不完全な自分を認めること!
社会はみんなが幸せに暮らせるように機能していると思っています。
根本的にはそうなのでしょうが、一部の人だけが得をしたり、優遇されたりすることもあるのです。
全員に平等とはならないのが現実です。
自分に良いようになることもあればならないこともあります。
社会は不完全なのです。
その社会と同じく、人間もまた不完全な存在であります。
今回は、不完全な自分を認めることについてのお話です。
人は完璧でありたいけど、違うのだと認めることで見えてくるものがあります。
他人を気にして生きている方向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
完璧な人間じゃないのだから
人は成長する生き物です。
姿形は人間であっても、心の中は邪悪だったりもします。
しかし、そのままでは猫かぶりのウソつきになるので、少しずつ邪悪な部分を削いで、できる限り心を透明になるようにしていくのです。
ようやく表面と中身が一致することができるようになり、穏やかに生活ができるようになります。
自信がないからこそ
意識できる部分では、できるかぎりの努力で、かなりできることが増えています。
しかし、どこか自信がなく、恐怖を感じることがあるとき、ビクついて身動きができないときにはどうしたらよいのかわからなくなるときがあります。
そういうときは、原点を見つめ直すことが大切です。
表面上は素晴らしいように振る舞えるようになったとしても、所詮人は完璧じゃないのだから、それを認めてしまえば良いのです。
「そっか、自分は完璧な人間ではないのだ!ちょっと背伸びをしていたのかもしれない」と考えることができれば、失敗が怖くなくなります。
無意識に失敗に対して斜に構えるようになっていたのです。
自分は不完全なところもたくさんあるのだから、失敗しても仕方ないんだ!と思えば楽になります。
自己否定も自信過剰にもならない
自分が不完全だといっても、自分を卑下することではありません。
そして、自信過剰になることでもないのです。
あるがままの自分を感じるのですね。
自己否定をしてしまっては、自信を持つことができずに、行動ができなくなります。
その一方で、自信過剰になってしまうと、リスクを過剰に取ることになり、取り返しがつかないことになったり、かなり痛い目にあう危険が伴います。
そんなきれいなもんじゃない
人は、意識より深いところでは、承認欲求など、さまざまな性格が潜んでいます。
それが悪いというわけではありませんが、無理してきれいな人間になる必要もないのです。
人間には、理性というものがあって、物事の捉え方を適正化することができます。
例えば、異性に対する感じ方を、本能のままでは法律に抵触したり、モラルに反するので、理性で制御することができます。
このように、人の意識下では、本能からくるものや、幼少期のできごとなどが影響したものが潜んでいるのです。
そうは言っても人は素晴らしい
人には、他人を排除したり、受け入れたりする感情が備わっています。
特に、他人を受容する感情は素晴らしく、心が震え温かくなるのです。
他人への思いやり
困っている人がいたら手を差し伸べたり、協力したりすることって、すごいことだと思います。
助けられる本人は、当然感謝の気持になりますが、助けた側も気持ちよくなるのです。
このように、互いが気分良くなることって、本当にすばらしいことなのです。
喜ぶ姿が見たい
施す側の狙いの一つに、相手の喜ぶ顔が見たいということがあります。
多少、骨の折れることでも、相手の喜んでいる姿を想像すると、楽しみになります。
それぞれに素晴らしさを持っている
過去の私は、自分は周りの人たちと違って、ダメな人間だと思っていました。
自信のなさに関して言えば、他人よりも優れていました(笑)
それでも、自分に自信を持てないことで、これ以上苦しい思いをしたくなかったので、捉え方を変える努力をしたのです。
そうして、自信のなさを手放すことができました。
そこで、わかったことがあります。
人それぞれに個性があって、みんなすばらしいということです。
みんなと同じになろうとしていたのですね。
それは、無理があるってものです。
人はそれぞれに違っていて、得意不得意も人それぞれなのです。
得意なことが目立つ人もいれば、そうでない人もいます。
それぞれ人がすばらしいのです。
まとめ:不完全な自分を認めることで勇気が湧いてくる
人には意識できるところ、できないことろがあります。
意識できる部分では、成長が見られていますが、それでも自信を持つことができずに、恐怖におののくことがあります。
そんなときにもともとの自分を見つめ直してみることです。
完璧な人間じゃないのだから…
表面上は素晴らしいように振る舞えるようになったとしても、所詮完璧じゃないのだから、それを認めてしまえば良いのです。
自分は不完全なところもたくさんあるのだから、失敗しても仕方ないんだ!と思えば楽になります。
そして自己否定も自信過剰にもならないようにします。
人は、不完全ではあるものの、素晴らしい面も持ち合わせています。
他人への思いやりだったり、
喜ぶ姿が見たいと他人のために行動したり、
それぞれに素晴らしさを持っているのです。
人それぞれに個性があって、みんなすばらしいということです。
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