たちが享受することのできる運動のメリットは、かなり大きなものということがわかりました。

こりゃ、運動するしかないっしょ! 

となるわけです。

 

関連記事:【こころとからだの健康】運動することはメリットしかなく、運動しないは損である!

 

瞑想

運動の次に取り組み始めたのは、瞑想です。

瞑想もメンタルにいいっていうので…

でも、なんかスピリチュアルな感じがして、馴染みにくいものです。

とはいえ、背に腹は代えられないので、恐る恐るチャレンジしました。

私の場合は、あぐらの姿勢で、目をつむり、自分の呼吸に集中するやり方。

なんとなく落ち着くものの、効果なんてものは感じません。

それでも良いって聞くので、継続しました。

なんとなく効果らしきものを感じたのは、2ヶ月か3ヶ月後でした。

なんとなくイライラしなくなったような気がしたのです。

そのまま継続していき、現在では、瞑想の効果はこれですと言えるものはありませんが、ネガティブな感情と向き合えるようになったのは確かです。

瞑想することで、現在の自分と向き合え、自分が何に苦痛を感じているのかがはっきりわかります。

その苦痛を受け入れることで、心がかなり楽になるのです。

瞑想は毎日欠かさず続けています。

呼吸に集中していても、いろいろなことを思考してしまいます。

無理に思考を止めるのではなく、「今の自分は〇〇を思考してしまったなぁ…」と一歩引いて自分を見つめます。

そして、呼吸に注目しなおすのです。

リラックスして、自然に身を任せます。

外から小鳥のさえずりが聞こえ、心地いいなぁとか。

瞑想は地味ですが、メンタルにはかなりいいと思います。

自分を見つめることで、心の状態を確認できるようになるのです。

オススメ著書も紹介しておきますので、よろしかったら読んでみて下さい。


 

関連記事:マインドフルネス瞑想でストレスと不安を解消したい【瞑想の効果】

 

食事

食生活は、私たちが生きていくために必要な営みです。

最近では、安くて美味しいものがコンビニなどで簡単に手に入れることができるようになりました。

それは、とても便利でいいのですが、健康面から考えると、ちょっとね…

メンタルにも影響するものがあるので、それを簡単に説明します。

食べないほうがいいもの
  • お菓子
  • ジャンクフード

これらは、とても美味しく感じます。

お菓子には、砂糖が大量に使われているものが多く、それにより血糖値が急上昇します。

その後、インスリンが膵臓から分泌され、血糖値は低下します。

この乱高下がメンタルによろしくないのです。

イライラしますよ!

ジャンクフードも脳への刺激が強いので、できるだけ避けたほうがいいですね。

私は、甘いものはご褒美にたまに食べるくらいです。

ジャンクフードはその他の面でもデメリットなので、全く食べません。

食べたからすぐに悪くなるというものではありませんが、できるだけ食べないに越したことはありません。

食生活に気を配ることも、大切だと思っています。

 

関連記事:【アラフィフの食生活改善】常識はまちがいだらけ|簡単にできる健康的な食事とは

 

読書

読書はストレス解消にはとてもいいです。

著書に集中することで、読書中はネガティブな思考がなくなります。

読書をすることで、いろいろな知識が入ってきます。

その中で、ストレス解消の方法を見つけたりもしました。

読書する習慣がないんだよねという人も大丈夫です。

私も読書をしてこなかった人間ですから。

その私が今では、毎日の習慣になっているし、読んでいてとても楽しいです。

その変貌ぶりには、自分でも驚いております。

読書をしてから、もっと人生を豊かにできるのではないかと思うようになりました。

知識は、自分を変えてくれます。

1冊1,500円程度の本で得られる知識は、とても大きいです。

読書はコスパ最強です!

 

関連記事:【読書のメリット】読書嫌いだった私が中年になってから読書を始めた理由

 

自然

ストレス解消で、かなり効果があることは、自然に触れることです。

森の中で散歩するのは、気持ちがいいし、気分が良くなります。

これには理由があって、木から発する「フィトンチッド」という化合物が私たちの心にいい影響があるのです。

その他、部屋の中に観葉植物を置くことも効果があります。

近所の公園の緑の中で過ごすことも効果的なのです。

とにかく、できるだけ緑に接するのです。

私は、毎朝のランニングの際、途中にある神社に立ち寄り、境内の緑を堪能しています。

ストレス多く溜め込んでいる時、藁にすがる思いで神社の境内をゆっくり歩いたことが今になって懐かしく感じます(神頼みではなく、緑の中を歩くことが目的)。

普段から緑に触れて、ストレスを解消することは、とても大切なことですよ!


