私たちは生活するために仕事をしています。
たとえ、気分が乗らない時も毎日決まった時間に仕事場へ向かわなければならない。
人間関係が悪い職場だったとしても、毎日通わなければなりません。
そう、生活のために、かなり大きい我慢も強いられているのです。
自分一人の生活のためであれば、環境を変えることは、容易いとまではいいませんが、少しの勇気さえあれば比較的実行しやすいと思います。
家族持ちともなれば、なかなかそうはいきません。
しかし、「家族のために…」と歯を食いしばって、どんなに職場環境が悪くても、自分の心に蓋をして無理を繰り返していると、壊れてしまうかもしれません。
一度心が壊れてしまうと、寛解といって、症状は改善できますが、元通りにはなりません。
幸せになるはずの人生が、最悪な事態なることは、絶対に避けるべきなのです。
本記事では
- 仕事でストレスを抱えている方
- 人生について考えている方
- 心が疲弊している方
に向けて、仕事を離れることについてお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- ストレスを解消できる
- 今後の人生を決める
- 心が楽になる
ようになります。
しばらくの時間お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 今の仕事を続けるのもあり
- 転職して環境を変える
- 働き方を変える
ということになります。
詳細は後述していきます。
サラリーマンは搾取されまくり
過去記事:サラリーマンで有り続けることは搾取され続けるということ【経済的奴隷】でお伝えしたとおり、サラリーマンで頑張って収入を上げ続けても、なかなか手取りが多くなった実感がありません。
源泉徴収制度という素晴らしいシステムのおかげで、なす術なく、税金などを強制徴収されています。
年々上昇する社会保険料などは、源泉徴収制度で気づかないようにしているので、手取り額が増えたという感覚がないのは、このように天引き額が多いからです。
幸せに働くことができているのなら良いとして、大抵の日本のサラリーマンは、人間関係など様々な悩みを抱えています。
大変な思いをして働いているにも関わらず、会社の慣習で、サービス残業・有給は使わないなど、社員の労働と大切な時間を会社側は、搾取しています。
一生懸命会社に尽くしているにも関わらず、一見、コンプライアンス遵守しているように見せかけて、そうではないことも多くあり、なんだかバカバカしく思えてしまうこともあります。
今の仕事から離れる方法
今の仕事を続けなければ、生きていくことができないと考えがちです。
しかし、それは違います。
そう考えてしまうのは、日本の教育で洗脳されてきたからなのです。
たとえ、今の仕事を辞めたとしても、生きていく手段はあります。
もちろん、ただ怠け者というだけの人には合致しませんが、無理な仕事量だったり、人間関係がひどく、心身ともに病んでしまいそうな場合は、今の仕事から距離を置くことを考えてもいいでしょう。
- 転職する
- ゆるく働く
- しばらく無職
転職する
仕事の環境を変えるには、転職することが最初に考えることだと思います。
一歩踏み出すには、少しの勇気が必要になりますが、冷静に今の自分が置かれている環境をよく考えてみることが重要です。
実際に転職する際は、ハローワークを通じて行うのが昔ながらの方法です。
最近は、転職エージェントを利用するといいと聞きます。
私がよく見ているWebメディアでは
- 30歳までの若い方はマイナビエージェント
- 30歳以上の方はJACリクルートメント
がオススメされています。
申し込んだからと言って、話を進めなければならないということはありませんので、一度相談してみるもの良いのではないでしょうか?
