世界の総人口は70億人と言われています。
そのほとんどの人は「幸せになりたい」と考えているのだと思います。
ただなんとなく生きている人も「幸せになりたい」と思っています。
まさか、「俺、幸せになんかなりたくねぇ!」と正常な思考で考えている人はいないでしょう。
私は長年、サラリーマンとして仕事をしてきました。
その中でやはり「幸せになりたい」と思っていました。
「仕事を頑張ることが幸せに繋がるかも?」と考えたりもしましたが、答えはわかりませんでした。
そもそも、幸せって何なのかさえわかってもいなかったのです。
ただなんとなく「お金持ちになることが幸せ!」のような気がしていただけなのです。
本記事では
- 幸せになりたい方
- 仕事のストレスに悩んでいる方
- 人生について考えたい方
に向けて、私の経験や考えをお伝えします。
何かの参考や、少しでも気分が楽になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 幸せって何なのかを考える
- ストレスを解消する方法がわかる
- 人生の方向性を見つけられる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 小さな幸せは身の回りにある
- 幸せを感じないのは、ストレスや睡眠不足が原因
- 思考やメンタルを正常に保つこと
ということになります。
詳細は後述していきます。
このままだと幸せになれない
現在の私は、アラフィフでサラリーマンを30年以上しています。
転職経験はなく、勤務先や部署の移動は数多く経験しております。
仕事のストレスによって、精神的に辛い日々が続き、もがきながら考え方を変えたり、運動をしたりして、自分を正常に戻すことができました。
そして、色々と悩んだ結果、数カ月後に退職することを決め、今は気持ちが楽になり、仕事を続けています。
以前の私は、それなりに幸せでした。
仕事は大変な時もありましたが、子供の成長を見ながら、週末にキャンプをしたりして、家族で楽しんでおりました。
そんな私にも転機が訪れました。
アラフィフに差し掛かってからのこと、上司からのパワハラを受けるようになり、幸せとは真逆の方向に進んでいきました。
この「パワハラ」というのは、非常にたちが悪く、恐怖で思考停止に追い込まれてしまうのです。
仕事を辞めれば開放されることは分かるのですが、辞めた後のことを冷静に考えられなくなるので、ただただ大きな不安を抱いくことしかできないのです。
パワハラで平凡な生活ができなくなりました。
幸せを掴むどころか、不幸になっていったのです。
関連記事:上司のパワハラで心身が限界になる前にー自分ができることをして幸せに暮らすために
その後もストレスを抱え続けましたが、なんとか最悪な状況を脱することができました。
今になって思うことは「今の状況は永遠には続かない」ということです。
良いことも悪いことも続かないのです。
ただ流されるままに生きていても、良くなることはないのです。
幸せを願うのであれば、自分からアクションを起こさなければならないということです。
それには、失敗のリスクはあります。
今までは失敗を過剰に恐れていました。
致命的なリスクを避け、適度なリクスはとったほうが良いのです。
少し楽観的に考えることができると、失敗を恐れる方がリスクだと感じるようになると思います。
幸せは自分で掴みに行くことが大切なのです。
関連記事:自分で決めたことで後悔はない!たとえ失敗でも学びになるのだから
心穏やかに過ごすこと
私が今まで仕事をしてきて、苦痛だと感じたことは、「自分の感情が揺さぶられる」ことです。
上司や同僚が、感情的になって接してこられると、非常に不快な思いをします。
- 不快感
- 恐怖感
- 嫌悪感
- 怒り
など、自分のいに反して、起こしたくない感情を抱いてしまいます。
論理的に説明しても、分かってもらえないので、困ったものです。
パワハラもそうですが、今の職場では、感情を揺さぶられることが多く、私の心は疲弊していました。
このような状況では、幸せを感じることなどできません。
今の私が幸せを感じるためには、「心穏やかに過ごす」ことが重要です。
- 他人からの攻撃を受けない
- 自分の気持を抑えない
- 小さな幸せを感じる
- 健康的な生活
- 学ぶ
- 家族が仲良く
他人からの攻撃を受けて、感情的にならない環境が必要です。
他人に対し、怒りの感情を抱きたくありません。
パワハラ上司や理解してくれない同僚のために、自分の意見を押し殺す環境は精神衛生上よろしくありません。
自分の心をリセットし、現代の文化的な生活や、自然の素晴らしさを感じながら生活したいのです。
関連記事:アラフィフ男が退職願を提出した件(子育て終わってないのにいいのかよ!)
