仕事をしている社会人には、多かれ少なかれ、ストレスを抱えていると思います。
そのストレスの多くは人間関係なのでしょう。
日本人の多くは、勤勉で真面目です。
繊細な心を持ち、気遣いができる人種なのです。
そういった日本の文化の素晴らしさを感じ取り、日本に住むことを決めた外国人も多くいます。
外国人からも認められた素晴らしい国、日本なのですが、現代では弊害もでています。
繊細な心を持つ日本人の中で、社会の理不尽な部分において適応できない人が少なからずいるということです。
私もその一人でした。
それは、職場の上司から、理不尽なパワハラを受けるようになり、大きなストレスを抱え、メンタル的にかなり落ち込んだ経験が、私にはあるのです。
本記事では
- 上司の理不尽な対応に悩んでいる方
- 仕事のストレスで悩んでいる方
- 感情が不安定な方
に向けて、私が経験したことについて、お伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 理不尽なことへの対応方法がわかる
- 仕事のストレスを軽減できる
- 感情を安定させる方法がわかる
ようになります。
しばらくの時間お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 感情的になることをやめてみる
- キレていても仕方ないことを理解する
- 他人の目を気にしない
ということです。
詳細は後述していきます。
※本記事は、すべて個人的意見によるものです。
人の悩みの多くは人間関係
人の悩みの多くは人間関係です。
逆に人を幸福感を高くするのも、人間関係です。
なので、人間関係というのは表裏一体で、人生においてとても重要になってきます。
その人間関係で、長い時間接するのが仕事になるでしょう。
多くの人が感じるように、私も数年前からですが、職場の人間関係には苦労しています。
上司の理不尽な対応や、同僚の仕事の仕方や態度に腹が立ったりします。
なぜ腹が立つのでしょうか?
私なりに自分自身を内観してみました。
私は、すべての大人は、正しい行いをするものだと考えていました。
実際には、人を困らせたりするような行動をとる人も多いのです。
そんな私の最低限の期待から外れた行動と取る人に対して、反応し、腹を立てていました。
立派でない人も多く存在していることを理解しないと消耗してしまうのです。
「べき思考」をしていると、他人に振り回されてしまいます。
世の中には、いろいろな人がいて、人によって様々なのですから。
残念ながら、ここ数年で私の周りの人は大幅に変わり、残念な人が増えました。
そして、いちいち私が、その人の理不尽な対応や、行動に反応していたので、消耗していたのです。
ちなみに私が受けた理不尽な対応は以下の通りです。
- パワーハラスメント
- 攻撃的な捨て台詞
- えこひいき
- 言うことが変わる
- 機嫌が悪い
- 人の責任にする
私の職場の詳細は、過去記事;今の職場の環境悪すぎで、ヤバイよヤバイよ!(2年経っても馴染めない)を参照ください。
感情的になることをやめてみる(どうでもいいや思考)
私たち社会人は、仕事を責任を持って行うのが当然だと考えます。
私自身、給料をもらっているので、職場の発展のために一生懸命やってきました。
しかし、この一生懸命が私には逆に私を悪い方へ突き進めたのです。
一生懸命になるから、理不尽などの対応に反応してしまっていたのです。
私は、一生懸命仕事することを否定するつもりはありません。
ただ、私の失敗例として、一生懸命だけでは、疲弊してしまうということを伝えたいだけなのです。
感情の解像度を高める
感情の解像度を高めましょう。
感情の解像度とは
あいまいな感情を、かなり詳細に言葉にすること
メンタルが安定しやすくなります。
確かに、時々襲いかかってくる朝の不安がいい例です。
なんとも言えない不安という感情を紐解いていくと、小さな不安がいくつも交わり合っていることがわかります。
それを一つずつ見つめ直してみることで、簡単に解決方法が見つかり、やることがはっきりして、不安が小さくなったり、解消します。
このように、感情の解像度を高くすることは、とても重要なのです。
自分を内観してみてください。
何に不安を感じているのかを確認してみます。
いくつかの不安要素を見つけたら、解決できること、解決できないことに分けます。
解決できることは、すぐに取り掛かり、解決できないことは、どうしたら解決できるかプランを立てます。
そのプランを一つずつこなして、解決に向かうことで、それらの不安は解消していきます。
どうでもいいや思考
どうでもいいや思考といっても、仕事を放棄しているわけではありません。
がんばっても変わらないことに対して、今は、気にしない(囚われない)ことが大切だということです。
集中を他に移すことで、多様な考え方ができ、気持ちに余裕ができます。
そして、発想が豊かになります。
たとえ理不尽なことがあっても、いつものことなので、気にしないようになります。
その理不尽な人を気にしないようにすると、その人に対しての好き嫌いさえもどうでも良くなってきます。
その人に嫌いという感情を抱いてしまうと、感情に流されてしまうので、たとえ理不尽であろうが、わがままであろうが、その人はその人として、認識することです。
