私達は、社会というコミュニティの中で生活しています。
その中では、モラルや他人に不快な思いを与えないように普段からエチケットに気をつけることが様々あります。
その中でも、自分が発する臭いに対して、特に注意している人は多いでしょう。
その主な匂いは、体臭や口臭です。
口臭を抑えるために、最近ではマウスウォッシュを使用している人もいるかと思います。
かつて私も使用していました。
しかし、現在では使用をやめています。
今回はその理由についてのお話です。
本記事では
- アンチエイジングに気を配っている方
- 口臭が気になる方
- マウスウォッシュを使用している方
に向けて、マウスウォッシュの使用についての情報をお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- アンチエイジングの情報を得る
- マウスウォッシュのことがわかる
- 口臭の抑え方がわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- マウスウォッシュは使用しないほうが良い
- 野菜は積極的に食べる
- オーラルケアを考える
ことになります。
詳細は後述していきます。
一酸化窒素の役割について
突然ですが、一酸化窒素についてお話したいと思います。
私達の体にとても大切なので、敬遠しないでください。
特にアンチエイジングにつながることなので、しっかりお読みいただきたいです。
- 血管を拡張する
- 血栓ができにくくして、血液をサラサラにする
- 血管の炎症を抑える
- 酸化を抑える
- 血管のプラークの発生を抑える
私達の体内の一酸化窒素は
血管内の筋肉を緩めて血管を広げて血行を促進させます。
血行が良くなることで、高血圧を予防したり、将来的な動脈硬化の発生を防ぐ効果が期待できます。
血管を弛緩させる作用や血の塊(血栓)が血管内にできるのを防ぐ作用があります。
筋肉痛を減少させます。
血流の改善は運動後の組織修復の促進にも関与しており筋肉痛を減少させるのです。
身体の組織や器官の老化を防ぎます。
「活性酸素」の増加を防ぎ、身体の組織や器官の老化を防ぐのです。
この抗酸化作用は肌やシミにも効果的で、アンチエイジングに有効です。
一酸化窒素について
一酸化窒素は、ダイレクトに体の中に存在するわけではありません。
硝酸塩が変化して、一酸化窒素に変化し、私達の体にいい影響を及ぼすのです。
硝酸塩をふくんだ野菜を食べる
口の中のバクテリアが硝酸塩を亜硝酸塩に変換
胃の中で亜硝酸塩が一酸化窒素に変換
残った硝酸塩は小腸から血管へ入り、これまた一酸化窒素に変換
このように、一酸化窒素を私達の体内に取り入れるためには
- 野菜を多く取る
- 口の中のバクテリアを殺さない
ということになります。
ここで、マウスウォッシュの使用について考えることが必要になります。
私は、マウスウォッシュを使うべきではないと考えます。
マウスウォッシュは、口腔内の菌やバクテリアを殺すことで、口臭の原因はなくなります。
しかし、硝酸塩を分解するバクテリアまで殺してしまうことは、不利益になってしまうのです。
私は、以前に使用していたマウスウォッシュをやめて、緑茶を飲むようにしました。
緑茶には、悪い菌の殺菌効果があります。
緑茶を飲むメリットは大きいです。
緑茶を飲むことはオススメです。
参考記事;緑茶はダイエットにもアンチエイジングにもいいらしい
一酸化窒素は加齢とともに減少していきます。
このことで、多くの疾患と関係していると考えられています。
アンチエイジング
運動は、アンチエイジングに良いです。
特に有酸素運動は効果的と言われています。
有酸素運動で血流量が増加します。
そうすると、一酸化窒素が増えます。
一酸化窒素が増加すると、血管が柔らかくなります。
それが若さをキープすることにつながるのです。
参考記事:ブロッコリーの魅力は抗酸化作用だ!美容とアンチエイジング(老化防止)が抜群
口臭予防
口臭予防にマウスウォッシュを使用している人は多いでしょう。
先程お話したとおり、マウスウォッシュは口腔内の大切なバクテリアを殺してしまうので、使用しないほうがいいのです。
マウスウォッシュが使用しない場合の口臭予防を考える必要がでてきます。
- 緑茶を飲む
- デンタルフロスを使用する
- 定期的に歯医者に通う
緑茶を飲んで、緑茶の抗菌作用で口腔内をきれいにします。
歯ブラシだけでは、歯間の汚れが残ることがあるので、デンタルフロスなどを使って、歯間の汚れを落としましょう。
虫歯や歯周病になると、口臭も強くなります。
これらを予防する必要がでてきます。
歯に歯石が着くと、歯ブラシでは落とすことができません。
この歯石に菌が多く繁殖し、虫歯や歯周病の原因となるのです。
なので、定期的に歯科医でケアしてもらいましょう。
年に2〜4回通うことで、歯石がないきれいな歯になります。
さらにクリーニングで、白い歯にしてくれます。
関連記事:【オーラルケアの方法】中年になってわかったオーラルケアの重要性
硝酸塩について
一酸化窒素の素となるのは、野菜に含まれる硝酸塩です。
硝酸塩といえば、加工肉に多く使われています。
野菜に含まれる硝酸塩と加工肉に含まれる硝酸塩は、加工することによって、全く別物になってしまうのです。
加工肉の硝酸塩
ハムやソーセージなどに使用される硝酸塩は、結論を言ってしまうと、私達の体に有害です。
加工肉の硝酸塩は、タンパク質と高温により変化してしまいます。
硝酸塩はアミノ酸(タンパク質)と一緒に高温にさらされると、ニトロソアミンという種類の発がん性物質に変化してしまうのです。
加工肉はやばいといわれているのがコレなのでしょう。
関連記事:私達がよく食べているハムやソーセージなどの加工肉が体に悪いのは、食品添加物が原因
野菜の硝酸塩
野菜は自然の抗酸化物質を含んでいることで、ニトロサミンの生成を防ぐことができます。
野菜や果物などの食物を通してこの硝酸塩を人が摂取すると、体内で亜硝酸塩となり血流に溶け込みます。
亜硝酸塩は一酸化窒素の貯蔵庫のような役割を果たし、必要に応じて様々な臓器や組織で一酸化窒素の量を調節しているのです。
まとめ
今回は、一酸化窒素が私達の体に良い働きをしていることについて、お伝えしてきました。
一酸化窒素が血管に良い作用をもたらし、アンチエイジングにつなげてくれます。
これに有酸素運動が必要になりますが。
アンチエイジングを志す人であれば、承知のことだとは思いますが…
一酸化窒素を体内に取り入れるのは、口腔内のバクテリアの存在が重要でした。
この重要な働きをするバクテリアをマウスウォッシュで殺してはいけないのです。
マウスウォッシュは口臭予防に必要と考えている人は多いでしょう。
しかし、弊害を考えると、別な方法を探るしかありません。
その方法は
- 緑茶を飲む
- デンタルフロスを使用する
- 定期的に歯医者で歯石取りをクリーニングをしてもらう
などで、解消できると思います。
結局、アンチエイジングのためには
- 食事(野菜を多く)
- 運動(有酸素運動)
- 睡眠
それにマウスウォッシュを使用しない
ということになりますね!
参考記事:若々しく見える老けないための7つの習慣【簡単なことを心がけるだけ】