生きていれば、良いことも悪いこともあるのが世の常。
生活のために、会社努めしている私たちは、いつもストレスにさらされている。
ストレスにも、良い悪い、短期長期、軽い重いなど、さまざまであり、大体が悪いストレスを受けることが多く、不快な気分に陥ります。
特に、仕事でのストレスが多いのですが、仕事意外でも、ストレスを受けることは、少なくありません。
本記事では
- ストレスを感じやすい方
- 感情的になりやすい方
- 他人に対してイライラしやすい方
に向けて、できるだけ感情的にならず、ストレスをためない方法をお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- ストレスを軽減する方法がわかる
- 今まで感情的になっていた原因がわかる
- 感情的にならないようにする方法がわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 他人への期待はしない
- 自分の思い込みや勘違いをしない
- 自分の常識と他人の常識は違う
ということです。
詳細は後述していきます。
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イライラ、怒り、絶望
私たちは、日常生活で感情に揺さぶられることが多いです。
イライラしたり、怒りの感情がこみ上げてきたり、絶望を感じたり。
このような感情は、他人や何かの事象が原因になっていると思っています。
しかし、これらの感情は、自分自身の常識、思い込み、偏見からの期待と結果の格差から発生しているのことが多いのです。
日本は私たちを守ってくれる
私たちは、日本という国や地方自治体が、自分たちの生活を守ってくれて、受動的に幸せな人生を送れると思っている人も多いでしょう。
しかしですよ、現在の日本の人口分布は、少子高齢化が進んでいます。
そのため、少数の若者で高齢者を支えなければならない時代になっています。
増税や社会保障費問題等も抱えている中、日本経済はすごく冷え込んでいます。
国がジャブジャブお札を刷って、なんとかやっていますが、未来は明るいとは言えません。
今よりも厳しくなるのは目に見えていますが、日本に期待している人は、見ないふりをして、増税などの際には、不平不満を言っているのです。
受け身でいるにもかかわらず、国民の負担が増えたり、公共サービスが低下すると、文句を言っている人は、国に過度な期待をしすぎています。
国は、何か奥の手やミラクルを起こしてくれるという幻想にしがみついているのでしょう!
今の若者のカップルが子供をもたないのは、将来への不安が大きいからなのです。
今後も進むであろう、日本の人口減少は、私たちに負担を強いることになるであろうと容易に想像できるのです。
会社は頑張っている私を守ってくれる
以前の私は、その当時の上司に評価をされていました。
なので、いろいろな仕事を任されました。
大変でしたが、とてもやりがいを感じ、楽しくもありました。
そのときは、一生懸命、会社に尽くしたら、定年まで会社が自分のことを守ってくれると私は、勘違いをしていました。
努め始めて30年以上たった頃(3年前)、上司が変わって、私はその上司からパワハラを受けるようになりました。
そして、私は絶望を味わいました。
明るい性格の私から笑顔が消え、日々の強烈なストレスで悩んでいました。
この経験によって、会社は、今まで頑張ってきた私を簡単に切ることも考えるだろうし(労働基準法で守られているからなかなか難しい)、捨て駒のように扱うのもいとわないと察しました。
終身雇用制度も破綻し始め、退職後の生活も考えなければならない状況です。
会社に頼り切っていては、足元を救われかねません。
関連記事: 上司のパワハラで心身が限界になる前にー自分ができることをして幸せに暮らすために
他人に期待してイライラする
悩みの多くは、人間関係によるものです。
私の悩みも人間関係によるストレスです。
長くサラリーマンをやってきて、「最近の職場は最低だ!」と考えることが多かったのです。
ここ3年くらいは、職場の人間関係で、ネガティブな気持ちになりやすくなっています。
この抱えるストレスをなんとかしたくて、色々試しています。
- 瞑想
- 運動
- 食事
- 睡眠
- 読書
- 学ぶ
- 自然に触れる
- 感謝する
- 思いやりをもつ
- 色々と考える
- 考えすぎをやめる
これらの成果を最近になって感じるようになりました。
考え方を変えてみることで、受けるストレスを減らそうと。
受けるストレスは、他人が原因だと思っていました。
関連記事: 中年おじさんの生活習慣改善(退職後も健康であるために、今から良い食事、運動習慣を心がける)
よくよく考えてみると
- 他人はこれくらいしれくれる
- これくらいわかっているはずだ
- これに気づいているはずだ
- 支出を減らしてくれるはず
と自分は他人に期待していたし、それが常識だろうと思っていました。
今まで出会った人たちは、私の期待通りであっただけなのです。
今、私がストレスに感じている人は、私の期待通りの人でなかっただけと考えるようにすると、感じるストレスは減りました。
仕事をする上で、この結果は、少し残念ではありますが、他人は変えられないので仕方ありません。
自分が変わるしかないのです。
期待通りの人でなかったとしても、そのいただけない行為は嫌いですが、本人にことを嫌いではありません。
- 悪い部分=本当の相手ではない
- その時は、悪い部分が出ただけ
他人に対する考えを改めるだけで(仕事に期待できないけど)、イライラ・怒り・絶望がなくなり、余計なストレスを受けなくて済むようになり、幾分楽になりました。
関連記事:今の職場の環境悪すぎで、ヤバイよヤバイよ!(2年経っても馴染めない)
成果
スポーツやビジネス、ダイエットなど、目標に向かって、自分が取り組んでいることの成果というのは、常に気になるものです。
成果というのは、すぐに現れるものでは無いことを、頭ではわかっているつもりになります。
しかし、いつもより一層頑張ったりすると、成果につながっているのでは?と思い、確認します。
その結果は、おわかりの通り、一ミリも出ていないことが多いのです。
そのゼロに近い途中経過を知り、絶望感を味わいます。
それがストレスになったりもします。
自分でも頭ではわかっているのに、かすかな期待を抱いてしまうという、切ない現実です。
ダイエットをしている人も、体重計を見て、体重が減っていないことにがっかりします。
逆に、すぐに体重が減って喜んでいる人がいます。
それは、汗で出た水分なのに…
ぬか喜びですよ!
