人生は楽ではないが、自由に生きることはできる!
私は最近、幸福について考えることが多くなりました。
自分が幸福になりたいというのはもちろんですが、
幸福って何?という疑問にたどり着きました。
私が現時点で考える幸福って、「心が穏やかであること」です。
私はこれまでずっと、お金をたくさん稼いで、周りの人たちよりもリッチに暮らすことが幸福だとぼんやりと思い描いていました。
突き詰めていくと、どうやらお金中心に考えていると、幸福から遠ざかるみたいです。
今回は、お金に対する考え方や目指すべき幸福についてお話していこうと思います。
何かの参考になれば嬉しいです。
人生の転機とお金の問題
のらりくらりと約半世紀を生きてきた私に人生の転機が訪れました。
それは、数年前に上司からのパワハラで心が疲弊し、ボロボロになってからのことです。
仕事の人間関係が辛く、可能であれば辞めたいと考え始めました。
そこで発生するのはお金の問題。
家族を養うには今のような稼ぎが必要。
どうしたら仕事を辞められるかを考えれば考えるほど、お金について注目しました。
お金やモノにとらわれてきた
「そもそもお金って何者だ?」と考えるようになりました。
お金の正体です…
私たちは、お金に全集中で価値を置き、執着しがちになっています。
もちろん、当時の私も全集中でした!
お金に関する著書やインターネットで調べていくと、
お金は、価値を交換する道具なのです。
信用を与え、モノやサービスと交換できる物体がお金です。
腐らないので、保存(貯蓄)が可能です。
軽いので、持ち運びもしやすいです。
現在では、キャッシュレス決済が進み、現金の交換がかなり少なくなりました。
お金の信用を、通帳やインターネットバンクの数字にも価値が与えられるようになっています。
そのお金(数字)を稼ぐために、私は心に負担をかけて仕事をしていたのです。
どれだけのお金が必要か問題
お金の正体がなんとなくわかったところで、どれくらいのお金が必要なのかと考えるようになりました。
お金はどれだけあっても困りません。
大金持ちの人であっても、もっと欲しいと思っています。
要するにお金に対する欲求には際限がないのです。
もっともっと欲しい病になっているのです。
実際に生活を破綻させないようにするには、今の稼ぎが必要なのか考えてみると、
大量消費の罠にハマっていることがわかりました。
安易にモノを買うことが当たり前になっていたのです。
本当に必要とするもの以外のモノを多く買っていることに気づきました。
これをやめれば、支出はグンと減ります。
となれば、今のような収入までは必要としないのです。
少ない収入でも生きていくことができるとわかりました。
大量消費と他人との比較
結局の所、お金を稼がなければならないのは、大量消費することで、仕事で溜まったストレスを解消できると思っていることと、
周りの人たちよりも、裕福でありたいと考えていたからです。
冷静に考えてみれば、それらのために、ツライ仕事を続けていると、人生においての幸福度を下げてしまいます。
それはもったいない!
そう考えてから私は、ストレスがかからない程度に消費を抑えるため、
必要なモノかどうかをよく吟味するようにしました。
消費を抑え、できるだけ貯蓄して、退職しようと決めました。
退職するまで2年の計画です。
妻も働いているので、妻の補助エンジンで我が家は飛行を続けることになります。
先進国の日本で、自由に幸せに生きる
電気、水道、インターネットなど、インフラ整備の整った日本で生まれたことは、とてもラッキーです。
何もなければ、貧困にあえぐことはありません。
自分の目標を持ち、それに向けて努力することができます。
日本に生まれた私たちは、自由に選択できるのです。
仕事も、住む場所も、結婚相手を決めるのも自由です。
しかし、自由であったとしても、行動しなければ自由の利を活かすことはできません。
困難は必ず起きるので、それにめげずに努力を続けるのです。
自分の内側をコントロールすること
努力の成果というものは、外の世界の影響が大きく関与しています。
自分ではどうにもできないことが多いです。
なので、自分の内側に意識を集中することが重要になります。
心を平静に保ち、努力を続けるのです。
私たちは、生きている限り、努力し続けることができます。
ジョン・ウッデンの言葉
アメリカのバスケットボール界の名コーチにジョン・ウッデンという人がいました。
この人が選手に言い聞かせていたセリフがあります。
「成功とは、最高の自分になるために全力を尽くしたあとに得られる、心の平和のこと」
「その日その日を人生思考傑作の日にしよう!」
幸せに生きるために
私の以前の職場では、毎日感情が飛び交っていました。
その飛び交う感情が私に向けられることが多く、私は、とても疲弊しまていました。
今は退職し、家に居ながら、色々やっています。
頭の中は、フル回転で忙しいですが、感情の影響がなく、心が穏やかでいられる幸せを感じています。
お金を稼ぐことは大事なので、色々試していきながら、見つけるつもりです。
色々試して見なければ見えてこないことも多いですから。
そのために、色々なことにチャレンジします。
勇気を持って!
価値を考える
今までの私は、モノの価値を値段で測っていました。
生活に欠かせないもの(小麦粉、ガソリン)が値上げされると、ネガティブな感情にとらわれていました。
今では、仕方ないと考えるようになりました。
ネガティブな感情にとらわれていると、値上げ以上に損してしまいます。
考えても仕方ないのです。
美味しい食事なども値段じゃありません。
安い食事やスイーツを選んでいたのを、ある程度、値段が高くても食べてみています。
得られる感動に価値を感じるようになりました。
今まではお金にとらわれていたせいで、モノの本当の価値を知ることができなかったのです。
パワハラを受けたおかげで、このようなことまで考えるようになりました。
皮肉な話です…
まとめ
私たちは、日本に生まれたおかげで、自由に努力できて、幸せだね!というお話でした。
仕事が辛くても、お金を稼がなくてはならない使命感にとらわれて、無理して働いています。
よく考えてみれば、収入が減少しても、支出を抑えることで、生活は破綻しないのです。
現職のうちにムダな支出を抑え、貯蓄していけば、色々と選択肢は広がります。
人生は、自分で選択できます。
困難に立ち向かい、努力を続けることで、不安を感じなくなります。
自分の内側に意識を集中して行くのです。
生きている限り、努力し続けることはできます。
「成功とは、最高の自分になるために全力を尽くしたあとに得られる、心の平和のこと」
「その日その日を人生思考傑作の日にしよう!」
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