玄米は体に良いと聞く話ですが、私達の周りにどれだけの人が玄米を食べているでしょうか?
「私、玄米を食べていますよ!」とはあまり聞かないかと思います。
なかなか玄米を目にする機会というものがありませんし。
今記事では
- 玄米を食べてようと思っている方
に向けて、実際に玄米を食べている私の家で行っていることをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 玄米が家庭で食べる方法がわかる
ようになります。
しばらくの時間お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- お米を玄米で買う
- 家庭用精米機を買って、家で精米する
ということです。
詳細などは後述します。
玄米を食べるのにハードルは低い
玄米のイメージといえば
- 不味そう
- めんどくさそう
- 健康そう
などです。
実際に玄米を食べてみると
- 香ばしくて美味しい
- もともと玄米を白米に精米していたのを、精米度合いを少なくしただけなので、なにも変わらない
- 体調は、悪くないので、健康的にも悪くないと思います。
白米を
七分づきから始めて
五分づきにして
現在は、三分づきで頂いています。
だんだん、白色から茶色の米になっていきました。
ほんの少し、噛みごたえが増えたような気がしますが、
気になるものではありません。
玄米大好き人間になりました。
炊く際は、白米のときよりは、水の量と浸す時間を少し多くするだけです。
といったように、何も身構えなくても玄米に移行できます。
白米を美味しく食べたい
以前から、私の家では、玄米をまとめ買いしていました。
それを、コイン精米機の設置してある場所まで行き、1袋30Kgの袋の玄米を精米機に投入し、玄米を白米に精米していました。
ある時、私は、精米に行くのがとてもイヤになりました。
どうしたら、この苦痛から逃れられるのか?
そう考えた私は、家庭用精米機をポチりました。
初ホーム精米機の使い勝手もよく、ポチって大正解です。
現在では、精米に出かけることなく、家庭用の精米機でこまめに精米しています。
白米に精米するのは、玄米が体に良いことは分かっていましたが、お米は真っ白くして美味しく食べたいからでした。
玄米が気になる
私がネットサーフィンで玄米が良い事を学びました。
精製した炭水化物ではなく、殻付きの茶色い炭水化物を取るべきなんだと感じました。
そこで、嫁に玄米の導入を提案しました。
なにも学んでいない嫁から、即座に却下されました。
私としては、後で説明する玄米のメリット、白米のデメリットを真剣に伝えましたが、白米が正解と思っている嫁には全く響きません。
日本人として、長年にわたって白米を食べる文化で育ってきたので、
まぁ、仕方ないことです。
玄米の採用
白米生活をしていたある日、突然、白米から玄米にしてみると嫁が言い出しました。
白米に近い七分づきからのスタートです。
突然の嬉しい提案にびっくりです。
私が玄米を推した時は、変人扱いされたのに…
何故、考えを変えてくれたのでしょうか?
それは、以前、嫁が食後に横たわっていたら、胃もたれを感じたことがあったといいます。
そして、色々調べたようです。
その結果、、変人な私の言っていたことが分かったのかと思いきや、
私が提案したことはすっかり頭の中にはなく、
下記の本で勉強したので、白米から玄米にするメリットを理解したのでした。
妻が玄米を食べるべきだと我が家で言い出した体になっている。
調べるのに読んだ書籍はこちら
美味しく食べられます
↑五分に精米後の我が家のお米です。
玄米を七分づきで食べ始めました。
白米とくらべても大きな違いは感じられません。
あえて言うのなら、白米のようなツルツル感がないことでしょうか。
かえって私は、香ばしくて、玄米の方が好きです。
現在では五分づきを経て三分づきで食べています。
七分づきと全く変わらない感じです。
玄米のメリット
玄米のメリットは、なんと言っても食物繊維と栄養素です。
玄米のメリット
- 微量栄養素が豊富
- 食物繊維が多い
微量栄養素が豊富
玄米には
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
- 酵素
が含まれており、私達に必要な微量栄養素を摂ることができます。
これらにより、健康な体でいられます。
特に食物繊維を多く含むのがいい
玄米には食物繊維が多く含んでいます。
この食物繊維により、糖質の吸収が緩やかになり
- 糖尿病や心筋梗塞の予防
- 便秘解消、ダイエット効果
を期待できます。
白米はダメなの?
