我々日本人は、毎日、非常に多忙な日常を送っています。
そのせいなのでしょうか、やった方がいい事に関して、面倒と思い、疎かにしがちです。
ダイエットしようと決めているのに、つい、食べるまいと決めた甘いものに手が伸びたり、
運動するぞと決意したにもかかわらず、色々考えた挙げ句、ついついサボってしまうなど、
思いと反する行動になってしまうこともあると思います。
本記事では
- あれこれ悩んでしまい、行動に移せない方
- 変化や結果が怖くて、行動をためらってしまう方
に向けて、私が実践している方法をお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 行動ができない理由がわかる
- どうしたら行動できるようになるかがわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 色々と考えすぎ
- 人間は、変化を嫌う生き物だから
ということです。
詳細は後述します。
行動できない人の原因
私は、もともと行動できない人でございます。
やりたいと思ったことでも、いざその時が来ると、恐れおののいていまい、行動できなくなっていました。
私のように行動ができない原因を考えてみましょう。
行動ができない原因
- 失敗することを恐れて立ち止まっている
- 本能が変化を嫌う
- 完璧主義
- 考えすぎ など
失敗することを恐れて立ち止まっている
やりたいことがあっても、行動できないで悩んでいる人は、
失敗することを恐れて立ち止まっていることが多いです。
日本は、学生に失敗しないようにと教えこんできています。
なので、転ばぬ先の杖状態で、転ばないように、教えたことだけやっていればいいといった感じです。
大学を卒業して、いい会社に入って、そのまま定年するといったレールの乗せてくれます。
その多くの人と同じレールからはみ出すことは、とても勇気のいることです。
周りに合わせて生きるようにプログラムされてきましたから。
関連記事:自分で決めたことで後悔はない!たとえ失敗でも学びになるのだから
本能が変化を嫌う
行動できない人は、意志が弱いからと思いがちです。
実は、それは違っていて、本能が変化を嫌っているからなのです。
人間に備わった、ホメオスタシスという現状維持装置のせいなのです。
なので、変化を嫌う本能がある人を、大きく変化させようとしても、
ホメオスタシスが働き、3日で終了になることがザラです。
いわゆる3日坊主というやつです。
そうならないためには、少しずつ騙し騙し変化していくことが大切になります。
計画的に変化をしていって、習慣にしてしまうことで、目的を果たすことができます。
恒常性(こうじょうせい)ないしはホメオスタシス(希: ὅμοιοστάσις、英: homeostasis)とは、生物において、その内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする傾向のことである。
完璧主義
完璧主義の人は、行動できません。
体裁が整ってからという理由で一歩を踏み出さないのです。
体裁なんて、整うことなんてありませんから。
あと、100点と取ろうとするので、うまくいきません。
普通、100点満点なんてムリな話なので…
考えすぎ
考えすぎると行動できなくなります。
起きていないことを、想像してしまい、怖気づくことは、よくあります。
我々人間は、何につけ、やらない(できない)理由を考える天才なんですよね。
無駄なことには、思考停止することが重要になってきます。
あまりにも考えすぎることは、マイナスに作用します。
関連記事:考えすぎは余計な不安で疲弊するー考えることをやめる方法を思考してみる
過去の私は、失敗するのが怖かった
あることにチェレンジすることを決めて行動しようとするのですが、失敗を恐れるあまり、躊躇することがあるかと思います。
以前の私もそうだったので、よくわかります。
失敗しないようにしっかり準備をしてから行動したいと思ってしまうからですよね!
しかし、それでは、なかなか行動できません。
私が行動するためにしたこと
最近の私は、行動することによって起こるであろうリスクの有無、度合いを考えて、致命的なリスクがなければ、行動するようにしました。
まずは、行動してから考えることにしたのです。
行動しなければ、見えてこないことが多くあります。
どうしても満点を取ろうとしてしまい、行動できないので、満点狙いは捨てます。
50点以上であればよろしいのではないでしょうか?
満点取らなくてもいいのです。
たとえ落第点だったとしても、今後に生きてきます。
失敗があっても、経験値となって、今後に活かすことができるのです。
失敗することによって、自分の心に刻まれるので、非常に良い学習になります。
後々自分に良い結果として帰ってくるので、逆にメリットしかありません。
なんでもとりあえずやってみる。
そうすれば後からやる気やモチベーションなんてものは付いてくるものです。
ノリと勢いが大事です。
着手主義で行きましょう!
