人生には色々なことが起きる。
昭和時代に創られたレールに乗って、終点まで行くと思って過ごしていた。
いい会社に就職する
家庭を持つ
マイホームとマイカーを持つ
定年まで終身雇用
退職金と年金でのんびり老後生活
平日に一生懸命働き、休日には、趣味やショッピング、ダラダラ過ごすことを繰り返してきた。
私がサラリーマンになって、30年経つくらいから、異変が起きた。
新しい上司からのパワハラを受けるようになったのだ。
それからというもの、私の頭の中は、常に仕事のことが離れずにいた。
私の顔から笑顔が消え、メンタルが落ち込んでいった。
そんな時、転勤することになった。
おそらくパワハラ上司の影響だと思う。
残念なことに、転勤先の人間関係は、劣悪だった。
そんなもんだから、メンタルは落ち込んだままというか、人間関係の悩みが大きくなっていった。
それでも、なんとかしようと、色々と考えて、頑張ってみたのだ。
本記事では
- 人生がうまくいっていないと感じている方
- ストレスを抱えている方
- 将来に不安な方
に向けて、物事の見方を変えてみることについてお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 人生が充実する
- ストレスが解消する
- 不安が少なくなる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 今までの常識は間違いな事もある
- お金や仕事が全てではない
- 私たちはテレビなどのメディアにコントロールされている
ということです。
詳細は後述していきます。
お金について
お金は命の次に大事な物だと考えている人が多いと思います。
私もそのように思っていました。
お金がたくさんあると、何でも好きなようにものが買えるようになり、とても幸せなのだろうと考えがちです。
お金はないよりは持っていたほうが良いのでしょうが、多ければ多いほど幸せになるということではないのです。
研究によると、年収800万円までは、幸福感が上がるのですが、それ以上だと幸福感は上がらないのです。
お金そのものには価値はなく、物やサービスなどと交換可能な信用度の高いクーポン券なのです。
しかし、私たちは、お金に取り憑かれたようにお金を崇拝し、意味もなくお金を得ようと考えます。
お金、お金、お金…というように、将来のためにただ目的もなく、お金を貯めたくなります。
できるだけ多くのお金を貯めなければ、不安が解消されない。
確かに自分で生きていくためには、多少のお金は必要です。
必要な金額は、人それぞれです。
お金がないのであれば、支出を抑えて、それなりの生活をすることで、幸せに暮らすことが可能になります。
心や体に無理をさせなくても、よくなるのです。
老後が心配であるのなら、健康に気を使い、いつまでも働けるくらい元気でいることです。
人的資本をキープし続ければ、収入を得る手段もキープできるのです。
要するに、私たちは、お金に縛られていて、無理をしたり、ムダに不安になっているのです。
考え方を変えるだけで、不安はなくなります。
安心はできないので、無理しない程度に資産を持つことです。
関連記事:今の仕事から離れる方法3選【お金に縛られない人生を考える】
仕事について
私は、今の仕事を一生続けるつもりで、30年以上前に就職しました。
数年前までは、そう思っていました。
「何があっても、家族のために頑張るんだ!」と30年以上頑張ってきたのです。
ある研究によると、46〜53歳の中年期の人は最悪のメンタルヘルスを経験するといいます。
仕事の責任の増大によるストレスや親の介護が必要になる世代だからです。
中には、離婚を経験する人もいるので、人生において、辛いことを経験する時期でもあるのです。
私の場合は、仕事の人間関係がとても辛く、色々と考えたり学ぶ機会になりました。
関連記事:今の職場の環境悪すぎで、ヤバイよヤバイよ!(2年経っても馴染めない)
これまでは、何があっても仕事を辞めてはいけないと考えていました。
この凝り固まった考えは、自分自身を蝕んでしまう恐れがあります。
今の仕事を続けなくても、生きてはいけます。
我慢をすることは大切ですが、我慢をしすぎることで、メンタル疾患を発症させてしまうことは、避けなければなりません。
「元気があればなんでもできる」というのは、そのとおりです。
転職を考えるのもいいでしょう。
自分の事業を持つものありです(すぐには収入にならないかもしれないけど)。
退職を進めるわけではありませんが、今の仕事にしがみつくことのデメリットも考え、辛い現状に向き合ってみることも大切です。
関連記事:アラフィフおじさんが考える「お金に困らない人生戦略」
食生活について
みなさんは、3食しっかり食べていますでしょうか?
