行動を促すにはドーパミンを活用すること!
幸福には、3つの脳内伝達物質が関わっています。
- ドーパミン(成功・お金)
- オキシトシン(つながり・愛)
- セロトニン(心と体の健康)
重要度を序列するのであれば
セロトニン > オキシトシン > ドーパミン
です。
セロトニンとオキシトシンの幸せは地味ですが、飽きがないので、とくに制限することはありません。
一方、ドーパミンはド派手です。
高級プラン度の服や時計、バッグ、高級車など、手に入ったときは天にも昇るかのようなハイテンションになります。
ドーパミンの威力はものすごいものがあります。
しかし、その時の興奮は、時間とともに飽きてしまい、ドーパミンの分泌量が減り、幸せを感じなくなります。
以前に感じた興奮を求めて、さらに上のモノを求めてしまいます。
ドーパミンは簡単に幸せを感じることができる反面、依存に陥りやすいので、気をつけなければならないのです。
今回は、私が軽視していたドーパミンのお話です。
結論から申し上げれば、ドーパミンはとても重要です。
(ドーパミンさん、申し訳ございませんでした…)
これをうまく活用すべきなのです。
やる気が出ない人、やる気がアップダウンする人向けです。
何か参考になれば嬉しいです。
やる気が続かないのはドーパミン不足かも?
幸せ物質のドーパミンは、気持ちよすぎるので、求めすぎには注意する必要があります。
その危険なドーパミンは、私たちをやる気にさせてくれます。
このやる気にしてくれる作用をうまく活用すべきなのです。
しかし、現代ではドーパミンが減少しやすい環境になっています。
- この仕事、作業だるいなぁと思う
- やる気のアップダウンや記憶力の低下
- カフェイン中毒、ドラッグ中毒になりやすい
- 自分を大切にしない、性格が冷酷になる
テンションの上がった年頭に掲げた目標は、やる気の出ないまま時間だけが経過し、「目標達成ならず…(T_T)」という感じの人も多いと思います。
テンションが下がった状態の平時に行動できるようにしなければ、いつもの繰り返しのまま、前進できません。
ドーパミンを増やす方法について考えてみたいと思います。
ドーパミンを増やす方法6選
ドーパミンを増やす方法は、主に生活習慣です。
- 運動
- 音楽を聴く
- 陽の光を浴びる
- 瞑想
- マッサージ
- 食品
運動
定期的な運動は、脳内からいろいろな伝達物質が分泌されるので、健康な心身にはとても良い習慣と言えます。
速歩きのような簡単な運動でも効果的です。
筋トレをすることでも、ドーパミンは分泌されるので、家の中でできる簡単な自重トレーニングから始めてみることもオススメです。
私は、朝にランニングとプチ筋トレ(プッシュアップとプランク)を毎日行っています。
筋トレ時、「うりゃっ、こりゃーっ!」と動かなくなった体と格闘していると、頭の中から何かが分泌している感覚があります。
とても清々しい気分になりますよ。
運動するきっかけは、仕事のストレスを解消したいという理由からですが…
音楽を聴く
自分が好きな音楽は報酬系が刺激され、ドーパミンが分泌されます。
音楽好きの方は、積極的に聴くことがいいですね。
ただし、集中力が落ちるので気をつける必要があります。
音楽を聴いてモチベーションが上がることは良いことですが、集中力が落ちるので、インプット作業には良くありませんね。
休憩中に聴きてやる気アップです。
ちなみに、私は音楽の趣味がないので、ほぼ音楽は聴きません。
だけど、誰かが流してくれる音楽を聴いていると、癒やされ、いい気分になります。
陽の光を浴びる
陽の光を浴びることで、セロトニンが分泌させるので、積極的に朝散歩から始めることをオススメしてきました。
今回、さらにドーパミンも関わっていることがわかったので、さらに朝散歩はオススメです。
陽の光以外でも、ブルーライトを含む強い光はドーパミンを増やします。
外に出ることができない場合は、セラピーライトを使用することでも、効果が得られます。
睡眠に影響するので、夜に浴びないように注意する必要があります。
瞑想
瞑想はメンタルにいいと言われています。
瞑想を継続していると、ドーパミンにも良い影響があります。
瞑想歴が長い人はドーパミン平均値が高いのです。
瞑想を継続しなければ効果はありません。
私はストレス解消のために瞑想を始めました。