 

関連記事:自然の中でリラックスー癒やしを求めてのキャンプ【日常の雑音から開放されたい】

 

睡眠

睡眠は大事と言われていますが、軽視しがちです。

というのも、「寝ずに頑張る」ということが、美徳とされているからです。

睡眠時間を削ることで、行動する時間が増えるので、ついつい睡眠不足になってしまいます。

さらに、寝てない自慢をする人もいます。

実は、睡眠不足は、とてつもなく生産性を下げるのです。

当然、メンタルにもよろしくありません。

実際、なんかイライラするなぁと思ったら、睡眠不足だったり…

睡眠不足の日は、イライラすることを覚悟するくらいでなければならないのです。

最低でも6時間、できれば7〜8時間睡眠を取りましょう。

しっかり睡眠を取ることで、メンタルが軽くなるはず。

 

関連記事:幸せ感じるためにはストレスをためないことと睡眠が大切【幸せになりたい】

 

仕事を辞める

仕事が原因でメンタルに悪影響があるのであれば、考えものです。

状況を改善できるのであれば、やったほうがいいし、ダメな場合には、退職を考えることをオススメします。

嫌いな仕事で死なない!」を肝に銘じています。

  • 転職
  • ゆるく生きる

など、いろいろな生き方があります。

私は、ゆるく生きてみたいと考えています。

数カ月後に退職予定なのですが、辞めると伝えてから、気持ちに余裕が生まれ、幸せを感じられるようになったからです。

お金がないと生活が破綻するので、そうならない程度にゆるく頑張るつもりです。

ゆるくと言っても遊んで暮らすわけではなく、もっと知識を増やしたり、フルタイムの仕事をしていたらできないことをやってみたいのです。

経験することは、自分の財産になります。

一度しかない人生を自分で考えたように生きてみたいのです。

 


 

関連記事:【仕事が辛い】今の仕事を辞める決断して良かったと思う7つのこと

 

メンタルが少しずつ改善

先程紹介したことを続けた結果、メンタルが少しずつ改善しているように思います。

一度、壊れたメンタルが元に戻ることはないのですが、いい意味で違う自分になっています。

題して「自分2.0」です。

それでは、私の自分2.0を紹介していきましょう。

 

ということです。

それでは解説していきます。

 

不安が軽減している

メンタルがおかしくなると、不安をいだきやすくなります。

というか、不安だらけになっています。

変化しようと努力していると、ネガティブになる原因がはっきりしてきます。

まず一番大きな原因は、未来に目を向けすぎていることです。

余計な心配をしても、どうにもなりません。

今を生きることに集中することなのです。

そして、ネガティブな想いを向き合うのです。

ネガティブな想いと行動を切り離し、心の中にネガティブな感情の居場所を作ってあげることで、かなり楽になります。

不快感はありますが、勝手にネガティブがなくなったら、不快感もなくなります。

その他、お金に関する不安がつきまといます。

これも考えすぎなのです。

きっちり、ポイントを抑えておけば、なんとかなるのに…

自分の収支をしっかり把握し、できるだけ支出を切り詰めることで、収入が少なくても、生きていけます。



 

関連記事:「お金はそんなにいらない」と考えることで不安が軽減する【お金に縛られない】

 

知識が増える

知識や経験が増えると生きやすくなります。

知識がないから、知識ある人からコントロールされたり、攻撃を受けます。

例えば、私たちは大量消費社会に生きていて、大量消費させられています。

本当は、物が足りているのに、買ってしまうように、テレビなどのメディアにコントロールされているのですよ!