昔から「朝食を取らないと力が出ないわよ」などと言われてきたと思います。
病院の栄養士さんからも、「バランスの良い食事を3食取って、運動もしてください」と言われている人も多いのではないでしょうか?
どれだけ言われても、言うことを聞く人はごく少数でしょう。
これらのように3食食べることが当たり前だし、食べなければならないと思ってきました。
ズバリ言うと、現代人は食べすぎなのです。
3食しっかり食べて、さらに間食やデサートなどの甘い加工食品を食べることで、生活習慣病になるのだといいます。
食事を抜くと、栄養不足になり、体調を崩す恐れがあるのだと思ってきましたが、そうではなく、逆に食べない方がいいのです。
空腹時間を長くすることで、体調がよくなるのです。
俗に言う、「プチ断食」です。
空腹時間を長くすることで、消化管を休めるのです。
空腹にすると、体にいいことがいくつもあります。
消化する能力を代謝に回して、メリットを享受できるようになります。
関連記事:現代人は食べすぎで病んでいる!【断食(ファスティング)のススメ】
テレビのこと
私が幼い頃、カラーテレビが発売されて間もない時期でした。
私の家には、家具のような木目の大きな枠に収まったブラウン管式の家具のようなカラーテレビがありました。
そのテレビは、ぐるぐる回すチャンネル式で、スイッチを入れてから、画像が映るまで、ややしばらくかかるものでした。
そんあテレビを毎日食い入るように観ていたテレビ大好きテレビっ子でした。
おとなになっても、必ずといっていいほど常時テレビをつけていました。
そんな約半世紀テレビっ子だった私の現在は、ほとんどテレビを見なくなりました。
現代はインターネットで動画を見ることが当たり前となり、自分が観たい番組が時間に縛られないで、好きに楽しむことが可能になりました。
テレビを離れてからわかったことですが、テレビなどのメディアは、私たちをコントロールしているのです。
芸能人の不倫、悲しい事件や事故など、ネガティブなことをああでもない、こうでもないというように、同じ内容を繰り返し流しています。
それは、人間はネガティブなことに食いつきやすいからです。
要するに視聴率が多くとれるので、広告代理店はスポンサーから多くのお金を手にすることができるのです。
テレビは、私たち視聴者に良い情報を流しているのではなく、お金になるネタを中心に番組をつくっています。
とても凄惨な事件を報道した後に高額な時計などのCMを流すと、とても売れ行きが良くなるといいます。
凄惨な事件の情報が入る
不安になる
判断力が低下する
コマーシャルを見る
煽られて購入したくなる
ネガティブな情報は、お金になるのです。
これらのように時報は、与えられるのではなく、自分から取りにいった方がより良い情報が手に入れることが可能になります。
感情のこと
感情は、自然に沸き起こるから、仕方ないことだと思っていました。
なので、家では、妻や、子どもたちに嫌な思いをさせたことがあります。
職場では、陰口をたたいて、自分を正当化したりした経験があります。
しかし、それは大きな間違いだったことがわかりました。
感情は原始脳である扁桃体から起こります。
その沸き起こった感情は、現代脳である前頭前野で制御されるのです。
要するに、私は、人間の賢いとされる部分である前頭前野が弱いということです。
ある時、このまま感情に流されるままではいけないと考え、できるだけ意識するようになりました。
そうすることで、家族にも優しくなれましたし、
職場で陰口を言って、逆にストレスを抱えることになっていたのが、陰口を言わないようになり、ストレスが軽減しました。
感情をコントロールするには、脳を鍛える必要があります。
私が取り組んだのは
- マインドフルネス瞑想
- 運動
です。
これらを続け、さらに学びをプラスすることで、脳細胞に刺激を加えていきます。
これらを行うことによって、不安やストレスを軽減でき、論理的思考もできるようになったのだと自分では思っています。
関連記事:感情をコントロールできないのは、脳(前頭前皮質)が機能していないから!
まとめ
私たちは、いろいろなところで影響を受けて、考え方に偏りがでています。
- お金
- 仕事
- 食生活
- テレビ
- 感情など
そのことで、不安やストレスを抱くようになったり、生活習慣病などの病気になったり、浪費したりしています。
やはり、流れてくる情報をキャッチするだけではなく、自分自身で色々な情報を入手し、取捨選択をして、自分の物にする必要があります。
それらの情報をもとに自分で考え、行動することが重要です。
自分らしい自分の人生を歩んでいきましょう!