常識に囚われていては、本当の自由にはなれない!
私たち人間は、太古の昔から群れをなして生きてきました。
したがって、自分一人がはみ出さないようにしようとする本能が備わっています。
周りの人と同じであれば安心するのは、この本能が理由です。
周りの人たちと合わせるために常識というものがあります。
私たちの人生の先輩たちが築いてきた成功に基づいての慣習です。
私はこれまで、この常識というものをこれっぽっちも疑ったことはありませんでした。
私の中で「会社優先」という常識を重んじてきたのですが、パワハラ上司に苦しめられてから、私の中の常識を検証するようになりました。
そこで感じたことは、私たちの中にある常識と思われることの中には、非合理的なことがあるということです。
取り入れない方が良い、すなわち捨てるべき常識がいくつもあったのです。
常識というのは、主観的な部分(個人の価値観)もあるので、絶対ではありません。
今回は、常識についてのお話です。
私が常識と思ってきたこと、研究で示されたことについてお伝えします。
何かの参考になれば嬉しいです。
私の中の間違った常識
私の中にあった間違った上司にの中で、最上位にくるのが、仕事優先というサラリーマンの常識あるあるです。
日本の社会では、ワークライフバランスを重視せず、個人を犠牲にしてでも、とにかく仕事を優先させるという空気(常識)があります。
客観的に見ると、明らかに間違っているのですが、いざ、オフィスに入るとその空気は確かに存在します。
私の場合は、「男は家族よりも仕事を優先するのが当たり前」という空気を以前の上司が漂わせていました。
なので、我が子の学校行事は妻任せにしていました。
上司は「俺は子供の学校行事に行ったことがない」とある意味自慢していました。
俺は仕事人間で、それで評価されてきたんだって…
世の中では、個人の生活を無視したサラリーマンを「社畜」と言われています。
早朝から深夜まで仕事をして、帰宅途中のコンビニで夕食を買い、食べて寝るという生活をしている様子を動画で見ました。
そのひどい状況を、見る側を楽しませる為、エンタメ要素を混ぜつつ、笑い話のようにしていましたが、ひどい状況だと思いました。
メンタルがやられそう…
仕事をすることは生活していく上で、非常に重要なことですが、その仕事(職場)が個人を疲弊している事実を知っておく必要はあるでしょう。
同じ仕事を長く続ける方が良いという常識も最近では見直されてきつつあります。
無理に頑張ってしまい、メンタルを病んでしまう人は多いです(私、危なかった…)。
苦しいと感じたら、周りのことは気にせず、仕事を休んだり、クリニックに行ったりすることは、精神を保つために非常に重要なことです。
「元気があれば何でもできる!」です。
その他の私の中での間違った常識は
- 家事を妻がやるのが当たり前
- 子どもは親の言うことをきく
- 3食しっかり食べる
- モノにお金を使う
- ニュースを見る
などです。
家事を妻がやるのが当たり前
現在は、夫婦共働きが当たり前となっている時代です。
そんな状況で、家事を妻にだけやらせるという考えはダメでしょう!
私は反省しております。
子どもは親の言うことをきく
親の言うことを聞く子どもは良い子だと思います。
しかし、体裁の良い子に仕立て上げることは、親のエゴに過ぎないのです。
子どもをサポートしつつ、子どもの意見を尊重することが大切だと考えるようになりました。
子ども自身の考えで行動し、経験をしていくことが重要だと思います。
3食しっかり食べる
私は、3食しっかり食べることが健康を保つ基本だと思ってきました。
インターネットの発達で、多くの情報を手にすることが容易になった現在では、断食が健康に良いと言われています。
それに驚いた私は、実験を兼ねて、1日1食生活にしました。
そうすると、言われていたとおり、体調を崩すこともなく、逆に健康になったと感じています。
常識恐るべし!です。
モノにお金を使う
以前の私は、形の残らない経験にお金を使うことはもったいないと考えていました。
いわゆる物質主義です。
その残ったものは、次第にゴミ化していきます。
部屋を占領し、気づかない所で気分を不快にしています。
モノはあればあるだけ良いのではありません。
必要なモノだけあればいいのです。
消耗品でなければ、ストックする必要なんてないのです。
そう考えてから、経験に価値を置くようになりました。
経験は記憶に残ります。
その記憶は、いつまでも幸せな気分にしてくれます。
モノより経験が私たちを幸せにしてくれるのです。
ニュースを見る
高校生の時、現代社会の先生が新聞を見なさいと言っていたので、できるだけ見るようにしました。
スポーツとテレビ欄しか見ていなかった私は、1面から見出しだけでも見るようになりました。
そうして30年以上新聞とテレビのニュースを見てきたのです。
しかし、最近になって、その行動(ニュースを見る)には大した意味がないことを知らされたのです。
新聞を見ていても、その記事の内容は、上司や取引先の担当者との些細な話にしか登場しません。
次の日には忘れ去られていることも多いのです。
それでもニュースは大事と思われることでしょう。
本当に重要なニュースは、自然に入ってくるようになっています。
知人が教えてくれたり、ネットで騒がれたりします。
逆にネガティブなニュースは、私たちをムダに不安にするので、判断力を低下させたり、悪影響なのです。
その事(ニュースは見なくても良い)がわかってからは、自分からニュースで情報を取りにいくことをやめました。
今まで常識だと考えてきたことを疑ってみることが大切です。
その常識となっている事を他視点から再検証してみるのです。
自分の中で違和感を感じていることは、捨ててもいい常識なのかもしれません。
周りの人に合わせる必要はないのです(他人に迷惑がかからなければ)。
常識には欠陥があります。
常識を盲目的に信じ続けることは危険です。
自分の頭で考えることが大切なのです。
変な常識に自分の人生を邪魔されてはいけません。
しっかり考え、自分の人生を歩むことです。
まとめ
世間では、自分を苦しめる常識が多く存在しています。
特に仕事関係が目立ちます。
会社優先や仕事優先という常識は、絶対に間違いです。
個人のワークライフバランスを無視した考え方です。
大切な労働力を失わせるような常識は無視すべきです。
個人の幸せにつながるのであれば良いですが、それとは逆を行っています。
ツライ状況に無理をせず、仕事を休んだり、ひどいときにはクリニックに通院してみるのも健康を守るには良いと思います。
本当に酷い状況の場合、転職を考えたほうが良いでしょう。
転職活動自体はノーリスクですからね。
その他の私の間違っていた常識は
- 家事を妻がやるのが当たり前
- 子どもは親の言うことをきく
- 3食しっかり食べる
- モノにお金を使う
- ニュースを見る
です。
仕事をしている者が上という思いからかもしれません。
反省すべきところは反省し、改善することろは改善しました。
人生って勉強なのですね!
これからも、人生をより良くするために、色々と考え、行動していこうと思っています。
自分の考えなくしてはダメです。
他人の考えをただ盲信するのではなく、自分の頭で考え、行動していきましょう!