いい会社に入ると給料もいいし、安定した生活を送ることができるという目的で、就職する。
しかし、現実はどうであろうか?
そこそこうまくいっている人もいるでしょうが、業務のプレッシャーや人間関係のストレスで、生活のために無理して働いている人も多いのではないでしょうか?
本心では辞めたいのに、体裁上辞められないと考えてしまうのは、当たり前のことだと思います。
私は30年以上のベテランサラリーマンですが、数年前まで我慢できていた仕事のストレスが、パワハラなどにより、我慢の限界に達し、仕事をやめたいと強く考えるようになりました。
本記事では
- 仕事を辞めたいと考えている方
- 仕事で大きなストレスを抱えている方
- このままの人生で良いのか疑問を抱いている方
に向けて、私が取り組んできたことをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- 仕事をやめてもいい理由がわかる
- 人生の時間が重要なことがわかる
- 老後の生活について考える
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- サラリーマンを続けても老後は安泰ではない
- サラリーマン以外でも生きていける
- 日本は恵まれた国である
ということです。
詳細は後述していきます。
仕事を辞めたい理由
仕事をする理由は、ズバリ、生活のためです。
自分の時間を会社に提供し、労働することで、その対価である毎月の給料がもらえています。
その生きるために必要なお金を生み出す仕事を辞めたいと考える人は、意外にも多いのではないかと思います。
それには、よほどの理由があるはずです。
- 人間関係
- 給料が安い
- 労働時間が長い
などが多いと思います。
ちなみに私の場合は、人間関係です。
苦労はしてきましたが、一応、順調にきていたサラリーマン生活ですが、辛いものへと変わりました。
数年前から当時赴任していた職場で、上司からパワハラを受ける経験もしました。
今の職場でも、上司と同僚とのストレスを抱え、職場から逃げ出したいと思うようになったのです。
色々実践して、辞めたい理由が変わった
人間関係が嫌で、今の職場から逃避したいと考えていました。
このストレスを解消するために、ネットや著書なので、有益な情報を漁りました。
ストレスを解消するには
- 運動(ハード系)
- 瞑想
で脳を鍛えることで、思考が合理的になり、感情的になりにくくなりました。
感情的にならないようになるだけでも、ストレスが軽減されていきました。
ストレスが完全になくなることはありませんが、そのストレスを受け入れて、乗り越えることで、成長することができるようになります。
以前のように、ストレスを受け、疲弊していても、何も変わらないですし、状況が悪くなるだけでした。
他人を変えることはできないから、自分が変わるしかないことを認識し、小さなことにこだわらいようにすることで、自分のとるべき行動がはっきりします。
その他、陰口などのようなネガティブな会話には参加しないようにして、ストレスを受けないようにしました。
人間関係で疲弊しないように振る舞いました。
腹の立つことを言われても、反応しないようにしました。
その方法は、俯瞰的に自分の気持を内観するというものです。
嫌なことを言われたとき、もうひとりの自分が自分に問いただすことで、他人事のように捉えるようにできます。
でも、イライラしても仕方ないよね!?
冷静にならないと、損だね。
切り替えが大事!
というように、心の中で一人芝居をやることで、冷静に対処できます。
その他にも、周りの人の目を気にしないように心がけたり、間違った同様の行動などにも、上司が認めるのなら、それに従うようにしました。
合理的な考えと行動をするようにすることで、ストレスに対応できるようになりました。
ストレスに対応できるようになったからといって、仕事を続けたいかと言えば、そうではありません。
職場から逃げたいという考えから、人生を充実させたいと思うようになりました。
情報を仕入れていくと、現実が見えてきます。
- サラリーマンは搾取されすぎ
- このままでは老後も働き続けなければならない
- お金よりも時間が大切である
など
これらのことを考えたとき、サラリーマンでいることは、リスクが大きいと思いました。
安定した収入のために、ストレスを感じながら、自分の時間を提供することに違和感を感じるようになりました。
60歳もしくは65歳まで働いて、その後はゆったりと年金で暮らすという予定でしたが、それはできなさそうです。
そうなると、自分で稼ぐことができれば、私の悩みは解決します。
好きなことなら働き続けられる
日本では、「一億総活躍社会」といい、すてきなキャッチコピーで、老後も元気に働きましょうと言っているようです。
言い換えると、「今後は、面倒みることはできないから、自分のことは自分でなんとかしてね〜!」です。
現在、企業には、65歳定年を努力義務にしていますが、これが70歳になる方向です。
企業は多くの社員を抱えることになるので、今までのような給与水準でいけるとは思えません。
現役世代の給与が下がることが予想できます。
給与は下がりそうだし、嫌な仕事を年老いてまでしたくはありません。
そうなると、それほど苦にならない仕事で、収入を得ることを続けるのが良いと思います。
- ブログ
- せどり
- ハンドメイド販売
- プログラミング
- 動画編集
など、様々な個人でできる事業があります。
すぐに安定収入を得られるものではありませんが、それほど経費をかけずに始めることができます。
YouTubeの動画には、ノウハウなどが多くあげられています。
それらを活用していけば、ある程度無料で情報を手に入れることができます。
必ずうまく行くというものではありませんが、絶対うまくいかないというものでもありません。
このように日本は恵まれた国です。
チャレンジしたくても、できない国は多くある中、私達はチャレンジしやすい環境にいるのです。
不安はあるけど、なんとかなるさ!
