私たちが生きていくためには、仕事をして稼がなければならない。
家庭を持っているのなら、家族を養うために、なおさら稼がなければならない。
仕事をしている約9割の人たちが誰かに雇われているサラリーマンなのです。
そのサラリーマンは、定年までの間、約40年働くことになります。
最近では、定年延長や、アクティブシニアと聞こえのいいキャッチコピーで、70歳、80歳まで働かなくては、将来の生活が成り行かなくなるという話も出ています。
40年以上働くことを想定しているわけですが、人によっては、途中で挫折したり、挫折しかかっている人も少なくないと思います。
日本の仕事事情は、長時間労働や人間関係など、様々なことで、労働者の心身を蝕む危険性があります。
海外からは、”Karoshi”とそのまま過労死という言葉が使われているほど、異様な働き方をしている日本であります。
本記事では
- 仕事が辛くて悩んでいる方
- 仕事に自身を持てない方
- 職場の人間関係に悩んでいる方
に向けて、私が経験したことをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- ストレス解消方法がわかる
- 冷静に思考する方法がわかる
- 今後の自分の人生を考えることができる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- ストレス状態では、思考力・判断力が低下してしまう
- 自分の気持ち、考えを明確にする
- 今の仕事に依存しない
ということになります。
詳細は後述していきます。
普通に仕事をしているだけなのに
私は、30年以上続けているベテランサラリーマン&アラフィフおじさんです。
過去に転勤を3回繰り返したため、4箇所の職場を経験しています。
2箇所目の職場まで、29年間仕事を続けていました。
その29年の間には、朝方まで仕事が終わらなかったりして、大変なこともありましたが、それなりに充実していましたし、頑張ることができました。
人間関係も比較的恵まれていました。
3箇所目、4箇所目の職場へ転勤してから、私にとってこれまで経験したことのない不毛の4年間になるのです。
仕事でストレスを抱えるようになる
直近4年間は、私のサラリーマン人生において、暗黒時代となっています。
ストレス過多となり、精神的にやられてしまいました。
まず、3箇所目の職場では、猛烈に協力なパワハラ上司が現れました。
その上司は、転勤して来たのですが、着任する前から、パワハラで有名でした。
実際に着任してまもなく、私への攻撃が始まりまりました。
それは、とてもキツかったです!
仕事のやり方、考え方、行動において、全て否定されました。
打ち合わせでは、他の仲間の前で、大きな声で注意(罵倒)され続けました。
私は精神的に、追い込まれていきました。
さらに悪いことは続きます。
パワハラ上司が着任するまでは、仲間だった私のひとつ上の上司が、突然変異して、パワハラ上司と一緒に私を責めるようになりました。
いったいどうしたことなのでしょうか?
それからは、ダブルパワハラに悩むことになったのです。
関連記事:上司のパワハラで心身が限界になる前にー自分ができることをして幸せに暮らすために
ネチネチ上司と精神異常者
3箇所目の職場で、パワハラを受けていた私に、突然、異動が命じられました。
パワハラ上司から放出されました。
それはそれでラッキーだと思いました。
そして、赴任先の4箇所目の職場に移りました。
よし、昔のように、頑張れると思いました。
そこの職場には、色々な人種のストレス源がありました。
- ネチネチ上司
- 精神的に異常な国立大卒女性
- 考えない部下ちゃん
- 仕事しない、できない同僚男子
ネチネチ上司
ネチネチ上司は、一見、良いことを言ったり、優しい言葉をかけてくれるので、いい人に見えます。
理想が高く、考え方に偏りがあるのが特徴です。
一度でも、意見が食い違ったりすると、それからは敵視され、関係性がぎくしゃくします。
私は、そのネチネチ上司と敵対していた人(ネチネチ上司よりも上の人)から頼られて、ネチネチ上司を通り越して、頼まれごとをされていたこともあり、ネチネチ上司は私のことをよく思っていません。
その頼ってきていた人が退職してからは、ネチネチ上司からチクチクと攻撃されるようになりました。
私の意見や判断はことごとく潰されました。
私の部下に当たる同僚を持ち上げ、仕事の出来が悪くても養護し続けました。
私への嫌がらせかと感じることがありましたが、気にしないようにしています。
精神的におかしい国立大卒女性
ネチネチ上司よりも強烈な人が過去にいました。
中途採用されて、入社してきた、国立大卒の女性職員です。
履歴書的には、とても優秀でした。
実際に働いてみると、その正体は、とんでもないモンスターでした。
気分の起伏は激しく、自分本位で、上司にも攻撃してくるような人物です。
時間が経てば経つほど色々な部署で様々な問題を起こしてくれます。
取引先にも噛み付いたりして、社内、社外問わず、大変な思いをしました。
結局、自分の理想とする職場ではなかったらしく、去っていきましたが、私は、とてつもないストレスで、大きなダメージ受けました。
考えない部下ちゃん
考えない部下ちゃんとは、私の部下の女性です。
あまり考えることをしない人です。
それだけならいいのですが、少しやっかいな部分があります。
- 感情的で、仕事を選ぶ
- ネガティブな発言を連発する
- クレーマー的
仕事をしない、できない同僚
私と同じ年のアラフィフ男子でがいます。
その人は、仕事をしない、できない人です。
簡単な仕事を教えようとしても、さり気なく逃げます。
仕事人としては、使えません。
