私は、遠い昔、妻との結婚を決めたとき、一生大切にすると誓いました。
多くの人も、私と同じだったのではないかと思います。
しかし、現実は、生活するのに精一杯で、精神的余裕なんてあるわけもなく、時には、妻に八つ当たりしてしまったりと、順風満帆になんて行くなんてことは、ほとんどありません。
例えば、何かのトラブルに見舞われたとき、心に余裕がなくなり、あれほど大切にすると誓ったはずの相手に対し、八つ当たりしたり、言い争いになった経験が、誰しもあるのではないかと思います。
本記事では
- うまくいかない夫婦関係に悩んでいる方
- 夫婦仲良く生活したいけど、できていない方
- 夫婦関係が破綻しそうな方
へ向けて、いい夫婦関係だと勝手に思っている私が、普段から心がけている事をお伝えします。
なにかの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 今の夫婦関係の状況がわかる
- 夫婦関係が悪くなる理由がわかる
- 良い夫婦関係の築き方がわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
最初に結論から申し上げますと
- 何でもさらけ出している相手に、気遣いする
- 相手のことを思いやり、期待しすぎない
- 積極的に会話する
- お互い、一人になる時間をつくる
です。
実にシンプルですが、結構難しいことです。
私は、最近になって、ようやく気付き、できるようになったと思っています。
とはいっても、ラブラブという中の良さではなく、お互いに尊重し合っている、お父さん、お母さんです。
詳細は後述していきます。
俺が家長だ!(自己中心的で残念な夫)
私は、昭和の生まれです。
その時代での世の中の風潮は
いい学校を卒業する
いい会社に就職する
結婚し、家庭をもつ
家を買う
定年まで働き、ローンを返済する
定年後は、銀行に預けた退職金の利息と年金で暮らす
といった感じでした。
私も昭和時代の幸福になれると思われた人生を歩んでいくのであろうと思っておりました。
それと一緒に、昭和の頑固親父を目指しておりました。
若い頃は、私一人で稼ぐ給料も安く、家賃や子供の保育園代などで色々と大変で、経済的ゆとりは少しもありませんでした。
ときには、手元にあるお金では足りない事もありました。
それはそれで、少しずつ成長する子どもたちを育てていて、幸せではありました。
お金の余裕がないときに、私は、妻のお金の管理が原因だと考えてしまいました。
とんでもない話です。
今考えると、とんでもございません!って感じです。
夫の稼ぎが少ないことが原因なのにね!
実際、お金の管理は私が得意としていました。
しかし、私がお金の管理をしてしまうと、必要なところも締めてしまう傾向があったので、嫁に任せていました。
お金の事以外に、何か思うように行かない事があれば、嫁のせいにしていた事がいくつもありました。
自己中心的な夫なのでした。
私が未熟ゆえ、心に余裕がなく、なにかといえば、嫁に当たっていました…
ほんと、ごめん…
普通に仲は良い
私達夫婦は、一応、仲良くはしておりました。
できるだけ、同じ時間を過ごして、共有の趣味を持つようにしています。
旅行、テニス、アウトドアなど。
関連記事:夫婦の関係が良くなるのは当たり前!少しの思いやりと感謝が大切
仲良くはやっていたけど、色々と嫁には、嫌な思いをさせたと思います。
やはり、私には、”心のゆとり”が、あまりありませんでした。
なので、不安に陥りやすく、なかなかお金が貯まらない現状に、心持たない状況だったのです。
マネーリテラシーが低く、何もしないで、ただ黙って見ているだけで、どうやったら、支出を減らせるかなど、勉強もしませんでした。
なので、何もしないで、無駄に不安を抱いていた私は、ダメダメだったのです。
仕事のストレスで考え方が変わる
仕事もある程度順調でしたし、子どもたちもすくすくと育ち、収入は、以前よりは増え、人並みに楽しく生活ができていました。
しかし、45歳を過ぎて、職場の環境が大きく変わったことで、私に悲劇が訪れました。
転勤と人事異動による上司が変わったこと。
その上司は、パワハラをする上司だったのです。
パワハラを受けるようになった私は、今までにないストレスを抱えることになったのです。
パワハラ上司は、私のことを低評価し、仕事ができない人間の扱いをし続けました。
もちろん、言葉の暴力もありました。
そんなパワハラが当たり前な日常になってしまうと、自分でも、「自分はダメなやつ」と思うようになってしまいました。
このままでは、自分が壊れてしまうと危機感を感じ、必死になり色々と調べてみました。
調べた結果、試して見る価値がありそうなことがでてきましたので、できる限り、ストレス発散に注力しました。
関連記事:仕事で受けたパワハラはトラウマになった【どん底メンタル改善】
感情的にならなくなった
私は、外では「いい人」を演じていたので、家の中では、「いい人」の反動で、感情的(亭主関白)になることが多くありました。
