少量のお酒は、「酒は百薬の長」と聞いたことがあると思います。
お酒の好きな私は、おじさん化しているせいか、お酒を飲むと、すぐに睡魔が襲ってきます。
かなり前のことですが、久々に缶チューハイ350mlを1本飲みました。
あっという間に飲み干して、就寝しました。
翌朝、起床した時、変な体の怠さを感じました。
気のせいかもしれません…
変な表現ですが、アセトアルデヒドっぽい物質が体内に残っている感覚です。
多量の飲酒をしたわけでもないのにです。
なんか変???
その時を最後に、お酒を飲まなくなりました。
本記事では
- お酒を辞めたいと考えている方
- お酒が体に良いのか悪いのか気になる方
- 自己投資したいと考えている方
へ向けて、お酒が体に及ぼす影響をお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- お酒が及ぼす影響がわかる
- お酒をやめる方法がわかる
- 自己投資について考えるようになる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- お酒は少量でも、体にとって悪影響がある
- お酒を飲むために費やしている時間は多い
- 自己投資することで、発見がある
ということです。
詳細は後述していきます。
飲酒による体へのダメージ
飲酒は、ストレス発散や、仕事のオンとオフの切替のためになると言われてきました。
確かにそのとおりです。
そんな素敵なお酒なのですが、大小に関わらず、何かしらの影響があります。
少量の飲酒ならばダメージがないということにはなりません。
飲酒による体へのダメージは、飲酒するか、しないかによるということになります。
- 酸化
- 炎症
- ホルモンバランスが変わる
- 睡眠の質の低下
などの影響があります。
これらから考えられることは、老化に繋がるってことです。
酸化・炎症
飲酒による酸化や炎症によって、病気のリスクが高くなったり、老化が促進します。
炎症は、様々な悪影響を及ぼすのです。
睡眠の質の低下
飲酒することで、寝付きは良くなりますが、レム睡眠のサイクルを狂わします。
レム睡眠のサイクルが狂うと、深い眠りができず、夜中に目が覚めたりして、質の良い睡眠ができません。
その結果、翌朝、前日の疲れが取れていなかったり、体が怠いといった症状がでます。
体調も優れず、メンタルにも悪影響がでるので、能力の低下を引き起こしてしまいます。。
お酒による悪影響
飲酒による体への影響は
- がん(口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸・乳がん)
- 心疾患
- 脳萎縮
- 消化障害
- 肌の異常
など、私たちに悪影響を及ぼすのです。
消化異常
多量のお酒の飲んだ翌朝、下痢することが多いと思います。
アルコールが栄養や水分の吸収の邪魔をします。
水分が吸収されないまま、肛門まで進んでしまうので、下痢になります。
翌朝にジョギングやウォーキングなどのワークアウトをするのであれば、コンビニが多いルートを選ぶことをオススメします。
決して、人里離れた場所での緊急事態は、避けたいところです。
肌の異常
飲酒により、体内の水分が失われます。
- 乾燥肌
- しわ
- ハリがなくなる
などの異常がおこります。
少量の飲酒でも、リスクはあります。
いくら高価な化粧品を使っていたとしても、台無しにしてしまいます。
特に私のように年齢を重ねた中年おじさんたちは、若い人よりリスクは高くなります。
お酒は、考えて飲みましょう。
深酒による脳機能の低下
お酒を飲みすぎると、翌日の朝になっても、前日のお酒が残っていた経験がある人も多いと思います。
私は、幾度もやっちゃいました…
頭痛や胸がムカムカして気持ち悪いものです。
「飲みすぎた。失敗したぁ…」とその時は思うのですが、体調がもとに戻ると、その失敗の事はすっかり忘れてしまい、同じ過ちを繰り返してしまいます。
朝、飲みすぎたことを反省するのですが、辛い仕事が終わり、開放感を感じると、つい向かい酒をしてしまいます。
朝、ムカムカして、気持ち悪かったのに、夕方には、美味しくお酒を飲めてしまうのですから、参りますよね!