しかし、ネチネチ上司のめんこちゃんです。
囲われているので、出だしができません。
困ったものです…
ストレス解消のための取り組み
私の職場には、よくもまあ、ストレスを与えれくれる人が集まったものだと、呆れてしまいいます。
強烈な人が多く、私は、反芻思考になり、おかしくなりそうでした。
大きなストレスをなんとか解消しとうと、いろいろなことを行うようになりました。
- 運動
- 睡眠
- 自然に触れる
- 瞑想
- 読書
- 人に優しくする
運動
運動はストレス解消にとてもいいです。
運動をすることで、脳内から色々な物質が分泌されて、精神的にとてもいいことが証明されています。
総細胞が活性化されます。
運動をしないというのはありえない!ー運動はメリットだらけ!【少しずつ運動習慣を】
睡眠
睡眠は、仕事や自由な時間を充実させるために、とても重要です。
睡眠不足の弊害は、判断力、思考能力を著しく低下させ、効率がとても悪くなります。
メンタル面にも影響があり、6時間から8時間の睡眠が必要です。
また、睡眠前の刺激は睡眠の質を悪くしてしまうので、スマホを見ることは避けるべきです。
良質な睡眠を意識するのは、不安やネガティブ感情にとらわれず、気分を向上させたいから
【こころとからだの健康】運動することはメリットしかなく、運動しないは損である!
自然に触れる
自然に触れることで、ストレスは軽減されます。
その自然は、近くの公園の緑や、観葉植物でも効果があります。
仕事のストレスで負ったダメージは、自然と触れ合って回復させる
瞑想
ストレスを解消したくて、色々と調べてみると、瞑想が良いってありました。
疑問をいだきながらも、実践してみました。
すぐには実感を得ることはできませんでしたが、数ヶ月続けると、冷静な考えや、不安になることが少なくなりました。
仕事のストレス解消法は瞑想がオススメ!【1日20分で生き方が変わる】
読書
読書嫌いだった私が、この歳になって読書をはじめました。
読書をすると、活字に集中するので、読書しているときは、ストレスから開放されます。
そのほか、読書で得ることができる知識は、とても多く、ためになります。
知識の他、考え方などを学ぶことができ、人生レベルで自分が変わっていくのを感じます。
【読書のメリット】読書嫌いだった私が中年になってから読書を始めた理由
人に優しくする
人にやさしくすると、幸福度が増します。
ボランティア活動が有名ですが、脳内からオキシトシンという幸せホルモンが分泌されるからです。
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仕事を辞めてやる!
ストレス解消に務めることで、なんとか精神を保つことはできた。
しかし、毎日のように、ネガティブな空気が漂う職場の人間関係の劣悪さは、とてもでないけど、耐えられたものではない。
歯医者に通うため、早退したときは、とてもうれしく感じました。
職場にいることが、とても苦痛に感じていたのです。
こんな思いをしてまで、仕事をすることは、人生において、マイナスではないかと考えるように成りました。
仕事を辞めても生活していくことを想定してみました。
その結果、収入が減るのであれば、支出を減らせばいいと結論づけました。
ミニマルな生活をしていけば、ここを穏やかに生きていけます。
失業手当だって、ある程度貰うことができますし、転職すればなんとかなるでしょう。
給料が少なくても、贅沢をしなければやっていくことは可能なのです。
辞めるカードを持って仕事をする
私は、仕事を辞めたいと考えました。
しかし、最近、私の考えにも変化が生じてきたのです。
まず、何かあれば、いつでも仕事をやめてやると覚悟というか決意を持つことにしました。
そうすることで、仕事に対して、大きく、大胆になることができます。
先程、前述したとおり、ストレス解消のための行動は習慣にしていて、毎日行っています。
そのおかげで、物事を様々な視点で考えるようになりました。
仕事をやめたいと考えたのも、様々な視点からです。
最近では、さらに多くの視点で見ることが出来るようになったようです。
仕事が面白くない理由の一つに、良いように利用されていると感じることがあります。
そう考えると、面白くありませんでした。
しかし、考え方に幅を持たせることで、少し違ったようになります。
自分が仕事を利用してやるのです。
仕事を通じて、自分の知識を増やしてやろうと考えたのです。
要するに、一生懸命仕事をするということは変わりないのですが、そこで得られる知識を自分の財産にしてしまうのです。
なので、仕事の仕方もより積極的になり、切り口が変わると思います。
自分にいい影響がでるような仕事の仕方に変えるのです。
職場の人間関係においては、この職場は、変な人間関係が当たり前と考えるようにしました。
- 変な人を気にしないようにします。
- 余計な気を使いません。
- どうでも良いのです。
- あまり関わらないようにする。
- 自分の心を乱されないように心がける。
ようにしました。
できるだけラクに仕事をして、もらえるものをいただくと割り切っていきます。
このスタンスで仕事を続け、イヤになったら辞めます。
できるだけストレスを感じない働き方をしていきます。
プレッシャーのある仕事はありますが、あまりネガティブにならず、前を向いてチャレンジしていきます。
自分がラクに仕事をできるように考えることで、積極的にもなり、知識をつけることができ、Win-Winになります。
私にとっても、会社にとっても良いことです。
へんな人間に邪魔されなければ…
私を前向きにさせた行動
仕事を辞めたい衝動から、辞めるカードを持って、覚悟を決めて仕事を続けようと考えるようになった原因はなんなのでしょうか?