白米は、お米の外側の部分(胚芽、ヌカ)を取ってしまうため、食物繊維がほとんどなくなり、糖質だけが残った状態です。
この糖質だけの状態って、砂糖と同じです。
砂糖と同じということは、体内での吸収が早いので、血糖値が急上昇します。
それを処理するため、膵臓を刺激し、インスリンを分泌させ、血糖値を下げます。
血糖値を乱高下させてしまうのです。
血糖値を急激に上げたり、下げたりすることは、血管を傷つけたり、私達の体にダメージをあたえてしまいます。
ダメージを受け続けると、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中など生活習慣病のリスクが高くなります。
その他、体内で炎症を起こしてしまい、様々な病気のリスク、老化の促進など、デメリットが大きいとも言えます。
玄米の購入方法
玄米はネットで購入できます。
精米機もあったら便利です。
食べた方が良いもの
玄米の他に、積極的に食べることをオススメする食品をご紹介します。
積極的に食べた方がいいもの
- 魚
- 野菜と果物
- ナッツ類
- オリーブオイル
- 茶色い炭水化物
など
魚
魚は体に良いDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。
血管系疾患(心筋梗塞、脳卒中)のリスクを下げてくれます。
野菜と果物
野菜は昔から体にいいので、食べなさいと言われてきた食材です。
ビタミン、ミネラルが豊富です。
栄養素の他にファイトケミカルという化合物を含みます。
このファイトケミカルは、トマトのリコピン、にんじんのカロテン、ブルーベリーのアントシアニンなどがよく聞きますよね。
その他にも色々ありますが、抗酸化作用のある植物が多いです。
ナッツ類
アーモンド、くるみ、カシューナッツなどのナッツ類には私達の体に必要な栄養素が豊富に含まれています。
ビタミン、ミネラル、不飽和脂肪酸など、実はすごい栄養の優等生なのです。
私は、特にマグネシウムなどのミネラルの豊富なアーモンド、オメガ3を多く含むくるみを中心に食べています。
オリーブオイル
オリーブオイルは言わずと知れた、体に良いとされる油です。
オレイン酸を多く含み、高血圧や動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病を防ぐ働きがあります。
私は、野菜サラダにオリーブオイル、岩塩と黒胡椒をガリガリ砕いたをかけて食べます。
とても美味しいです。
茶色の炭水化物
↑精米する前の玄米
茶色の炭水化物とは、今日お話している玄米を始めとする、精製されていない穀物です。
玄米の他、そば、全粒粉のパンがそれに当たります。
できるだけ避けた方が良いもの
次にできるだけ避けた方がいい食品をご紹介します。
- 赤い肉(牛肉、豚肉)
- 加工肉(ハム、ソーセージ)
- 白い炭水化物
など
赤い肉(牛肉、豚肉)
牛肉、豚肉が大好きな方も多いと思います。
私も大好きです。
しかし、これら飽和脂肪酸を含む食品には、がん、脳卒中、心筋梗塞のリスクがあります。
頻回に食べないようにするのがいいですね!
加工肉(ハム、ソーセージ)
ハムやソーセージなどの加工肉もできるだけ避けたほうが良いです。
というか、かなり避けるべきです。
赤い肉よりも大きなリスクがあります。
加工肉には、食品添加物が多く入った商品が多く出回っています。
食品添加物は、かなり体にはよろしくないので、加工肉はより避けるべきと考えた方が良いでしょう。
下記記事をご参照ください。
白い炭水化物
白い炭水化物とは、精製された穀物を使ったものです。
白米、パスタ、生成された白い小麦粉で作ったパンなどがそれに当たります。
先程お話したとおりで、急激に血糖値を上昇させてしまうことが問題です。
そのことで、イライラしたり、生活習慣病のリスクが上がったりと、色々とよろしくないことがあります。
頻回に食べないようにしましょう。
まとめ:玄米などの体にいいものを食べよう
玄米は手軽に食べることができます。
お好みで七分、五分もしくは三分づきで精米して、美味しくいただけます。
玄米には、ビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素を含み、食べることで、体調が整います。
食べ慣れ親しんだ白米は、食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素が削ぎ落とされ、ほぼ糖質のみにされた状態。
白米は血糖値を乱高下させるため、体へのダメージがあり、糖尿病などの生活習慣病のリスクが高い。
玄米と精米機はネットで簡単に手に入ります。
食べた方が良い食品は
- 魚
- 野菜、果物
- ナッツ類
- オリーブオイル
- 茶色い炭水化物(玄米、そば、全粒粉のパン)
などです。
できるだけ避けたほうが良い食品
- 赤い肉(牛肉、豚肉)
- 加工肉(ハム、ソーセージ)
- 白い炭水化物(白米、パスタ、小麦粉の白いパン)
などです。
私は昔から最近まで、当たり前のように、白米を食べてきました。
別に玄米ではなく白米でも体には何も変わりはありませんでした。
しかし、これから歳を重ねていくなかで、日々の心がけが大切です。
私は、普段から運動をしていますが、運動しなくても体調の大きな変化はありません。
しかし、これらのことは、色々な方が調査し、しっかりとしたエビデンスがありますので、それを生活に役立てるべきだと考えます。
これらを踏まえ、神経質になりすぎず、普段の生活に活かせたら幸いです。