人は能力がなくたって成長できる!
私は、中学になる前から、努力することは大切だと思うようになりました。
だけど、いくら努力しても、優秀な同級生を追い越すことができず、落ち込んだし、努力することを疑いもしました。
他人の評価を気にしすぎていたせいで、自己嫌悪にも陥りました。
努力は大事だと思いながらも、すばらしい結果に繋げないまま、この歳まで生きてきました。
私は、以前から気になっていた、
キャロル・S・ドゥエック著:「マインドセット「やればできる! 」の研究」
を読みました。
この著書を読んで、あらためて努力の大切さを再認識することができました。
- 自信を持ち、努力を継続すること
- 他人がキラキラして見えても、自分は自分で泥臭く頑張ろう!
- 自分が有頂天にならずに済んで良かった
私は、この本を読んでいる間ずっと、「努力ってすばらしい!、才能がなくても努力で補える!」と自分に言い聞かせて、いい気分でした。
今回は、努力についてのお話です。
才能があっても、努力をしなければ堕ちていきます。
才能がなくても、努力することで上がっていけます。
才能があってもなくても、努力することに越したことはないのです。
何かの参考になれば嬉しいです。
やればできるマインドセット(信念)の力は絶大
いままでがどうであろうと、マインドセット(信念)を変えることは、莫大な効果をもたらすことが、すでに実証されています。
自分の性格は、心のあり方であり、マインドセット(信念)の産物であります。
可能性を発揮できずにいるとしたら、その原因の多くは、「マインドセット」にあるといってよいでしょう。
あなたのマインドセットはどっち?
2つのマインドセット
- しなやかマインドセット:自分の能力は努力や経験によって伸ばすことができる
- 硬直マインドセット:自分の能力は生まれつき遺伝で決まっていて、努力ではどうしようもない
多くの人は硬直マインドセットに捕らわれている
「自分は変わることができない」
このように考えると本当に変わることができなくなってしまいます。
しなやかマインドセットを身につけよう
しなやかマインドセットを見につけて自分は変わることができるんだという信念を持つことが重要です。
- 本当に成長できる
- 記憶力だって上がる
- 勉強の成績だって上がる
- 仕事の成果だって上がる
- 今まであきらめていた夢に挑戦するモチベーションも沸いてくる
- 自分の大切な目標に向かってコツコツと一歩ずつ努力することができるようになる
能力の違い
2つの議論
- 遺伝子によって人間の違いは決まっているから変えられない
- 人間の違いは生まれ育った環境や経験、教育および学習方法によるものだ
どちらかが全てではなく、両方がたえず影響を及ぼしあいながら人間は成長していくのです。
- 能力があるから努力しないのは間違いです
- 能力がないから一生無理と考えるのも間違いです
- 訓練を積み、練習を重ね、正しい方法を習得すれば、注意力、記憶力、判断力を高めて本当に頭を良くすることができるのです!
知能検査(IQ)を開発したアルフレッド・ピネーによると
しなやかマインドセットの子どもたちは、知識の幅広さから見ても、標準テストの成績から見ても、頭脳の質が完全に変化していた。
硬直マインドセットの残念な点
硬直マインドセットの人は、人の能力が努力によって伸びることがないと信じているので、今の状況で行動を決めてしまいます。
せっかく高い能力を持ち合わせていても、衰退していく人が多くいます。
硬直マインドセットの人は、次のような考え、行動をしがちになります。
- 自分の脳力は変わらない
- 自分の脳力を繰り返し証明せずにはいられない
- 人間としてまともであることを示したい
- 自分の有能さを示すことばかりに心奪われている
また、自分の知的能力や人間的資質を確認せずにはいられない人たちは、このように心配しています。
賢く見えるか?
バカと思われないか?
認めて貰えるか?
勝ち組でいられるか?
負け犬にならないか?
そもそも、勝ち組ってなんでしょう?
既得権を享受できている人たちでしょうか?
勝ち組でも不幸な人はいますし、勝ち組でなくたって、幸せに生きることはできます。
今考えると、私にパワハラをしていた上司は、硬直マインドセットだったと思います。
権力を誇示し続けたいと考えて、
- 他人に攻撃をする
- 他人に責任をなすりつける
のような残念な行動をとっていたのでしょう。
その時の手札でなんとかしようとしていましたね。
しなやかマインドセットで「やればできる」と考える
しなやかマインドセットは、人間の基本的資質は努力次第で伸ばすことができるという信念です。
持って生まれた才能、適正、興味、気質は1人ひとり異なるが、努力と経験を重ねることで、だれでもみな大きく伸びていけるということです。
ポーカーのように、初めの手札が悪くても、手札を変えて強くしていくような感じです。
硬直マインドセットの人は、最初の手札だけで勝負しなければと考え、弱い手札を大きく見せることに力を注ぐのです。
私のパワハラ上司がそうですね。
失敗したって
その体験から何を学んだか、何を学べるか。
どうすればそれを成長に結びつけることができるのか。
そのような考える習慣を身につけることが大切です。
失敗から学び、試練を受け止め、それに立ち向かうこと。
努力を重荷と考えず、何かを生み出す前向きの力だと考える、そして行動するのです。
それでいいのですか?
