あれこれと考えない方が行動できる！
人間は合理的な考えをする生き物です。
しかしながら、人間は頻回に非合理的な行動をしてしまいます。
健康のためにダイエットをしとうと決意したけれど、
行動に移せなかったり、三日坊主になることは往々にしてあります。
頭の中では、「やらなきゃ！」と考えるのですが、行動できずに自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。
頭で考えることは、合理的で理想的なのですが、実際に行動できないのです。
この「やらなきゃ！」を「やっちゃえ！」に変え、行動できるようになる方法をお伝えします。
何かの参考になれば嬉しいです。
集中力はいかに楽をするかで決まる
行動するためには、集中力が必要になります。
その集中力を発揮するためには、
思考や感情をコントロールする力が重要なのです。
これを「ウィルパワー」といい、人間の理性を司る前頭葉が役割を担っています。
この「ウィルパワー」は有限で、これをいかにうまく使うかで私たちの集中力が左右されるのです。
「やらなきゃならない！」と自分を追い込んでからする行動すると、かなりの「ウィルパワー」が消費されます。
なので、疲労感はものすごいことになり、他の事へのやる気がなかったり、活動を持続できなくなったりします。
この「ウイルパワー」を長時間持続させる（節約）することが重要になります。
そのためには、ゆとりが大切で、
- 健康的な生活週間
- ストレスを抱えない
- 詰め込みすぎない
に注意して生活することです。
ウィルパワーの節約
ウィルパワーをできるだけ持続させ、長時間集中力を発揮するには、以下のことが重要です。
- 習慣化
- こまめな休憩
- 悩まないですぐやる
習慣化
行動を習慣化すると、ウィルパワーを消費しません。
余ったウィルパワーをより重要なことを習慣化することに使うことができます。
仕組み化することで、自動運転モードになり、決断と迷いを減らします。
私は、毎朝ランニングをしています。
以前は、「走らなきゃ！」と自分を追い込んでいました。
その結果、走らないで終わることも多かったです。
現在では、起きたらカーテンを開け、トイレに行って、瞑想をしてからランニングを自動化しています。
その後も、筋トレ、着替え、洗顔、コーヒーを淹れると朝の行動がルーティン化しています。
習慣化（仕組み化）はとても有効です。
習慣にするには、小さなことから無理なく始めることが大切です。
一気にやり始めると、脳が拒否反応を起こして、やらなくなってしまいます。
休憩をこまめに取る
集中力というのは、長く継続することは難しいです。
効率よく集中力を発揮するには、30分に5分の休憩を挟むと良いです。
作業が進みそうな状況だとしても、あえて休憩にします。
そうすると、途中で終わった感が残り、続きをやりたいと思うようになります。
休憩で、違うことを考えることで、いいアイディアが浮かんだりすることもあります。
シャワーを浴びているときにアイディアが出てくることに近いかもしれませんね。
悩まないですぐやる
「やらなきゃ！」と考えていても恐怖感で行動できないことは往々にしてあります。
一歩踏み出そうかと片足を上げて、着地する直前でもとに戻すって感じです。
このように悩んでいると、「ウィルパワー」を消費するだけです。
どんどん消耗していって、行動できずに終了。
疲労感と自己嫌悪感だけが残り、モヤモヤした日になります。
行動を後回しにするほど、「ウィルパワー」が減少します。
このままではメンタルが落ちていく一方なので、
「やっちゃえ！」と行動するほうが楽です。
悩み続けるよりも、あまり余計なことを考えず、行動した方がメンタル的にいいです。
恐怖感があるのに想い続けるのは、やってみたいというのが本心です。
自分の心に従って、さっさとやってみることです。
その行動が今後の自分の行動力を生みます。
考えていたよりも大丈夫だと感じるはずです。
やってダメなら、すぐに退散です。
作業を効率的に
集中力をより効率化させるためには、作業に関係ないモノなどを排除することが大切になります。
- 気を散らせない
- 時間を区切る
- 朝のゴールデンタイム
気を散らせない
集中力を発揮させるには、作業場所に余計なモノなどを取り払う必要があります。
