「君を一生大切にする!」とカッコよく言っていたのは、ウソなのかよ!
現在の日本では、約1/3のカップルが離婚する結果になっています。
せっかく、生涯一緒にいようと誓ったにも関わらず、様々な理由で、離れ離れになってしまうのです。
その中には、ボタンの掛け違いのように、ちょっとしたきっかけで別れてしまうこともあるのでしょう。
実際、私の周りでも、最近、3人の知人が離婚しました。
詳細はわかりませんが、奥さんの浮気、お金にだらしない旦那、夫婦のコミュニケーションエラーによるものなど。
離婚に要するエレルギーは想像を絶すると言っていました。
知人のような離婚原因は、決して他人事ではないので、気を緩めないようにしなければなりません。
夫婦のコミュニケーションの良し悪しによって、離婚につながることがあるのです。
私個人の夫婦関係は、現在、子育でも終盤にきており、それなりに仲の良くやっているのだと思っております。
今回は、私達の平凡に思える夫婦関係について考えてみます。
本記事では
- 夫婦関係に悩んでいる方
- 夫婦関係が冷めきっている方
- 旦那をお金運びの同居人と思っている方
に向けて、私達夫婦の距離感についてお伝えします。
決して良好な夫婦関係ではありませんが、それなりにやっておりますので、何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 夫婦の関係がよくなる
- 幸福になるために大切なことがわかる
- 相手の立場で考える
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 夫婦だとしても気遣う
- 夫婦だとしても思いやる
- 夫婦一緒に目標を立てる
ということです。
詳細は後述していきます。
人間の幸せにとって一番大事なこと
私達は、誰しも幸福になりたいと思っています。
そのために、一生懸命に仕事をして、できるだけ多くのお金を稼ごうと日々頑張っているのです。
世間一般では、なんとなく、幸せ=お金と考えてしまいがちです。
中には、お金は汚いものと言っている人もいますが…
お金は必要なものであることは間違いありません。
一般的な生活に必要なお金という話です。
欲望が多い人は、それだけお金が必要になります。
欲望を満たしても、また次の欲望が湧き上がってきます。
次から次へと湧き出してくる欲望には、際限がありません。
それに伴い、必要なお金も大きく膨らみ続けます。
まるで、ドラッグのようなものです。
それを繰り返し行っても、幸せにはなれないのです。
人間にとっての幸せって、いったいどういうものなんでしょう?
その答えは、良い人間関係なのです。
ハーバード大学の「人間の幸せにとって何が一番大事なの?」という75年に渡る研究ではっきり分かった事は、私たちを健康に幸福にするのは、富でも名声でも無我夢中で働く事でもなく、良い人間関係に尽きるという事です。
やばい、孤独は健康に良くないぞ!
アラフィフの私は、これまでに多くの時間を無駄遣いしてきました。
ただなんとなく仕事をして、家では、お酒を飲んだり、だらだらとネット動画を見て暇な時間を潰したり。
仕事で苦労した分を、休日に自分を癒すための浪費も数多くしてきました。
必要だと思って買った物なのに、結局使わない事が多く、家の中の肥やしになっています。
そういうことをしてしまう私は、どこかおかしな思考になっているのでしょう。
そんな時間とお金を無駄遣いしてきた私は、ある時、ふと考えました。
時間は永遠だと勘違いしてしまっている自分の人生には、どれくらいの時間が残っているのだろうか?
そんなの誰にもわかりません。
それでも考えてみると、実は、そんなに多く残っていないのではないか?
だとしたら、無駄に時間を浪費してはならない。
もっと有意義に時間を使おう!
何に時間を使うか?
色々経験したり、学んだりしよう!
自己投資に時間を使う!