ストレスについて
ストレスと聞くと、健康を害するので全て排除すべきと考えてしまいます。
ストレスといっても、良いストレス、悪いストレスがあるので、悪い方にだけ気をつける必要があるのです。
良いストレスとは、大きな仕事をやり遂げなければならないときの緊張感や、やる気を出させるような短期的なものです。
多少の不快感はあるものの、集中力が高めてくれるので、最大限に自分の脳力を発揮することができます。
一方、悪いストレスは、継続的に心的負荷がかかる状態をいいます。
上司からの叱責などで、常に不安や恐怖を感じ、何が正解なのかがわからないのです。
この状態は、ストレスで思考力が低下し、負のスパイラルに陥ってしまいます。
がむしゃらに頑張ったところで、状況は好転しません。
出口の見えない苦しさが続くのです。
ストレスを受けないことと睡眠が大事
自分自身が幸せを感じ取れる状態でなければ、いくら幸せな環境であっても、ムダになってしまいます。
常に自分をいい状態にしておく必要があるのです。
そのいい状態とは
- ストレスを受けない
- 十分な睡眠が取れている
ことが重要です。
ストレスを受けている状態で、幸せを感じ取ることは難しいです。
常に平静を保ちつづけることが大切です。
それには、攻撃してくる人がいない環境に身を置くことです。
そして、睡眠を十分にとっていることです。
睡眠不足でも、通常の生活は可能です。
しかし、睡眠不足の状態は、私たちの能力やメンタルを激下げしてしまうのです。
これはかなり気づきにくいことだと思います。
実際、「今日はイライラするなぁ」と思ったら、睡眠不足だったりします。
逆に、十分な睡眠を心がけると、かなり気分が良く、幸福感が高くなります。
良い睡眠には
- 運動
- 食事
- 学び
も必要です。
運動することで、程よく疲労し、良い睡眠を促すことができます。
食事も睡眠には重要です。
トリプトファンなど、睡眠を促してくれる栄養素を摂ることはとても大切なのです。
私は、読書で頭を疲れさせると、いい睡眠をすることができています。
社会人になると頭を使うことをしない人は多いですが、常に考える習慣は大切です。
関連記事:【こころとからだの健康】運動することはメリットしかなく、運動しないは損である!
しあわせとは
今まで、幸せとは、美味しいものを食べたときに感じるような脳内からドーパミンが分泌することが頻回にある生活のようなイメージを抱いていました。
いろいろな著書を読んだりして分かったことは、そのようなキラキラした生活に幸せなどはなく、「青空がきれいだな」だったり、「道端に咲いている花がきれいだぁ」と感じたり「素敵な家族や仲間と過ごせて幸せだぁ」といったことに幸福感を抱けるかどうかなのです。
これは、今現在の意見なので、今後変わるかもしれませんが、私が考える幸せとは
感情的にならずに、小さな幸せを感じながら平和に暮らすこと
です。
ストレス社会で生きていると、見えないことが多いです。
何気ないことでも、傷ついたり傷つけたりしているのです。
イライラすることが多く、感情が揺さぶられることが多い社会です。
その中に居ると、窮屈な思いをしたり、自分が行きたい方向なのかさえわからなくなります。
複雑化した世の中で生き抜くのは容易なことではありません。
なので、もっとシンプルに考え、幸せを感じながら生きて行きたいと私は思うのです。
関連記事:仕事のストレスを抱えた男が幸せを感じるようになった訳【幸福は近くにあった】
まとめ
幸せになりたいと漠然と考えている人がほとんどでしょう。
幸せって人それぞれです。
私は、キラキラした生活を幸せだと考えてきました。
資本主義の成功者です。
しかし、今はそうではなく、心穏やかにシンプルに暮らすことが幸せなのだと考えています。
自分を幸せを感じ取れる状態にしておくことが重要で、ストレスを受けない環境と十分な睡眠が不可欠です。
なので、健康的な生活習慣を心がけることが大切です。
普段の何気ない事に幸せを見つけながら生活するのです。
ただ周りに流されるのではなく、自分から行動することが重要なのです。
関連記事:「お金はそんなにいらない」と考えることで不安が軽減する【お金に縛られない】