余計なモノがあると、脳の扁桃体（感情を司る部位）が反応し、自己コントロールが低下します。
気の散るモノを視界に入れないことです。
なので、整理整頓が必須です。
作業環境をシンプルにしましょう。
その他、SNSなども、作業中は気にしないようにした方がいいでしょう。
私もそうですが、SNSの反応が気になったります。
それを気にしていては、作業効率が悪くなるので、SNSの反応などを気にしないモードに自分をもっていっています。
休憩中もチェックせず、作業が終わってからにしています。
時間を区切る
時間が十分にあると考えるのは危険です。
完璧に仕上げようとして、試行錯誤を繰り返してしまいがちになるからです。
選択肢が増え、迷いが生じやすくなります。
そうなると、「ウィルパワー」が減ります。
集中力がなくなるのです。
時間にある程度制限を設けることです。
時間に制限があると、選択肢は絞られます。
そして、やるべきことが決まります。
完璧でなくてもいいので、とにかく取り掛かることが重要です。
朝のゴールデンタイム
脳は、起床後の2時間の間に最もクリエイティブな力を発揮することがわかっています。
朝の集中力は、約4時間持続します。
なので、午前中に重要なことに時間を費やすことは理にかなっています。
私も、前の職場で突然次年度予算をやることになったとき（経理経験なし）、朝のゴールデンタイムを活用しました。
感覚的に言うと、通常時の3倍くらい効率がいいように感じます。
朝、運動で脳へ血流を促し、いい脳内伝達物質を分泌させ、陽の光を浴び、幸せホルモンのセロトニンも分泌させる。
心地よくなり、集中もできて、非常に有意義な一日にすることができます。
時間と心のゆとり
「ウィルパワー」をムダに消費させないようにするためには、時間と心のゆとりが大切です。
それには、健康的な生活をして、脳の良い状態を保つことです。
それには、睡眠がかなり重要になります。
６時間から８時間の睡眠がいいとされています。
６時間未満の睡眠のときの脳は、酔っ払っているのと同じだと言われています。
メンタルが落ち込みやすくなりますし、「ウィルパワー」を発揮することが難しくなります。
ストレスもよくありません。
不安がある場合は、紙に書き出すことで、解消することができます。
その他、詰め込みすぎも良くありません。
あれもこれもやろうとせず、受容なこと一つに絞るのです。
他のタスクのことは考えずに、まずは一つのことに集中して終わらせましょう。
やりたいことが残ったら、翌日に回しましょう。
重要なことに注目して、その他は終わってからです。
スケジュールに余白を設けましょう。
緩衝材となる時間があることで、ゆとりが生まれます。
脳に未達成感が残らず、スッキリとした気持ちでいることができます。
あえて捨てる時間を作ることが重要です（その時間は無駄になりません）。
その余白時間を
- 何も考えない時間
- 散歩
- 読書
などに使うように私はしています。
この時間があると、心のゆとりでき、幸福度が上がります。
まとめ
「やらなきゃいけない」と自分を追い込んでも、行動することは難しいです。
効率的に楽をすることにより、かえって行動するようになります。
行動を習慣化し、「ウィルパワー（思考や感情をコントロースする力）」を節約することが重要です。
あまった「ウィルパワー」をより重要なことを習慣化するためにつかうことです。
それには
- 健康的な生活週間
- ストレスを抱えない
- 詰め込みすぎない
を心がけることです。
時間と心にゆとりを持つことが重要になります。
「ウィルパワー」をできるだけ消費さず、作業を効率化させるには
- 気を散らせない
- 時間を区切る
- 朝のゴールデンタイム
ことです。
整理整頓やSNSを気にしなくします。
あえて時間に制限をもたせ、選択肢を絞ります。
脳は、起床後の2時間の間に最もクリエイティブな力を発揮することがわかっています。
朝の４時間は爆発的な集中力が得られるので、その時間を重要なことにあてることです。
限りある「ウィルパワー」の消耗を抑え、新たな行動力に使うことです。
行動することで人生は変わります。
人生は一度きりです。
今日も人生の一コマです。
詰め込みすぎず、行動していきましょう。
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