自己嫌悪をやめるには、自分自身を大切にすること!
自責グセがあり、自己嫌悪に陥りやすい人は多いでしょう。
自己嫌悪になると、自分に価値を感じることができなくて、生きづらさを感じてしまいます。
以前私は、常に不安を抱えていて、しばしば自己嫌悪に陥っていました。
試行錯誤した結果、今では自己嫌悪に陥ることがなくなっています。
安冨 歩著:「あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。」からヒントをいただきました。
今回は、自己嫌悪についてのお話です。
何か参考になれば嬉しいです。
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自己嫌悪が強い
安冨 歩著:「あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。」を読むと、確かに私は自己嫌悪が強かったことがわかります。
常に不安を抱えていましたし、そういう人(私)が自己嫌悪に陥りやすいのです。
空気を読みすぎる
私は、場の空気が悪くなることを嫌い、気を使いすぎてしまっていました。
著書では、自己嫌悪が強いと、空気を読みすぎるようになると書かれています。
私ですね!
自分には何かがかけていると考えるから、空気を読みすぎます。
空気を読んで人とうまくやれたら自己嫌悪を感じなくなると思ってしまうです。
しかし、そうはなりません。
自己嫌悪があるから、ろくでもない行動をしてしまい、空気の読めない自分ばかり目について、「自己嫌悪の穴」を広げてしまうのです。
サン=テグジュペリの「星の王子さま」
サン=テグジュペリの「星の王子さま」の酔っぱらいとの対話です。
と、王子はたずねた。
と、酔っぱらいはこたえた。
と、王子は気のどくに思って重ねて聞いた。
と、酔っぱらいはうつむいて吐露した。
と、王子は助けになりたいと思い、尋ねてみた。
と、酔っぱらいはそう言うと、とうとう黙り込んでしまった。
酔っぱらいは自己嫌悪に苦しんでいました。
酒をのむ → 恥ずかしい → 酒をのむ = 酒にのまれる
まさに、自己嫌悪の罠に陥っていたのです。
自分自身と向き合う
自己嫌悪から抜け出すには、自分自身と向き合う必要があります。
自己嫌悪があると自己嫌悪の穴が開きます。
それを埋めようとします。
しかし、自己嫌悪の穴を埋めても、自己嫌悪は消えません。
自分自身と向き合う以外に解決方法はないのです。
自分が劣っていると感じていることすべてを受け止めることです。
- 自分の容姿が良くない
- 太っている
- お金がない
すべて受け止めて、自愛することです。
- 自愛 自分を大切にすること
- 自己愛 ナルシシズム
自愛とは自分を大切にすることです。
ありのままの自分を愛することです。
それは心を平穏に保つことができます。
自己愛とは、ナルシシズムのことです。
うぬぼれ、自己陶酔です。
自己愛は自己嫌悪の裏返しで、
- 自己嫌悪に苦しむ人が、自分のよいところを懸命に探して、級に自信満々になります
- 常にだれかの承認を必要とし続け、不安定な自信
自己愛は、心を平穏に保つことができないのです。
自愛することです。
大脳が原因
人間の脳はとても優秀です。
優秀すぎて、注意が必要になることもあります。
大脳は、自己嫌悪の穴を埋めようと他人と比較したり、好きじゃないのに好きであるかのように偽装します。
大脳は、私たちは感じてもいないことを、あたかも感じているかのように偽装できてしまうのです。
例えば、自分にはないモノを持っている人に憧れることがそうです。
太っている人がスタイルのいい異性を好きになったり、
お金のない人がお金持ちを好きになったりと。
大脳の偽装能力は、文明を発展させるために大きな役割を担ってきました。
私たちの思考力そのものが偽装能力であり、私たちを苦しめる原因にもなっています。
「あるがままの姿」を自分自身の目から覆い隠してしまうのです。
要するに、思考力で理想の自分を描いていしまうため、理想ではない自分を見ないようにします。
理想と違う自分に嫌悪するのです。
ファッションモデルの写真を見ると、憧れる人もいるでしょう。
しかし、それはモデル本人の本当の姿ではなく、作品なのです。
その作品という集合体を、一人の人間として捉え、自分の理想に描いてしまいます。
その写真は、モデル本人、スタイリスト、メーク担当者、カメラマン、画像加工担当者など、多くのスタッフの協同作品です。