例えが悪いかもしれませんが、考えるに値しない人として捉えると、自分のパフォーマンスを落とさずに仕事をすることができます。
キレていても仕方ない
何か、理不尽なことが起きて、キレることは、マイナスでしかありません。
キレていても仕方ないのです。
キレても状況は何も変わらないし、かえって状況を悪くすることもあります。
キレないように努力することが大切になります。
感情的な部下は評価されにくいし、何かあっても、冷静な人ほど頼りになるものです。
「こんなときでも冷静なんだ、助かるー!」って感じ。
キレることで、アドレナリンが分泌し、興奮で冷静さを欠いてしまいます。
結果的に仕事のポテンシャルが下がるので、デメリットにしかならないのです。
他人の目を気にしない
私たちは、他人からの評価が気になります。
自己承認欲求というものです。
残念ながら、他人の目を気にしていると、自分の道を進めません。
他人の目を気にしないことが大切です。
たとえ、上司に嫌われても、気にしないことです。
評価されなくても、一生懸命やっていれば、周りの人は評価してくれます(評価されなくても一生懸命やりますが…)。
他人の評価ほど当てになりません。
残念な上司の評価は、好き嫌いの要素も大きく関係してくるからです。
真っ当な上司であれば、評価も信頼できますが、残念な上司の評価ほど当てになりませんね。
上司以外でも、周りの目を気にしていたら、自分の力を発揮できなくなります。
陰口を叩かれている雰囲気を感じても、気にしないことです。
はじめは難しいかもしれませんが、練習していくことで、気にしないようになります。
みんなに好かれようとしていては、いけないのです。
失敗してきた私が言うのですから、間違いありません。
10人の人がいたら、全ての人が好きにならないし、嫌いにならないように、同じになるわけではないのです。
そして、自分自身も陰口を叩くことはやめましょう。
そういった、ネガティブな行為は、デメリットしかありません。
他人の事を気にするよりも、何が重要なのかを考えることです。
低い目線でものを見てしまうことは、組織にとって有益ではありません。
何がお大切なのかを考えるクセをつけましょう。
感情を安定させるために行っていること
私が過去にメンタルを低下させてしまい、なんとか改善したくて、続けてきたことがいくつもあります。
- 健康的な生活を心がける
- 瞑想
- 読書
- 親しい友人
- 感謝
- 情報収集
- 考える習慣
など
健康的な生活とは
- 食事
- 運動
- 睡眠
- ストレスを溜めない
ことです。
食事は、世間で言われている、野菜、魚などを積極的に食べ、ジャンクフードなどを極力食べないということです。
【アラフィフの食生活改善】常識はまちがいだらけ|簡単にできる健康的な食事とは
運動習慣もとても大切です。
- 有酸素運動
- 無酸素運動
をしています。
有酸素運動は、ジョギングをしています。
心拍数を上げる運動をすることで、様々なメリットがあります。
無酸素運動は、筋トレをしています。
力が入らなくなるときに、脳内から分泌されるホルモンで、自己効力感が高くなります。
運動をすることは、普通に考えるとツライ事だけど、得ることのできるメリットは大きいのです。
【こころとからだの健康】運動することはメリットしかなく、運動しないは損である!
あまり知られていないのかもしれませんが、良質な睡眠はとても重要です。
睡眠不足になると、徹夜をしたときと同じパフォーマンスが低くなります。
メンタルも落ち込みやすくなります。
良質な睡眠をすることは、自分の脳力を最大限発揮するために、とても大切です。
良質な睡眠を意識するのは、不安やネガティブ感情にとらわれず、気分を向上させたいから
瞑想:マインドフルネス瞑想でストレスと不安を解消したい【瞑想の効果】
読書:【読書のメリット】読書嫌いだった私が中年になってから読書を始めた理由
友達:アラフィフ夫婦が友達のように仲良くなる理由【夫婦喧嘩がなくなった】
感謝:【感謝するもされるも幸せ】感謝することを意識して、行動するメリット5選はこれだ!
まとめ:理不尽なことに反応しなければ楽に仕事ができる【感情的になることはムダ】
社会人は何かと人間関係のストレスを抱えています。
人は、正しい行動を取る人が多いけど、中には間違った人もいます。
その間違った人の理不尽な対応に反応して、私たちは消耗していました。
しかし、その理不尽な対応を受け流すことで、消耗しなくなり、自分のパフォーマスを最大限に発揮できるようになります。
それには、感情を安定させることが重要です。
- 健康的な生活を心がける
- 瞑想
- 読書
- 親しい友人
- 感謝
- 情報収集
- 考える習慣
上記を意識しながら、習慣化し、生活することが大切になります。
私は、過去にパワハラなど、上司や職場の同僚の対応に悩んできました。
色々実行したり、考え方を変えるなどして、自分を変化させました。
そうすることで、同じ状況においても、消耗しにくくなり、自分のパフォーマンスを最大限発揮できていると思います。
日本の社会では、色々と理不尽なことが多いと思います、
その中で、真面目に頑張っている人が、過去の私のように疲弊していたり、メンタルが病むようなことがあっては、とても残念に思います。
なので、この記事を参考にしてもらって、何かのお役に立つことができれば、幸いです。