今までサラリーマンで安定した生活を送ってきました。
しかし、精神的には不安定でした。
サラリーマンを辞めるとしたら、もちろん不安はあります。
特に、やめることを考え始めた時はとても大きな不安を抱きました。
サラリーマンを辞めてしまうと、生きていけなくなるという感覚に襲われました。
しばらく悩み続け、ある考えに至りました。
「リスクを取らずして成功なし」です。
私たちは、リスクを避けたがります。
リスクを取らないで、成果を求めがちです。
道理として、それは無理なことなのです。
致命的なことを避け、最悪な状況を想定します。
私の考える最悪な状況とは、蓄えがなくなることです。
これの対策として、簡単で、働けば良いのです。
賃金は少なくなるでしょうが、構いません。
私は、チャレンジしないで後悔するより、チャレンジする方を選びます。
もともと石橋を叩いても渡らないタイプでしたが、考えが変わったのです。
人生を楽しくする上でも、好きなことにチャレンジして行きたいと思います。
サラリーマンを辞めるメリットとデメリット
サラリーマンを辞めたいと思うと、当然メリットとデメリットを考えます。
メリット
- 働く仕事、場所、時間を選べる
- 仕事で付き合う人を選べる
- 頑張り次第で収入が上がる
- 自己投資の時間が増える
など
デメリット
- 全てが自己責任になる
- 仕事が不安定
- 将来(毎月の給料)が保証されていない
- 社会的信用が低い
- 孤独を感じやすい
- 自己管理が大変
など
これらを考えてもなお、辞める覚悟があればやめるべきです。
私達サラリーマンは、様々な思い込みがあります。
- サラリーマンをやめると人生が台無しになる
- 夢なんて持つな
- 苦労が当たり前
- マイホームを買うのが当たり前
など。
私達はもっと合理的に生きるべきです。
人生は一度だけ。
過去の人達が後悔したことを教えてくれています。
- 愛する人にもっと優しくすればよかった
- チャレンジすればよかった
- 働きすぎた
- 健康に気を使わなかった
- 友人と合えばよかった
など。
ネットや著書で知れば知るほど、自分で稼いだ方がいいと思えてきます。
世間の常識に流されることなく、自分の考えをしっかり持って、今後の人生を送りたいと思います。
まとめ:サラリーマンをやめたい理由がネガティブなものからポジティブに変わった件
サラリーマンを続けても、今まで思い描いた生活にならないことが予想できる時代になりました。
人間関係のストレスを抱え、疲弊するのは、とても辛いことです。
以前は60歳でもらえた年金が、支給年齢が上がり、これからも条件が悪くなっていくでしょう。
仕事も続けなければならない社会になります。
年老いて、体がボロボロになっても、働くのです。
そんな人生は、御免です。
そうなのであれば、自分が好きな仕事をして生きていきたいと思います。
サラリーマンを辞めて、個人で稼ぐ。
すぐには身にならないですが、継続していけは、チャンスは開けます。
そういった意味では、日本は大変恵まれています。
チャレンジしなければ、後悔すると思います。
もちろん、周りの人と違った生き方には、不安はあります。
メリットとデメリットを考えた上で決断するのです。
後悔のない人生のために、チャレンジする。
失敗したら、働けはいいのです。
ただ、今と違った環境になるだけです。
支出を少なくした生活にすれば、なんとかなるでしょう。
人生は一度きりで、時間はとても重要です。
大切に使いましょう!