先日、私の好きなアーティストが出演するテレビ番組を観ました。
その中で、そのアーティストがこのように言っていました。
「最近、幸せについて考えるようになりました」と。
「とても売れているのに、今、幸せではないんだ?!」と思ってしまいました。
そりゃぁ、そうですよ!
一般人から見て、そのアーティストは凄い成功を収めているのに、幸せって何なのか考えているのですから。
そんな私も、最近幸せについて考えておりました。
なぜかと申しますと、どん底かた3年かけて、戻ってこれたからです。
参考記事:上司のパワハラで心身が限界になる前にー自分ができることをして幸せに暮らすために
本記事では
- 幸福を感じていない方
- 自分だけ不幸だと思っている方
- 幸福って何かわからない方
に向けて、私が考える幸福についてお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 自分が幸福であることに気づく
- 幸福感を得る
- 幸福について考える
ようになります。
しばらくの時間お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- すでに幸福であり、気づいていないだけ
- 感情に振り回されていては、幸福にはならない
- 感謝する気持ちが大切
ということです。
詳細は後述していきます。
幸福になりたかったけど、なろうとしなかった
私は、幸福になりたいと思ってきました。
しかし、「幸福って何か?」ということを考えたことがありませんでした。
なんとなく、「お金持ちになること」が幸福なのだと思っていたのです。
お金持ちになって、全宅三昧することが幸福と。
まぁ、幼いときから、金銀ギラギラ、肉などのご遅行を貪り食うシーンがテレビなどで流されていたので、そのようなイメージを持つようになったのだと思います。
そういう大金持ちの贅沢三昧でなくても、年功序列制度のサラリーマンであり続けると、給料も増え、消費・浪費を繰り返し、幸せになるのかなぁ…と、ぼんやり考えたことはありました。
要するに、幸福はお金に関係するものだと考えていたのです。
お金に関する著書やYouTube動画で様々な情報を目にしました。
その中には、お金持ちの人たちの情報もあったのです。
そのリッチマンたちは、皆、お金を持ってるから幸せだということではなかったのです。
確かに、お金に余裕があると、やりたいことの選択肢は増えますが、それ以上ではありませんでした。
幸福に関して、とてもわかり易く説明してくれている方がいます。
精神科医 樺沢紫苑先生です。
樺沢先生曰く、幸福とは
- 「セロトニン」的幸福
- 「オキシトシン」的幸福
- 「ドーパミン」的幸福
の3つです。
1 「セロトニン」的幸福
「やすらぎ」「癒やし」「気分」の幸福感です。朝、「今日は天気がよくて清々しいな。今日も1日頑張ろう」とポジティブで前向きな気分に包まれるのなら、セロトニンが分泌されています。
それと逆に、「不安」「心配」「イライラ」「落ち着かない」「嫌なことばかり思い出す」という状態なら、セトロニンが著しく低下してネガティブな気分に支配されています。2 「オキシトシン」的幸福
「つながり」の幸福感です。夫婦や恋人など、パートナーと一緒にいたり、子どもや友人と遊んでいて楽しいときに分泌される物質です。スキンシップ、コミュニケーション、人とのつながり、愛情、交流などに関連しています。
人に親切をしたり、親切にされたときにも分泌されるので、ボランティアや社会貢献での「感謝」「ありがとう」といった感情にも関連しています。3 「ドーパミン」的幸福
「やる気」による幸福感です。ドーパミンは、「幸福物質」としてよく紹介されています。目標を達成したときに分泌される「成功」の物質です。
プロジェクトに成功したり、スポーツで優勝したり、大金を手に入れたり、昇進、昇給したり、「やった! 最高だ!」という、達成感や高揚感に関連しています。
以上のように、私が今までイメージしてきた幸福は、「ドーパミン」的幸福だったことがわかりました。
幸福になるために
ただ漠然と「幸せになりたーい!」と考えているだけでは、何も変わりません。
