他人への親切は承認欲求があっても大丈夫!
人から褒められたり、認められることは非常に嬉しい。
しかし、そういうことは頻回にあるものではありません。
ならば、自分から目立つように仕掛けてしまえば、認めてくれるかもしれないと考えます。
普通のことでも、特別なことのように振る舞って見せて、自分に注目を集めたり…
このように人間には承認欲求があり、白々しい一面を垣間見えたりするのです。
今回は、承認欲求についてのお話です。
承認欲求が強いと、苦しむことになります。
自分に自信を持てない方向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
自分に自信がないから承認欲求が強かった
自分に自信がなくても、仕事を頑張っていたら、たまたま上司から評価され、嬉しかったことを思い出します。
仕事は色々大変ではありましたが、一生懸命頑張れば、自分のことを認めてくれると感じていたので、仕事が楽しいと感じた時期でした。
常に他人のことを気にしていた
もともと、自分には秀でた能力はありませんでした。
それでも、周りの人を意識していると、何かと自分をアピールすることはできたのです。
特に仕事においては、頼まれたこと以上のことをして上げていました。
自分では、良かれと思ってやっていたのですが、今考えると、自分アピールの側面もあったのだと思います。
褒められたいから頑張った
先程の自分を認めてくれる上司のように、承認という報酬を得ることができたので、頑張っていました。
頑張れば、ポジティブなフィードバックがあり、とてもありがたかったですね。
自分に自信がないから
自分を認めてくれるという喜びを得ることができたので、その当時の仕事はがんばれました。
自分に自信がなかったから、自分を認めてくれる人や組織が心地よかったのです。
ただ純粋に、頑張りたいことがあればやったらいいのですから。
次第に、他人の顔色を見て仕事をするようになっていったのです。
自分のことしか考えないようなハズレ上司に当たってしまうと、いくら頑張ったところで、ポジティブなフィードバックなんてありません。
失敗や、欠点ばかり指摘され始末です。
さらに、大ハズレの上司になると、パワハラを受けることに…
最悪です。
人生オワタです。
もしかしたら、上司からのパワハラは、もとを辿れば自分の承認欲求が原因なのかもしれません。
自分に自信がなく、褒められたり認められたいから、上司の顔色をうかがうようになっていたのが原因かもです。
まぁ、何においてもパワハラはイカンのですが…
承認欲求を手放しははずなのに
上手く行けば心地よかった承認欲求からの行動も、上手く行かないようになると、苦しくなってきます。
承認欲求があると苦しい
承認欲求の困ったところは、他人を気にして生きるようになることです。
他人に認めてもらいたいから、自分のやりたいことを抑えて、体裁を気にし出します。
飲み会に参加しないと、変に見られてしまわないだろうか?と。
常識という幻想に惑わされて、気を使いながら生きていました。
今となっては、全然気にならないのですが、当時は、周りの人達と同じでなければいけないのだと考えていたのです。
承認欲求は手放したほうがいい
常識や体裁を気にして苦しんでいるのなら、承認欲求は手放したほうが幸せになれます。
人に認められると、嬉しいし、気持ちが良いものですが、そこにたどり着くまでの犠牲が大きすぎるのです。
承認欲求を手放せば、自由で気持ちが楽になります。
親切は承認欲求からくる
心穏やかに生きていたいと考えて、サラリーマンを辞めました。
気軽に知らない人にも挨拶ができると、幸せな気分になります。
親切な行為は、さらにつながりを感じ、気分がいいです。
だから、困っているかもしれないと思ったら、気にせず声をかけますし、断られても、そうですかとサバサバしたものです。
親切にすることは、ともて気分がいいのです。
考えてみると、その親切心は承認欲求からくるものなのかもしれないと思うようになりました。
相手に喜んでもらいたいという自分の欲求です。
相手のためと考えていたことですが、本当は自分が親切にして気分を良くしたいというものだったり…
そして、親切な人として認めてもらいたいのかもしれません。
ここに、手放したはずの承認欲求があったのです。
だけど、親切に関する欲求は、苦しくないので、持っていても良いのかもしれません。
ただ、自分が承認欲求を完全には手放せていなかっただけなのです。
まぁ、親切と感謝することは、気分がいいことに間違いありませんから。
まとめ:承認欲求は己を認めたいからー自信がなくて苦しい
自分に自信がなかったから、承認欲求を強く抱いていました。
それは、次のことが現れていたことからわかります。
- 常に他人のことを気にしていた
- 褒められたいから頑張った
です。
承認欲求を持っていると、他人を気にしすぎてしまうため、自分のやりたいことを遠慮してできなくなるので、苦しくなります。
他人のことや常識、体裁を気にしないようにすることで、スッキリすることができます。
それでも、手放したはずの承認欲求を手にしていたりするのです。
他人に親切にして、喜んでもらうことが、自分の承認欲求からくるものかもしれないのです。
こういった承認欲求は持っていても、苦しくならないので良いのでしょうね。
まぁ、親切と感謝することは、気分がいいことに間違いありませんから。
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