私もJACリクルートメントに相談してみようかな…
ゆるく働く
フルタイムで働いていると、なかなか自分の時間を持つことができません。
自分を高めたいと思っている人もかなりいるのだと思います。
働きながら勉強して、資格を目指している人もいるでしょう。
趣味や何かに打ち込んでいる人も。
そんな方は、収入が減少することは覚悟しなければならないですが、少ない時間を労働に費やすことを考えても良いのかもしれません。
最近では、短時間正社員制度を行っている会社もあります。
そうでなければ、パートで生活するスタイルになります。
収入が減少することの対策もしなければなりません。
生活レベルを低く抑えることで、可能になります。
浪費をしないで、支出の無駄を減らす。
何かと工夫は必要にはなりますが、幸せに暮らす1つの方法です。
関連記事:貧乏になってもいいから幸せに暮らしたい!【働き続けて後悔のない人生になるのか?】
しばらく無職
仕事を辞めても、しばらくは食いつなぐようにしなければなりません。
したがって、借金を抱えている状態では、収入を途絶えさせてはいけないのです。
しばらく無職になって、得られることは色々とあります。
- 心にゆとりができる
- 自分の人生を考えることができる
- 違った目線で物事を考えるようになる
- 自己投資
- 使い捨ての駒の1つから開放される など
今の仕事をしなくても良くなったら、何ができるでしょうか?
上記のとおり、心にゆとりができます。
しかし、収入が途絶えることで、ストレスを抱えることになるので、それなりの蓄えや、失業手当、配偶者の収入などがなければ、逆に心のゆとりはなくなります。
心のゆとりを持つことができるように、準備する必要があります。
その中で、自分の人生について考えるのもいいでしょう。
いろいろな知識などを習得するために、読書しまくるのをオススメします。
読書をすることで、知識も得られますが、様々な考え方も学ぶことができます。
読書で、自分の知らない世界を見ることができるようになります。
無職の間に事業をするのも良いことだと思います。
インターネットで、プログラミングを学ぶことも可能です。
その他、ブログ、動画編集、せどりなどで収入を得ることができれば、無職でいられる時間も長くできます。
というか、それが仕事になるのかもしれません。
そうして、嫌いでないことで収入を得ることができれば、まどろっこしい人間関係の悩みから開放されます。
どこかで、良い人間関係を構築する必要はありますが。
関連記事:人生を楽しく過ごすために | ほんの少しの勇気と戦略
価値観を見直す
企業においては昇進が成功と捉えられている面もあります。
サラリーマンなのだから、昇進するのが成功だし、幸せなことだと考えがちです。
はたして、本当にそうなのでしょうか?
一生懸命仕事をするのは当たり前です。
様々な人間関係において、相手よりも上にと利己主義的な考え方は好きになれません。
人と協力しあい、共に進んでいくことが、幸せにつながると思います。
そう考えていても、人の足を引っ張ったりする人がいます。
パワハラ上司や同僚と「永遠に同じ上司や同僚と働くことはない」のだけど、サラリーマンでいるということは、社会保障制度の弱体化で、状況が増々悪くなることに耐え続けなければなりません。
はたして、サラリーマンを続ける理由があるのかどうか…
私は、今までお金に縛られて生きてきました。
今でも縛られています。
しかし、少しずつですが、お金が少なくても良いのではないかと考えるようになっています。
もちろん、お金があった方が人生を歩む上で障害にならなくて済むでしょう。
お金に縛られていたおかげで、お金のために仕事をしていたし、お金のために生きていたと思います。
お金は手段であって、全てではありません。
私は、プライドや浪費競争から降りることが良いのだと思います。
関連記事:浪費をなくし、消費を工夫してお金を産む
まとめ
今までお金がなければ生きていけないと考えていました。
なので、仕事で嫌な目にあっても、お金で家族を養おうと頑張ってきました。
人間関係で、メンタルがおかしくなるところまで、仕事をしました。
幸い、病気になるまでは悪くなりませんでしたが、ダメージは受けました。
今の仕事に依存しなくても生きては行けます。
- 転職
- ゆるく働く
- しばらく無職
借金はしない、蓄えはある程度必要など、条件はあるものの、準備さえできれば、しばらく収入が途絶えたとしても、生活が破綻することはありません。
仕事から離れている間に、色々と学んだり、事業を始めることも良いのだと思います。
それが、うまく行けば、老後の収入にもなるので、年老いて無理に嫌な仕事で働かなくてもよくなります。
お金に縛られて生きてきましたが、これからは、お金に縛られない生き方を模索していきたいと思います。