ネガティブな感情から逃れるための一大決心も必要!
知らない他人を敵視して、イライラしたり、
未来に対して不安を感じたり、
私たちは常にネガティブな感情に振り回されています。
裕福に見える人を羨んだり、うまくいっている人を妬んだり、
ネガティブな感情は、人の心を汚し、疲弊させます。
今回は、ネガティブな感情についてのお話です。
人は上手くいかないことがあると、
「どうしてうまくいかないんだ!」と怒りの感情を爆発させる人、
「そうなんだ…」と冷静に原因を考えようとする人がいます。
ネガティブな感情を手放すことで、心穏やかに過ごすことができるのですが…
今回は、ネガティブな感情を抱きやすい人向けです。
何か参考になれば嬉しいです。
現代はネガティブ感情を手放すべき
ネガティブな感情は、私たち人間が生きていく上で必要不可欠でした。
私たちの祖先が命をつなぐために、危険が迫っていると感じたとき、
- 「怒り」は戦うため
- 「恐怖」は逃げるため
- 「不安」は警戒するため
の行動に活かされたのです。
今、私たちがこの世で生きているのは、ネガティブな感情があったからということになります。
狩猟採集の時代に活躍したこのネガティブ感情は、
現代においてあまり役に立たないものになっています。
現代では生命の危険がなくなったからです。
ですが、かつて命を守るために活躍したネガティブ感情は、
現代においては、適さないものになっています。
- 「怒り」は人を傷つけたり、不毛な争いを発生させます。
- 「恐怖」「不安」は心を蝕み、生産性を低下させます。
さらに、現代社会では、仕事のプレッシャーや劣悪な人間関係によって、
「恐怖」「不安」は長期に渡って抱き続ける(ストレスを抱え続ける)ことがあり、
うつ病などの心の病気の原因になっています。
生命の危険がなく、便利になった現代社会で快適に生きていくためには、
ネガティブな感情を手放すべきなのです。
ネガティブな感情を手放すために必要な思考の理解
ネガティブな感情が沸き起こるには原因があります。
それは、自分のネガティブな思考が原因になっていることがほとんどです。
他人からよく見られたい
人から嫌われるよりも好かれたほうがいいに決まっています。
だけど、自分の気持にフタをして、無理に他人からよく見られようとすることによって、
ネガティブな感情が生まれます。
昔の人は、群れをなして生きてきました。
集団になることで、外的から身を守れたのです。
なので、集団からはじき出されないように、他人を目を気にするようになりました。
その集団本能があるため、他人からよく見られたいと感じるのです。
過度に他人の目を気にしてしまうことで、
「恐怖」「不安」のネガティブな感情を抱いてしまいます。
今の時代、他人の目を気にして生きていると、息がつまります。
もっと自由に生きていいのに、遠慮して生きていると、窮屈で幸せを感じることができません。
隣の芝生は青く見える
SNSを覗いていると、リア充な投稿を多く見かけます。
キラキラした他人を目にすると、自分が情けなく惨めに感じることがあります。
このようなると、自己肯定感が低下し、メンタルに悪影響を及ぼすのです。
これは、他人の投稿を見て、自分が勝手に妄想を膨らまして、
その良いイメージの中に投稿者の生活が羨ましいと感じてしまったからです。
見せかけだけなのかも知れないし、借金をしていたり、ほとんど貯金がないのかもしれないのに、
自分よりもずっと幸せなんだと思いこんでいるだけなのです。
だれでも幸せになりたいと考えています。
キラキラした投稿することが幸せなのでしょうか?
たとえ地味な生活だったとしても、自分が幸せだと思えば幸せなのです。
幸せの基準は人それぞれであって、お金があれば幸せと幻想を抱いている人があまりにも多いです。
自分自身が幸せだと感じるのなら、幸せに見える他人はどうでもいいのです。
完璧主義
完璧な人はほとんどいません。
人間は何かしら欠点があるものです。
それなのに、完璧を求めてしまうことがよくあります。
完璧を求めてしまうことで、自分や他人に余計な負荷をかけてしまうのです。
他人に対してイライラしたり、思い通りにならずにイライラすることが多くなります。
心にゆとりがなくなり、ネガティブな感情が発動するのです。
ネガティブな感情を手放すと幸せになる
私は、長年勤めた会社を4ヶ月前に辞めました。
仕事を辞めると決断するまで、その後の生活のことを考え、大変苦労しました。
辞めてから少し時間が経過した今、人生レベルの大きな決断は正しかったと感じています。
それは、ネガティブな感情がリセットされ、幸せを感じることができるようになったからです。
私は毎日、怒り、嫉妬などネガティブな感情が飛び交う職場で働いていました。
その劣悪な人間関係に悩まされていたのです。
私自身も、上司からパワハラを受け、同僚からの攻撃で、常にネガティブな感情を抱えてしまう状態でした。
多少のことであれば耐えることができましたが、常にネガティブな空気の環境に
私は耐えることができなくなり、退職したのです。
今になって思うことは、
怒り、不安、恐れ、嫉妬などネガティブな感情を抱かないということは、とても幸せなことなんだ。
自己肯定感を高め、楽観的に物事を考えることができると、生きることが楽です。
生きていくために仕事は大切ですが、その仕事で生きられなくなっては本末転倒です。
メンタルが壊れてる前に、心をリセットする時間は必要なのです。
今の仕事を定年まで続けなければならないというのは、何も障害が起きない人に当てはまることです。
今の仕事を辞めても、生きていく手段はたくさんあるのです。
今の仕事を辞めると生きていけなくなるというマインドブロックは、早く取り払うべきです。
社会保障が整っている日本は、生きていくのに色々と恵まれています。
普通にしていれば野垂れ死ぬことはありません。
それよりも、自分に無理をさせ続けることを考え直してみましょう。
本当に今のままでいいのでしょうか?
人生レベルで考えてみることです。
まとめ:ネガティブ感情を手放すことで幸せにつながる
今回は、ネガティブ感情を手放すことで幸せにつながるお話でした。
人にはネガティブな感情を抱くようにプログラムされていますが、
現代社会において、ネガティブ感情プログラムを発動することで、弊害になることが多いです。
ネガティブ感情を手放し、リセットすることができれば、自分の幸せに気づくことができます。
ストレスの多い社会に中で生きていると、大切なことが気づかなくなってしまうことがあるのです。
自分に無理をさせすぎて、メンタルが壊れないように注意する必要があります。
生きるための仕事なのに、生きられなくならないように注意しなければなりません。
一度きりの人生なのですから、自分の幸せを求めていくべきなのです。
自分が幸せになって、家族、その他の人々を幸せに導いていくことが大切です。
関連記事です。