私がめんどくさいと思ったけど、やっていること
以前の私が、やりたいけど躊躇していたことや、やっていたことでも、何度か挫折したことがあります。
いまは、やったことによるメリットを深く理解し、心からやる理由を感じていることを紹介します。
- 運動
- ふるさと納税
- 預金の管理
- 株式投資
- 衝動買いをやめる
運動
ジョギングをやりたくないと葛藤するときがあります。
やらなかったら、やればよかったとウジウジ後悔し、ネガティブ感情が残ります。
なんとか葛藤を乗り越えて、ジョギングすると、やってよかったになります。
なので、基本、葛藤くんを無視して、思考を停止し、家の外に出るようにしています。
そうすることで、運動の頻度もあがりますし、気分爽快になれます。
たまに、家の外の状況が悪くても、何も考えないでジョギングを開始してしまい、走ることができない状況だとわかって、引き返してくることはありますが…
ダイエットのために運動するぞと自分自身に決意表明したのにもかかわらず、色々考えすぎて、「今日は忙しいからやめておこう」などと、何もなかったはずの予定が決まることがあると思います。
ダイエットは普段やっていない運動を習慣化しなければ成功しないので、簡単ではないとは思いますが、頭や行動をシンプルにするだけでいいのになぁと思います。
お金をかけないでダイエットに成功した【やせ習慣に変えるだけでゼロ円ダイエット】
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ふるさと納税
ふるさと納税はやったほうがいいよと聞いてはいましたが、実際にどうやってやればよいのかわかりません。
調べれは、すぐにわかるのですが、それが億劫で、今までやらないでいました。
今回は、行動に移すと決めて、実施しました。
私は、楽天市場でやってみました。
やってみると、意外と簡単でした。
やり方
①ツールで自分の想定の年収やら模擬年末調整みたいのを行い、丁度いい寄付額を算出します。
②自分の楽天アカウントで、ふるさと納税ページで、人気ベスト100から探したり、項目別から欲しい返礼品を探し、申し込みます。
昨年の12月に寄付をしました。
返礼品は、
①牛モツ鍋
最高にうまかったです。次回リピート決定。
②豚肉スライス4kg
しばらく、スーパーで豚肉買わなくても良かったです。
美味しいし、量も多く、これもリピートします。
③黒毛和牛切り落とし
これも美味しかったです。
④箱ティッシュ1ケース
しばらく買わなくてすみます。
⑤みかん1箱
とてもあまーいみかんでした
カード決済でポイントも付きますし、至れり尽くせりです。
どうしていままでふるさと納税をやらなかったのかと残念に思いました。
いいと思ってリスクがなければすぐにやるべきです。
預金の整理
私は、過去に銀行の担当者との付き合いで定期預金をやったりしました。
しかし、資産もなければ借金もないので、お金の管理はなんとなくおこなっていました。
これでは、預金残高の把握があいまいで、これから進学を控えた子供もいるので、計画が立たないということを考えて、いくつもある銀行口座を2つのネットバンクにまとめました。
そうすると、いまの保有額がすぐに確認できるようになりました。
中には、休眠口座になっているのもあって、これらを掘り起こしていくと、数十万円になりました。
把握していないことで、思った以上の金額だったのは良かったですが、把握していなければ、人生レベルでの行動計画を描けないので、ダメダメでした。
今回は、やった方が良いと考え、すぐに行動しました。
株式投資
以前から、株式投資をやるぞ、やるぞと思いながら、ずっとやらずにいました。
銀行口座の集約と同時に、やる決断をし、すぐに証券口座の開設をしました。
積立NISAの非課税枠を使い、コツコツとインデックス投資をします。
証券口座の開設もふるさと納税のように何もわかりませんでしたが、今回は面倒くさがらず積極的に行動しました。
インデックス投資はどんな状況でもコツコツ長期で積み立てて行くことで、資産を増やすことができる投資だと私は思っています。
関連記事:預金よりも、つみたてNISAで資産運用する5つの理由【インデックス投資】
衝動買いをやめました
以前は、ある物が欲しいと思ったら、それを使用する状況をイメージして、あまり考えもしないで買っていました。
いざ、買ってみると、なかなか使う機会がないといった状況です。
すぐ行動に移すクセをつけてきましたが、衝動買いに関しては、逆に、冷静な判断をし、無駄遣いをしないようになりました。
関連記事:浪費をなくし、消費を工夫してお金を産む
まとめ:行動できないを克服するには、あれこれ考えないようにすること!
行動できない人よ、くよくよするなかれ!
行動ができない原因は
- 失敗することを恐れて立ち止まっている
- 本能が変化を嫌う
- 完璧主義
- 考えすぎ
などです。
すべてが自分が悪いのではないのです。
人間の本能が邪魔をしている場合もあります。
やったほうが良いと思いながら、なかなか行動に移すことができない場合は
- 思考を停止させて、余計なことを考えるのはやめましょう
- 100点の結果を求めず、50点なら成功くらいに考えましょう
- 失敗を恐ない。たとえ失敗でも、後になって生かされる
- 完璧な準備はしなくていい。行動しながら整える
まずは行動に移しましょう!
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