さすがプロと言った感じでしょうか。

心理学をうまく用い、購買意欲を高めてくれちゃいます。

こいった知識もですし、感謝すると幸せになったりすることも、知識からです。

こういった、生活の中の何気ないことが幸せだと感じられるようになったのも、読書などから得た知識があってのことです。

 



 

関連記事:サラリーマンで有り続けることは搾取され続けるということ【経済的奴隷】

 

思考が変わった

私が生活習慣を変えてきた結果、思考が大きく変わりました。

知識がついたこともあるともあると想いますが、思考が変化しました。

  • 論理的
  • 優しくなった
  • 人の目を気にしなくなった
  • 自分に無理をさせなくなった

ということです。

睡眠不足のときやメンタルが落ちていると、判断力が低下します。

規則正しい生活をし、メンタルの状態が改善してくると、しっかりとした思考ができます。

感情的ではなく、論理的に考えることができるようになるのです。

 

仕事の人間関係で、自分が攻撃を受けると、ストレスになり、それが家族への攻撃に繋がっていました。

とても情けないことですが…

家族に厳しくしていた私ですが、今では、優しく接するようになりました。

ほんと、ストレスは怖い…

関連記事:夫婦が仲良くする方法は、少しの気遣いだけー家族にも他人と同じく優しく接しよう!

 

人は、他人からの評価を気にしがちです。

私もそうでした。

論理的に考えて、そのことで、行動できなくなっていることって以外に多いのです。

他人の目を気にしていてはならぬ!

もっと合理的に生きたいものですね!

 

自分を鼓舞して頑張ることはとても大切なことです。

しかし、間違えたやり方で、自分を追い込んでしまっていることってありませんか?

「〇〇しなければならない」などと自分に義務を課すやり方は、自分の心をすり減らしてしまうのです。

そうしなくても、ちきんとやるでしょうし、わざわざ自分を苦しめてどうするの?って感じ。

甘やかすのではなく、もっと自分を労ってあげましょうよ!

 

関連記事:もっと楽に生きていく考え方を身につける【自分に厳しすぎると辛い】

 

私は、実践していることを楽に継続させるために、あまり頭を使わなくてもできるようにしています。

毎日の生活リズムを平日も休日も同じにしています。

そうすることで、その日ごとに脳のリソースを使わなくてもすみます。

朝起きて、瞑想し、用意してあるいつもと同じ服装で走り、筋トレをし、ツイッター投稿をし、シャワーを浴び、コーヒーを淹れ、読書してから平日は仕事、休日はブログです。

過度な期待はしませんが、少しずつですが、筋トレの成果が見えると、嬉しくなります。

前に進んでいる感覚ってとても重要。

幸せを感じる人生にするには、「嫌いなことを減らしていくこと!」だと考えています。

人生って、辛いことばかりだと考えてきたし、実際に辛いことだらけ。

だけど、生き方を変えることで、こんなに楽しいんだと思えるのです。

だから、他人の人生ではなく、自分の人生をしっかり歩んでいくのです。

 

まとめ

今回は、不安定な精神状態を改善させた7つのことについてお話してきました。

メンタルに効くと言われることはなんでもチャレンジしてきた中、特に効果的だったことは次の通りです。

  1. 運動
  2. 瞑想
  3. 食事
  4. 読書
  5. 自然
  6. 睡眠
  7. 仕事を辞める

仕事を辞めるということは、行為をは違いますが、メンタルを蝕んでいた最も大きな原因です。

これらを実施してく中、次のような効果を確認しています。

  • 不安が軽減している
  • 知識が増えている
  • 思考が変わった

メンタルがおかしくなると、元の自分ではなくなります。

そして私は、いい意味で違う自分になりました。

起床してから、不安しか抱えてこなかった過去ですが、今では起床後から不安を抱くことはほぼなくなりました。

不安と向き合うことで、不安を抱く必要がないことがわかったり、不安を受け入れることができるのです。

人生は一度きり、辛いだけの人生にしないで、楽しい人生にしましょう!

ABOUT ME
Masazo
アラフィフフリーランサーです。 30年以上続けた仕事を上司からのパワハラで退職。 仕事の人間関係で悩み、メンタルがどん底まで落ちたけど、這い上がることができた方法や思考法を発信しています。 その他、健康のために、良い食事と運動を心がけていて、これもまた発信しています。 今まで、世間の流れのままに生きてきました。 最近、昔からの常識に疑問を持ち、何が正しいのか自分なりに考えるようになりました。 これについても発信しています。 色々な情報を自分に取り入れ、これからの人生に活かしていきたいと考えています。 今まで、嫌いだった読書も、いろいろな発見があって、面白いと感じています。 よりよい人生にするために、学んで行きます。 そして、発信していきます。