深酒をすると、脳機能に影響が及びます。
- 集中力低下
- 記憶力低下
- 反応時間の低下
上記の脳機能低下は、体内のアルコールがなくなっても、継続します。
体調が元に戻っても、いつものポテンシャルを発揮できないと感じた人も多いと思います。
深酒は、脳細胞によろしくないのです。
二日酔いの原因は?
二日酔いの原因の殆どは、飲みすぎによるものです。
その他の原因として、確証はありませんが、コンジナーが有力候補とも言われています。
お酒が作られるときにできる副産物で水とアルコール以外のすべてがコンジナーです。
例えば、ワインのコンジナーはタンニン、日本酒は、アソトン・フーゼル油です。
コンジナーは、お酒独特の風味や味わいを与えてくれます。
二日酔いの症状が激しい酒ランキング
- ブランデー
- 赤ワイン
- ラム酒
- ウイスキー
- 白ワイン
- ジン
- ウォッカ
- ビール
- オレンジジュースを使用したお酒
お酒をやめる?
ここで、お酒を飲まなくなることについてお話いたします。
実を言うと、私は、現在、大好きなお酒をやめています。
決して、お酒で、身を滅ぼすようなことをしたわけではありません。
散々、お酒を楽しんできたし、お酒は大好きです。
ある時、ある考えが浮かんできました。
一日のサイクル
仕事
帰宅
晩酌
就寝
仕事
毎日同じことの繰り返しです。
この世に生まれてきて、約50年になります。
このまま、中年から老年になってもいいのだろうか?
仕事で、気を使い、帰宅して、お酒を飲んでリラックスして寝る。
何十年もずっと同じ生活。
今日も、明日も、明後日も…
何かできないのだろうか?
と疑問を抱くようになりました。
そこで、色々と調べてみたのです。
ただ黙って老いるのは嫌だ!
できるだけ若くいよう!
若いままでいるということは、どういうこと?
肌、体、頭を老けさせない。
ということで、気を配ったり、習慣に取り入れたことは
- 食事
- 運動
- 睡眠
- ストレス解消
- 学び(主に読書)
です。
参考記事:中年おじさんの生活習慣改善(退職後も健康であるために、今から良い食事、運動習慣を心がける)をご参照ください。
晩酌をすると、飲み始めから翌朝まで、時間を要してしまいます。
12時間以上(寝る時間を含む)、その他のことはしないし、できなくなります。
この時間を有効に使ったら、すごいことになると思いませんんか?
読書では、今まで知り得なかった知識を身につけることができるので、人生レベルで変化をもたらすはずです。
この歳になって、学ぶことは、案外楽しいものですよ!
お酒をやめたいと考えている方は、是非とも、自分の人生を考えてみることを強くオススメします!
お酒をやめることは、簡単ではないと思います。
根性では解決できません。
飲まないでおこうとすると、気になって、そう長くはもちません。
あまり頑張らないで、お酒をやめたい理由を考えることの方がうまくいくはずです。
お酒を飲む事以外の、何か違うことをする時間にあててみてはいかがでしょうか?
まとめ:お酒は少量でも体に影響あり
飲酒は量に関わらず、体にダメージを与えます。
- 酸化
- 炎症
- ホルモンバランスが変わる
- 睡眠の質の低下
などです。
飲酒による悪影響は
- がん(口腔・咽頭・喉頭・食道・肝臓・大腸・乳がん)
- 心疾患
- 脳萎縮
- 消化障害
- 肌の異常
などのリスクがあります。
そして、多量の飲酒は、脳機能の低下を起こします。
- 集中力低下
- 記憶力低下
- 反応時間の低下
は、アルコールが排出された後も継続します。
「酒は百薬の長」と言われて、少量の飲酒は体に良いと思われてきました。
しかし、それ以上にデメリットの方がメリットを上回ります。
体へのリスクを考えると、できる限り飲酒はしない方が良いです。
しかし、どうしても飲まないとならない状況の場合は、上手く対応しなければなりません。
お酒が好きすぎて、断酒はムリという方は、よく考えて、飲む量に気をつけて楽しみましょう。
お酒を飲まないことが体にとっては一番いいことです。
そのことを踏まえて、お酒と良いお付き合いをしていきましょう。
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