自分なりに考えてみました。
- 瞑想
- ブログ
- インターネット
- 運動
- 読書
瞑想
ストレス解消にもなっている瞑想は、すごいですね。
不安やストレスを解消してくれるだけではなく、よりよい思考ができるようになります。
即効性は感じないのですが、続ければ続けるほど、いい感じがします。
ブログ
ブログは一つの手段ですが、アウトプットが有効です。
ブログの内容を考える時、自分の思いや考えを深堀りして考えます。
そうすることで、自分を見つめ直すことができ、自分が感じていることの詳細な部分がわかります。
ただ、なんとなく嫌な感じがするというのではなく、このもやもや感は、3つの仕事がプレッシャーになっているだけで、一つずつ解決していけば、大した問題ではないということがわかります。
自分の気持を見つめることで、本当に不安になることなのかがはっきりして、いらない不安を消すことができます。
仮に消すことができない不安が残ったとしても、その不安と付き合う覚悟ができるので、うまく不安を受け入れることができるようになります。
インターネット
インターネットでは、動画をよくみます。
そのなかで、ある人が言っていたのが、「楽して給料をもらうことを考えればいい」ということです。
私は、それまで、超真面目に考えていました。
「楽をするなんて、けしからん!」と。
実際に楽を心がけてやってみると、なんて生産性の高いことか!
ストレスを感じないようになると、実力が発揮され、仕事の効率が上がったのです。
インターネット上のお役立ち情報はたくさんあります。
その中から、信頼できるものを選んで、見るようにしています。
運動
運動はストレス解消の他、BDNF(脳由来神経栄養因子)が分泌するので、ニューロン新生が起こり、アラフィフおじさんの脳でも成長します。
運動は一生、欠かすことができない行動です。
私たち人間は、運動をするのが当たり前にできています。
運動をしなくなれば、生活習慣病など、病気になってしまうのです。
読書
読書で得られる知識や考え方は、想像以上に有益です。
仕事をしている時間、読書をしていたくなります。
仕事を辞めたい理由のひとつに、知識を増やしたいという欲求があるのです。
残された人生の中で、できるだけ多くの有益な知識を身に着けたいと思っています。
読書で得られる知識は、人生を変えるだけの力があります。
人を変える力があるのです。
まとめ:職場の人間関係で疲弊していた私を変えた5つの事
職場の人間関係で疲弊していた私を変えた5つの事は
- 瞑想
- ブログ
- インターネット
- 運動
- 読書
です。
30年以上仕事をしてきた私は、人間関係によるストレスを抱え、とても悩みました。
ストレス解消のために
- 運動
- 睡眠
- 自然に触れる
- 瞑想
- 読書
- 人に優しくする
を習慣にして行ってきています。
それでも、人間関係の悪さによる衝撃は強く、仕事がイヤになっていました。
そんなとき、インターネットで「楽に仕事をして稼ぐことを考える」と言っている人がいて、衝撃を受けました。
そのとおり実践してみると、自分の実力を発揮させることができ、精神的にも楽になりました。
聞こえは悪いですが、変な人にできるだけ関わらないようにすることです。
変な人のことは、気にしないようにする。
そんなことで、ストレスが減るのですから、変な感じです。
私の考え方が変わったのと、何かあれば仕事を辞める覚悟があるというのが大きいと思います。
仕事を辞めるカードを持つということで、仕事に向かう姿勢が変わりました。
いい意味で、自分中心に仕事をするようにしたのです。
仕事のストレスは、どんな仕事にもあると思います。
もちろん、悩みもあります。
ストレスを抱えた状態ですと、正常な判断ができません。
決して変な衝動に流されないように気をつけなければならないのです。
今の仕事に依存する必要はなく、いつでも転職することを頭の片隅に置いておくことが重要です。
関連記事です。