「ドーパミン」的幸福を求めて、宝くじを買う人は多く、お金があれば幸せと考えているのでしょう。
私は、過去に今の仕事に大きなストレスを感じていました。
参考記事:今の職場の環境悪すぎで、ヤバイよヤバイよ!(2年経っても馴染めない)
仕事に行くのが嫌で仕方ありませんでした。
業務よりも人間関係で消耗していました。
この状況を逃れたいと考えるようになり、その手段を模索しました。
多くのことを考えました。
ストレス解消にも努めました。
休日に、読書などをして、平和な一日を過ごすことで、安らぎと幸せを感じるようになったのです。
これが、「セロトニン」的幸福なのだと思います。
幸せって良いなぁあという思いが次第に強くなりました。
そして、「どうしたら幸福になれるのか?」と考え、調べるようにもなりました。
- 他人と自分を比べない
- お金に執着しない
- 感謝する
- 終わりを意識する
- 感情に振り回されない
- 足るを知る
- 友達を作る
簡単に説明すると
他人と比べていては、「隣の芝は青い」のように、他人がよく見え、自分が不幸に感じてしまいます。
お金に関しては、私も心を奪われていました。
お金は執着しなければ良いのですが、魔物なのです。
参考記事:今の仕事から離れる方法3選【お金に縛られない人生を考える】
感謝することで、幸せになるきっかけができます。
参考記事:【感謝するもされるも幸せ】感謝することを意識して、行動するメリット5選はこれだ!
人生の終わりを意識すると、本当にやりたいことがはっきりします。
感情に振り回されていては、不幸まっしぐらです。
参考記事:感情をコントロールできないのは、脳(前頭前皮質)が機能していないから!
「足るを知る」という言葉は、ぐさりと刺さります。
私達、日本人はとても恵まれていて、それだけで、本当は幸せなのです。
しかし、当たり前になっていると、恵まれていることに気づくことは難しくなるのです。
参考記事:生命・貧困の心配もなく物質的に恵まれている日本人は幸せなことに気づいていない!
幸福も悩みも「人間関係」であります。
なので、私の場合、友達と言えるのは、妻だけです。
これから先の目標として、いい友達を作るのを目標にしています。
関連記事:アラフィフ夫婦が友達のように仲良くなる理由【夫婦喧嘩がなくなった】
すでに幸せなのです
日本に住む私たちは、すでに幸せなのです。
ただ、それに気づいていないだけなのです。
私がそれに気づけたのは、仕事のストレスがあったからなのです。
多くの人は、幸せとお金を絡めてしまって、「ドーパミン」的幸福を求めてしまいがちになります。
それよりも、「セロトニン」的幸福と「オキシトシン」幸福を意識すると、感じることができます。
「晴れていて、気持ちがいいなぁ」とか。
私は、生活している様々な場面で感謝するようにしています。
そうすることで、「幸せだなぁ!」と感じることができます。
衣食住で考えると
服のほとんどが、ユニクロです。
高品質で低価格が魅力です。
最近では、デザインも良くなりました。
着心地も最高です。
高級ブランドのような高揚感はありませんが、ユニクロがあるおかげで、悩まなくても着心地の良い服を着ることができます。
食事に関しては、健康的な食事が好きになりました。
特に野菜と果物を食べると幸せを感じます。
昔はラーメンが大好きでしたが、今では、ほとんど食べなくなりました。
カレーライスは今でも好きです。
今住んでいる賃貸戸建ては、リフォームはしているものの、古い物件のため、いくつかの不満点があります。
- 湯船に浸かりたい ー シャワーがあるので感謝
- 洗面台台がない
- 凍らないトイレが良い ー シャワートイレに感謝
- 結露がひどい カビが発生するので、無理
- 古くても、住みやすければいい
ありがたく住まわせていただいていますが、ストレスを解消するために、違う物件を探しています。
それでも、雨風凌げるのはありがたいことです。
参考記事:お金の正体を知りたい【お金に縛られない生き方とは】
まとめ
多くの人は、「ドーパミン」的幸福を求めています。
私たちはすでに幸せなのです。
「セロトニン」的幸福、「オキシトシン」的幸福を探してみると、見つかります。
感謝や終わりを意識すると、幸福を見つけやすくなります。