なぜ、現在の能力をしめすことばかりにこだわって時間をムダにするのでしょうか?
欠点を克服しようとせずに、隠そうとするのでしょうか?
ぶつかりあう中で自分を成長させてくれる友人やパートナーを求めずに、ただ自尊心を満たしてくれる相手を求めてしまうのでしょうか?
新しいことに挑戦せずに、うまくできるとわかっていることばかり繰り返すのでしょうか?
自分を完璧だと思える世界を作りたくなるのでしょう?
うまくいかないときこそ、粘り強い頑張りを見せることが大切でしょう!
しなやかマインドセットは人生の試練を乗り越える力を与えてくれるのです!
嫌いだったことも楽しくなる
私は、本を読むことが苦手で嫌いでした。
小学校5年生のとき、読書感想文を書かなければならない時があり、本を最後まで読むことができず(もちろん、内容を理解していない)、自分でストーリーをでっち上げて書いたこともありました。
それだけ、読書が嫌いだったのです。
それから、月日が経ち、今では、毎日読書をしています。
読書が好きです。
前述したとおり、私は、上司からパワハラを受けて、精神が落ち込みました。
それを何とかしたくて、始めたひとつが本を読むことでした。
速読法とかに興味を持ったりもしましたが、結局の所、本を読む量で読むスピードは決まることがわかりました。
読むのが遅い私でしたが、やればできると考え、地道に読書を続けました。
その結果、いくらか早く読めるようになりました(主観)。
色々学ぶことも楽しく感じ、毎日のように文章を書いている今の自分が信じられません。
少しでもやってみたいと思ったら、やってみることが重要だと感じています。
この歳(アラフィフ)ですが、そんなこと関係なしに、やりたいことはやるつもりです。
まとめ
キャロル・S・ドゥエック著:「マインドセット「やればできる! 」の研究」
を読みました。
この著書を読んで、あらためて努力の大切さを再認識することができました。
- 自信を持ち、努力を継続すること
- 他人がキラキラして見えても、自分は自分で泥臭く頑張ろう!
- 自分が有頂天にならずに済んで良かった
私たちには2つのマインドセット(信念)があります。
- しなやかマインドセット:自分の能力は努力や経験によって伸ばすことができる
- 硬直マインドセット:自分の能力は生まれつき遺伝で決まっていて、努力ではどうしようもない
しなやかマインドセットを見につけて自分は変わることができるんだという信念を持つことが重要です。
- 本当に成長できる
- 記憶力だって上がる
- 勉強の成績だって上がる
- 仕事の成果だって上がる
- 今まであきらめていた夢に挑戦するモチベーションも沸いてくる
- 自分の大切な目標に向かってコツコツと一歩ずつ努力することができるようになる
- 能力があるから努力しないのは間違いです
- 能力がないから一生無理と考えるのも間違いです
- 訓練を積み、練習を重ね、正しい方法を習得すれば、注意力、記憶力、判断力を高めて本当に頭を良くすることができるのです!
知能検査(IQ)を開発したアルフレッド・ピネーによると
しなやかマインドセットの子どもたちは、知識の幅広さから見ても、標準テストの成績から見ても、頭脳の質が完全に変化していた。
硬直マインドセットの人は、次のような考え、行動をしがちになります。
- 自分の脳力は変わらない
- 自分の脳力を繰り返し証明せずにはいられない
- 人間としてまともであることを示したい
- 自分の有能さを示すことばかりに心奪われている
失敗したって
その体験から何を学んだか、何を学べるか。
どうすればそれを成長に結びつけることができるのか。
そのような考える習慣を身につけることが大切です。
失敗から学び、試練を受け止め、それに立ち向かうこと。
努力を重荷と考えず、何かを生み出す前向きの力だと考える、そして行動するのです。
うまくいかないときこそ、粘り強い頑張りを見せることが大切でしょう!
しなやかマインドセットは人生の試練を乗り越える力を与えてくれるのです!
しなやかマインドセットで、まだ見えない未来に向け、楽しみながら努力を継続しましょう。
人生は一度きりです。
このままでは終われないでしょう!
自分の人生は、自分の足で歩んでいきましょう!
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