関連記事:考えすぎは余計な不安で疲弊するー考えることをやめる方法を思考してみる
自分への思い込み
自分に対して、ネガティブに思ってしまう人は多いと思います。
かつての私もそうでした。
ネガティブな思い込みはやめたほうが良いです。
- 価値のない人間
- 何の取り柄もない
- 人より劣っている(劣等感)
など。
こういった人って、あまり存在しません。
ただ、自分の事を知らないだけです。
自分をネガティブに思うことで、自分のことを見ないようにしているだけなのです。
逆に困った人は、自分自身を過大評価してしまう人です。
このようなムダにポジティブに考えることを
”ダニングクルーガー効果”といいます。
馬鹿な人ほど、自分はすごいと思いこんでいるのです。
かつての私のパワハラ上司がそうでした。
これらのように、いかに自分の思い込みや勘違い、期待、常識によって、振り回されているか。
いらない感情も沸き起こり、エネルギーの無駄遣いです。
冷静に考えてみることで、ストレスを軽減できるのです。
ストレスを受けないことで、思考能力が最大限発揮でき、これからの厳しい時代を生きていけるのです。
関連記事:中高年サラリーマンが退職したいと考えて思うこと【やって後悔する方がいい】
ストレスについて
ストレスには、良いストレスと悪いストレスがあります
良いストレスとは、短期ストレスで、締切が迫っているときなど、いわゆる崖っぷち状態に、とてつもない集中力を発揮できるものです。
この崖っぷちストレスは、脳内伝達物質のノルアドレナリンが分泌されて、起きる現象です。
ノルアドレナリンで、自分の脳力を最大限に発揮できるので、利用しない手はありませんね!
それとは反対に悪いストレスというのは、長期的ストレスです。
ここ数年の私がそうですが、上司からのパワハラなどからストレスを受けると、脳内伝達物質のコルチゾールが分泌します。
受けるストレスが短期であればいいのですが、長期になり、コルチゾールの分泌が過剰になると、自立神経のバランスを崩したり、血圧や血糖値が上昇したり、免疫機能が低下します。
その他、脳細胞が減少したり、メンタルがやられてしまいます。
こうなってしまうと、自分の脳力が十分に発揮できないので、仕事の評価も右肩下がりに陥ります。
このように、ストレスにも良い悪いがあり、悪いストレスは、できるだけ解消に努める必要があります。
ネガティブなことを考えるのを長時間繰り返すようになったり、睡眠に問題が生じたときは、早めに医師に診てもらった方が良いです。
関連記事:【ストレス解消】私が行った反芻思考(反すう思考)から今すぐ抜け出す7つの方法
まとめ:ストレスを感じて疲弊するのは、自分の思い込み、勘違いが原因でもあった
今回の記事は、私が数年、職場の人間関係によるストレスに悩んで、試行錯誤によって得た情報を載せました。
自分のネガティブな感情(イライラ、怒り、絶望)は、他人や起きた出来事がすべての原因ではないということ。
自分の考え方や捉え方次第で、変わるものもあるのです。
時代は、刻々と変化しています。
過去のようなバブリーな時代は、とっくに終焉しています。
これからは、本当に厳しい次第になることが容易に予測できます。
今から備えておく必要があります。
無駄な出費をしないようにし、他の収入源を確保する必要もあるのです。
どちらにしても、まずは、健康でいることです。
「元気があればなんでも出来る、ダーッ!」です。
それに対しても、今のうちから備えておく必要があります。
- 食事
- 運動
- 睡眠
- ストレス解消
など。
周りの人と同じ行動をしていると、安心感はありますが、保証はありません。
自分の頭で考える必要があるのです。
思いつきではなく、深く考えるのです。
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