みなさんは、何かトラブルに見舞われたら、落ち着いて行動できますか?
私は、今まで、大小に関わらず、何かトラブルのようなことがあると、不安の感情に心が流されてしまい、落ち着いていることはできませんでした。
自分の思い描いていたのと異なる結果になったとき、「あー、なんだよう…」とか、「だったらやらなかったのにぃ」、「損しちゃったよ!」などと、悲観的になっていました。
先日、いつものパターンであれば、悲観的になる出来事がありました。
その時の私は、「残念、仕方ないね!」というあっさり感情で、心が揺れませんでした。
あれっ?、いつもと違うじゃん!と思い、いつもと違った理由について考えてみました。
本記事では
- 何かあると不安になってしまう方
- 何かあると、心が感情に流され、落ち着かなくなる方
に向けて、私の経験したことをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 自分がいかに感情に流されているかがわかる
- 感情的にならないようにする方法がわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
結論から申し上げますと
感情に流されないようにするには
- 瞑想
- 読書
をすることで、冷静で落ち着いて考えられるようになったのだと思います。
詳細は後述していきます。
感情に流されてはいけない!
物事を冷静に判断するには感情的になってはいけないのです。
とはいえ、真剣に取り組んでいることがあると、そのことについて一喜一憂してしまうのは仕方のないのかもしれません。
その結果について不安になったりします。
しかし、未来のことはある程度、予測はできても、正解は誰にもわからないので、考えても仕方のないことなのです。
なので、今行っていることの成果や結果はどうなるかを心配したり、良い結果ばかりを期待しすぎるのは、危険であります。
その他、突然のトラブルに、慌てふためくのもよろしくありません。
正直、心の中では、慌てている部分はあると思います。
その中で、落ち着き、何が大事なのかを考え、優先順位を付け、行動に移すことで、慌てた割に大したことがない事に気付くはずです。
まぁ、感情のコントロールって難しいので、普段からできるだけ、感情任せにならないように、心がけが大切ですね!
いつもなら感情に流されてキレていたはず
私は、妻に甘えています。
幼い子供みたいに、甘えているわけではありませんけど(笑)
何かうまく進まないことがあれば、妻に八つ当たりすることが多かったと思うのです。
このときも、いつもだったら私がすぐにキレていたはずなのに。
それは、嫁の体調が優れなくて、めずらしく嫁の方が感情的になって、私にぶつけてきました。
妻がわけのわからないことを言っているので、とても会話にならず、私が一喝して終了するパターンでした。
めずらしく、優しい私がいて、妻の言うことを一生懸命傾聴し、しっかりと答えるのでした。
参考記事:夫婦の関係がうまくいかなくなるところだった【妻を大切にする想いを持つこと】
冷静で落ち着いていられるようになった理由
先日、何かある度に、不安や喜怒哀楽の感情に流されていた私が、冷静で落ち着いていられた理由を考えてみました。
考えられる理由は
- 瞑想
- 読書
なのかな〜って思うのです。
たしかに、これらをやると、精神的に落ち着くんだなぁ…
瞑想
私は、過去から、上司からのパワハラを受けた経験があり、それが原因でメンタルがイッちゃいそうになりました。
それは、私の人生において、かなり強烈な出来事だったので、ものすごく悩んでいました。
毎朝、不安が襲ってきました。
次第に私から笑顔が消えていきました。
休みの日も、繰り返し、仕事のイヤナことを考えました。
このようなつらい思いをしたくないと考えました。
なんとか悩みを解消したくて、色々と調べました。
調べていくうちに、瞑想にたどり着きました。
瞑想って、なんだか、スピリチュアルな感じでしたが、科学的に様々な効果が証明されているので、敬遠しなくても大丈夫でした。
物は試しということで、始めは5分から行いました。
気持ち良い感じでしたが、不安が解消する感覚は全くありませんでした。
次第に時間を長くしていき、現在では毎朝30分の瞑想をするようになりました。
色々効果があると言われている中で、はっきりとした効果の実感はありませんが、不安に関して言えば、なくなりました。
全くなくなったかといえば、そうでななく、不安に思うことってムダだと認識できた感覚でしょうか?