くびれたウエストだって、現代の技術の賜物であって、モデル本人のリアルではありません。
その幻想と自分を比べて、自己嫌悪に陥り、自分の心を痛めているのですから、不合理にも程があります。
私の自己嫌悪に家族が犠牲
親のエゴ
私の自己嫌悪は家族にも向けられました。
私は世間体を気にしていました。
他人からよく見られたいと考えるのは、自己嫌悪の特徴のひとつです。
なので、子どもたちは立派になってもらいたいという親のエゴがありました。
子どもたちを立派にするには、厳しく育てようと考えていました。
今考えると、厳しく育てることは、教育とは違うんだなぁと感じています。
子どもを一人の人として尊重し、見守ることが大切だと思います。
自己嫌悪の人は搾取されやすい
私のような自己嫌悪の人は搾取されやすいです。
自分は無価値だと考えてしまいます。
そんな私は、依存することへの罪悪感を感じていました。
この罪悪感を刺激するだけで、搾取できるようになります。
もともと、自己嫌悪や罪悪感があるから、役を果たすと立場が守られると思って安心します。
例えば
- 係長なんだからサービス残業は当たり前
- 友達なんだから、これくらいしてくれるでしょう
これらは間違った依存です。
「ふさわしいふるまいをあたなはしていない、だからやりなさい」という強制になります。
これは相手の「ノー」を認めてはいません。
正しい依存というのは、
「困っているんです、助けてください」というような、
「イエス・ノー」を相手に委ねていることを言うのです。
舵は自分で握りつつ、相手に身をゆだねることが、本当の依存です。
支配したりすることのない関係です。
「〇〇したい」という自分の気持に偽りがないからこそ、安心して相手に身をゆだねることができるのです。
そういった人間関係を築いていくことが人生にとって重要になるでしょう。
私は、仕事にフルコミットしていたので、サービス残業や休日出勤で自分の時間を捧げることは当たり前だと感じていました。
会社に多くの自分の時間を無償で捧げてきました。
これには、目に見えない上司からの圧力もありました。
こういう職場は心身を疲弊させます。
従業員を大切にする人がいる会社を選ぶべきですね!
まとめ
常に不安を抱えていた私は、安冨 歩著:「あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。」を読みました。
その著書をヒントに、自己嫌悪をなくそうと考えてみました。
自己嫌悪があるから、ろくでもない行動をしてしまい、空気の読めない自分ばかり目について、「自己嫌悪の穴」を広げてしまうことがわかりました。
サン=テグジュペリの「星の王子さま」では、酔っぱらいが自己嫌悪で負のループに陥っていました。
酒をのむ → 恥ずかしい → 酒をのむ = 酒にのまれる
自己嫌悪から抜け出すには、自分自身と向き合うことしかありません。
自愛することです。
- 自愛 自分を大切にすること
- 自己愛 ナルシシズム
本当の自分を受け入れるのです。
他人より劣っていてもいいのです。
それを含めて自分なのですから。
自己愛とは、ナルシシズムのことで、うぬぼれ、自己陶酔です。
自己愛は自己嫌悪の裏返しで、
- 自己嫌悪に苦しむ人が、自分のよいところを懸命に探して、級に自信満々になります
- 常にだれかの承認を必要とし続け、不安定な自信
自己愛は、心を平穏に保つことができません。
大脳の偽装能力は、文明を発展させるために大きな役割を担ってきましたが、
私たちの思考力そのものが偽装能力であり、私たちを苦しめる原因にもなっています。
「あるがままの姿」を自分自身の目から覆い隠してしまうので注意しましょう。
ブサイクでも、太っていても、お金がなくてもいいので、素の自分を受け入れましょう。
他人と比較して、無駄に落ち込む必要はないのです。
これだけいろいろな人がいると、劣っている所を蔑んで、自分を高めようとする人もいます。
こういった人とは関わらないようにすることです。
舵は自分で握りつつ、相手に身をゆだねることが、本当の依存であり、支配したりすることのない関係です。
「〇〇したい」という自分の気持に偽りがないことを素直に言える人と付き合っていくことが重要です。
本葉の自分を受け入れ、自己嫌悪をなくして、素敵な人生を歩んでいきましょう!
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