今では、仕事で受けたストレスを何とか解消したいとあがきもがいた結果、以前と比較するとかなり感情的になることが減りました、
その要因と考えられるのが、マインドフルネス瞑想です。
関連記事:マインドフルネス瞑想でストレスと不安を解消したい【瞑想の効果】
瞑想と聞くと、何かスピリチャルっぽいですが、科学的に証明されていることもあり、実践を継続しています。
やっていても、スッキリする意外、なにも変わったことを感じません。
しかし、毎日続けていると、ふとした瞬間、「あれっ、以前と違うぞ!」という感じで、自分の変化に気がつくのです。
今での自分は、出来なかった、感情にとらわれない判断をできるようになりました。
妻に対する想い
以前の私は
専業主婦は
- 家事をやって当たり前
- 子供の世話をするのは当然のこと
と考えておりました。
パワハラで悩んだあげく、感情に流されなくなった今の私は、以前と全く違う考えになっています。
- 家のことは、100点満点でなくてもいい
- 意見の違いは受け入れる
- 相手に期待しすぎない
- 想いやりをもつこと
です。
100点満点でなくてもいい
以前の私は、嫁に対して、100点に近い点数を求めていたところがありました。
が、今となっては、どうでも良いことです。
嫁の体調や気分によっても日によって違うので、無理しないでやってくれればOKです。
夫婦なのですから、出来ない部分は、夫である私が協力してやればいいことですので。
というか、以前の自分って、何様なの!?
完璧な嫁を求める前に、自分は完璧だったのか?
自分のことを棚に上げて、考えてんじゃねーよ!
って自分でもなります。
反省ぃ〜…!
意見の違いは受け入れる
どんなに仲の良い夫婦だって意見が合わないときがあります。
今までは、私の意見を通してもらったことが多かったのですが、今では、互いの考えを尊重し、どうするかを決めるようになりました。
わがままだった私が、当たり前な対応になっただけです。
私が嫁の話を聞いて、相手の気持ちを考え、それと自分の考えを照らし合わせて、結論に至るといった感じ。
お互いに、尊重し合う心の準備ができているってところでしょうか?
そうなると、言い争いのような、無価値な争いは起こりません。
自分のわがままを感情に乗せて発しても、相手には、伝わるどころか、聞く耳を持ってくれなくなってしまいます。
なぜが、相手にダメージを負わせたい気持ちってあるのが不思議です。
かつての私もあったので、よくわかります。
なんか意味のない負の感情です。
相手に期待しすぎない
これは双方に言えることですが、相手に期待して、期待通りにならないと、イライラしますよね。
このイライラの感情は、かなり無駄なことなので、お互いに期待はずれのときは諦めるようにしています。
そうすることで、感情的にならなくなって、無駄に疲弊しなくて済みます。
相手は自分が思うとおりには変わらないのです。
そうであれば、自分が変わるべきなのです。
想いやりをもつこと
「想いやりをもつ」ということは、幼いときから幼稚園や学校で教育されてきましたが、大人になった今でもなかなかできていません。
最近になって、ようやく、嫁に対してできるようになりました。
想いやりを持つことで、嫁も私に対して以前に増して、優しく接してくれるようになったと感じるのは私だけでしょうか?
そういった気持から生まれたひとつの考えが、ドラム式洗濯機を購入することでした。
家事の軽減になり、嫁の自由な時間が増えました。
思いやりをもち、できるだけ楽しい会話を多くすることが大切です。
その日にあったことや、嫌な思いをしたエピソードをお互いに発することで、モヤモヤした気持ちがスッキリします。
決して、悪口を言い合うことではありません。
会話も大切ですが、お互いに一人で好きなことをする時間も大切です。
夫がパソコンを見て、嫁がファッション雑誌を読んだり、お互いに一人の時間を楽しみましょう。
関連記事:ドラム式洗濯機で生活がより快適に!もっと早くに買うべきだった
まとめ:夫婦の関係がうまくいかなくなるところだった
昔、私達は、ずっと一緒にいたいと思い、夫婦になりました。
しかし、私のわがままで、嫁には嫌な想いをたくさんさせてしまいました。
今となっては、猛烈に反省しています。
よく離婚されなかったなぁと、私の自己中心的な行動に耐えてきた嫁に感謝です。
刻々と時代の流れは変わりつつあります。
いままでのようにガッチリ凝り固まった考えではダメでしょう。
柔軟な考えと、感情に流されない気持ちを持って生活していかなければならないと考えています。
夫婦のどちらかが、いい考えを持っていても、相手にその気がなければどうにもなりません。
相手に必要以上の期待はせずに、自分の考えを説明したうえで、待つことが大切です。
あくまでも、夫婦はもともと他人同士なのですから。
相手はすぐには変えられませんよ。
変わるまで待ちましょうよ!
とにかく、想いやりを持って。
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