始めは効果を感じることができませんでしたが、徐々に自分の思考が変わったり、自分が感じていることが分かったり、アイディアが浮かんできたりするようになりました。
毎朝起床後すぐに、運動の前にやっています。
マッサージ
マサージの気持ちよさはドーパミンによるものです。
積極的にマッサージを行い、やる気アップにつなげましょう。
最近では、マッサージガンという機器を使ってセルフマッサージが簡単にできるようになりました。
機器自体の評価も高いです。
食品
私たちが口にするものの中には、ドーパミンの材料になるものだったり、ドーパミンの分泌を助ける成分があります。
それらを意識的に摂ることで、ドーパミン分泌アップに繋げることができます。
- タンパク質
ドーパミンの材料になるーチロシン(鶏むね肉、ヨーグルト、魚等) - バナナ
ドーパミンの材料になるーLドーパ - オリーブオイル
肉などの飽和脂肪酸(肉など)はドーパミンを減少させる可能性がある
オリーブオイルの一価不飽和脂肪酸がドーパミンの低下を抑える(オメガ3) - 緑茶
テアニン - カフェイン
カフェインとテアニンの組み合わせでやる気アップ - チロシン
疲れやストレス軽減
乳製品、納豆や豆腐などの大豆食品、アーモンドなど - マグネシウム
海藻、豆・種(ナッツ類)、緑葉植物、ごま、きくらげ、干しエビ、煮干し、カレーパウダー、ドラゴンフルーツ、紫蘇、つるむらさき、モロヘイヤなど
ドーパミンのメリット
ドーパミン分泌にはもっともっとという中毒に似た行動があるので、注意する必要がありますが、自助努力によって上げることは積極的に行うべきです。
ドーパミンが私たちにもたらしてくれるメリットを挙げていきます。
- 性格が前向きになる
- 社会的ステータスが上がる
- 収入が上がる
- チャレンジするようになる
- モチベーションが上がる
- 記憶力と集中力が上がる
- 若返り効果がある
性格が前向きになる
ドーパミン値が高い人は外交的です。
内向的な問題を抱える人はドーパミンを増やしましょう。
社会的ステータスが上がる
ドーパミン値が高い人が成功している傾向があります。
収入が上がる
ドーパミン値が高い人は学歴が高い可能性があります。
チャレンジするようになる
ドーパミン値が高い人は新規探索傾向(新しいことを探す欲求)が高くなります。
リスクを恐れなくなります。
新しモノ好きが多いです。
モチベーションが上がる
ドーパミン値が高い人は嫌悪感がオフになります。
そして、行動量が増えるのです。
さらに、努力や工夫が増えます。
私は自己嫌悪にずっと悩んできました。
現在では、自己嫌悪がほぼなくなりましたが、ドーパミンが影響しているのかも知れません。
記憶力と集中力が上がる
ドーパミン値が高い人はワーキングメモリと長期記憶も高めます。
ドーパミンは記憶と集中する脳のエリアに働きかけるのです。
若返り効果がある
ドーパミンに若返り効果があるということは、アンチエイジングには必要になります。
これらのメリットを考えると、積極的にドーパミン分泌を意識することが大切になります。
普段の生活習慣が重要です。
まとめ
今回は幸せホルモンのひとつであるドーパミンについてお話しました。
現代社会で生きる私たちは、ドーパミン不足になりやすい環境にいます。
- この仕事、作業だるいなぁと思う
- やる気のアップダウンや記憶力の低下
- カフェイン中毒、ドラッグ中毒になりやすい
- 自分を大切にしない、性格が冷酷になる
ここで、ドーパミンを増やすには、次の方法があります。
ドーパミンを増やす方法は、主に生活習慣です。
- 運動
- 音楽を聴く
- 陽の光を浴びる
- 瞑想
- マッサージ
- 食品
ドーパミンを増やして得られるメリットは以下のとおりです。
- 性格が前向きになる
- 社会的ステータスが上がる
- 収入が上がる
- チャレンジするようになる
- モチベーションが上がる
- 記憶力と集中力が上がる
- 若返り効果がある
私たちが幸福な人生に向かうためには、行動を続けることです。
その行動をするためには、ドーパミンがカギになります。
規則正しい生活習慣をして、より良い人生にするために、日々努力していきましょう。
(自分に無理をさせてはいけませんよ!)
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