はっきりしませんが、とにかく以前抱いていた不安は殆どありません。
効果が現れるまで、8週間はかかるようです。
私は8週間経過しても、不安がなくなった感覚がわからず、それでも、毎日継続していくうちに、不安がなくなっていました。
参考記事:マインドフルネス瞑想でストレスと不安を解消したい【瞑想の効果】
読書
読書をすることで、普段生活していると入ってこない、様々な有益な情報を得ることができます。
- ネガティブ感情を受け入れる
- ストレスを受け入れる
私は、読書をする習慣がありませんでしたので、なかなか読み進みません。
途中で集中が切れると、眠くなったり、本の内容が入ってこなくなります。
それでも良いので、少しずつ読みました。
そうすると、自分になかった考えや想いを知ることができたので、実際に実践してみたり、普段から心がけるようにするようになりました。
次第に、自分の心と向き合えるようになっていきました。
私は今まで、ネガティブな感情から逃げていました。
どれほど避けても、心が安らぐことはありません、
本から得た知識は、
- そのネガティブな感情の原因は、自分で変えられるものなのか
- 変えられるのなら、変える努力をする
- 変えられないことのほうが多いので、そういうものだと考え、自分の中に受け入れる
- そのうち、ネガティブな感情はなくなる
といった感じです。
分かりづらいですよね!?
要するに、考えても仕方がないことは、覚悟するしかないってことなのです。
例えば、職場の同僚がわがままで、自分と全く違う意見を持っているとします。
その同僚に自分の考えを伝えるのですが、理解してもらえません。
理解してもらうことを諦め、損害がなければ勝手にさせます。
自分は面白くありませんが、そう思ってもなにも改善しないので、諦め、仕方ないと事実を受け止めることで、イライラしなくて済むのです。
感情に流されて、終始イライラすることは、賢くはありません。
できないことは、きっぱりと諦め、気持ちを切り替えて、次に進むべきなのです。
「変えられることと変えられないことを見極め、受け止める」ということが大切です。
参考記事:【読書のメリット】読書嫌いだった私が中年になってから読書を始めた理由
その他
その他にやり始めたことは
- 考える習慣
- 禁酒
ですかね。
考える習慣
考える習慣ってとても大切だと思うようになりました。
以前になかった考えることの習慣で、物事を様々な角度から見つめることで、今まで見えなかった事が見えることがあります。
物事について、いろいろな角度から考えてみることで、新しい発見があったりします。
今まで、気づかなかったことや、新たな方法などを知るきっかけとなり、とても勉強になります。
ただし、不安に繋がることの考え過ぎは、ダメです!
参考記事:考えることで疲れていたけど、今は考えることが楽しい
禁酒
仕事から帰ってきて、最初に飲むお酒がオンオフにスイッチになっていて、とても好きでした。
色々と考えることが習慣になると、酔っ払う余裕がなくなったのと、調べていくうちに、少量のお酒も健康を害する事がわかったので、とりあえず飲まないでいます。
大好きなお酒をやめて、読書などで自己投資をすることは、とても楽しく感じています。
約半世紀も生きてきた私は、今になって、新たな知識を得まくっています。
新聞やテレビなどのマスメディアでは、知ることができなかった事を入手できるようになり、テレビっ子だった私は、テレビを視聴しなくなりました。
まとめ:気づいたら、冷静で落ち着いていられるようになっていた
いままで、何か事が起きると、不安の感情が騒いで、落ち着かなかった私ですが、いつの間にか、落ち着くことができるようになっていました。
その主な理由は
- 瞑想で不安になりにくくなったこと
- 読書で色々な考え方を学んだこと
ではないかと考えています。
落ち着いて、変えられること、変えられないことの区分けと、その結果を受け止めることです。
50年近い人生で、やってこなかったことです。
だからといって、今までが無駄というわけではありません。
私が過去に不安になったり、落ち着かなかったけれども、一生懸命やってきたことで、たくさんの経験をしてきました。
嫌な事があっても、不安と戦いながら逃げずに頑張ったのです。
そのおかげで、何かトラブルがあっても解決へ向かう事ができます。
今では、冷静に対処できるようになったので、対して負担にもならずに、淡々と解決の方へ向かうことができます。
色々と苦しいことはありますが、逃げずに経験すること、そして、冷静になって、優先順位を考えて行動することが大切だと約半世紀かけて学びました。
参考記事:本を読むのが遅くても本を読めるようになる【読書が楽しいと感じられるようになった瞬間】