読書やインターネットで学ぼう。
時間を浪費しないためにやめること
- 無駄な残業(ダラダラ仕事しない)
- 飲み会
- 晩酌(酔ったら寝てしまう)
ということで、家での学びの時間を優先することにしました。
そうなると、定期的に参加していた友達との飲み会は不参加になります。
仕方ありません…
仕事以外の交流がなくなって、自ら進んで孤独状態になりました。
孤独は、メンタルや健康に良くないと言われています。
孤独はタバコ、運動不足や不健康な食事と同じぐらい体に悪い!
という研究結果が数多く報告されています。
孤独だと思っていた私の体調はすこぶる快調そのものでした。
孤独じゃないのかも?
孤独だと思っていた私は、孤独に関する悪影響について、ずっと考えていました。
私が仕事で駅の歩道橋を歩いているとき、ふと、自分が孤独ではなかったことに気が付きました。
自分の近くに友だちがいたんだ!
いつも一緒に生活している私の嫁さんが私の友達だったのです。
私の嫁さんは、私の妻であり、友でもあったのです。
だから、私は孤独を感じていなかったし、健康状態も良好だったのでしょうね!
友達夫婦
私達夫婦は友達夫婦だったのです。
思い返してみると、家での会話はよくしていました。
自分たちは夫婦は二人で一緒に旅行に行ったり、食事にでかけたりすることは、当たり前に思っていることでしたが、嫁の職場の同僚は、違っていました。
夫婦の会話がないと言っているようです。
「二人で食事に行って、話すことあるの?」なんて、不思議がられます。
「こっちが不思議に思うわ!」と言いたくなります。
他の夫婦は、子供が夫婦のつなぎ役になっているので、2人きりになることが不自然のようです。
私達夫婦が仲良く会話するには、理由があります。
それは、時間を無駄にしなくなった私は、色々を考える事が習慣になり、家族に対する接し方も変わっていきました。
その詳細は過去記事:夫婦が仲良くする方法は、少しの気遣いだけー家族にも他人と同じく優しく接しよう!をご参照ください。
私達夫婦が行っていることは
- 挨拶をする(朝のおはようから)
- 会話をする(自然体で)
- 互いに自由に過ごす
- 共通の価値観(周りに流されない、健康に気を使う、やりたいことをやる)
- 共通の趣味(旅行、運動、ダイエット)
- 互いに思いやる(喧嘩にならない)
- 感謝を口にする(やってもらって当たり前ではない)
- 家庭優先
といったくらいですかね。
照れくさいことを実践しているくらいで、ごく普通の夫婦だと思います。
たとえ家族でも、挨拶は大切だと考えます。
朝の「おはよう」をすることで、コミュニケーションが始まります。
少し照れくさいと思いますが、やった方がいいですね。
会話も気兼ねなく何でも話すようにしています。
できるだけ、ネガティブなことは、お互いに話題にしないようにしています。
なんとなくですが、ネガティブな話題は、あまりいい気分にならないからです。
私達夫婦は、共通の趣味をいくつか持っています。
一緒に(夫婦2人でも)旅行に行ったり、テニスをしたり、キャンプをしたりします。
ダイエットにも取り組んでいて、私は運動を苦にしないのですが、嫁は運動が嫌いで、なかなか思うような体型になりません。
頭ではやらなきゃと思っていても、意思が言うことを聞いてくれないのです。
そんな彼女も私がある本を買ったのをきっかけに比較的頑張るようになりました。
私も嫁を応援しています。
まとめ:アラフィフ夫婦が友達のように仲良くなる理由
結婚して、子供が生まれてからは、子供中心の生活になります。
子育てに奔走していると、夫婦のことは互いに後回しになります。
そこで、コミュニケーションがうまくいかなくなることがあるのです。
嫁なんだからとか、夫なんだからとか、自分勝手に相手に期待をして、その期待が裏切られてしまうと、感情的になり、相手を責めてしまいます。
相手に期待をしない事が大切です。
相手の事を気遣って、接することが重要になります。
感謝の意を忘れずに言葉で表すのです。
相手のことを思いやって、コミュニケーションをとります。
できるだけ多く会話し、一緒の行動をし、楽しく幸せに生きて行くのです。