小説を読んでいると頭の中で動画を見ているような感じ!
いったい読書を習慣にしている人はどれくらいいるのだろうか?
以前の私は、まったく読書に興味を持てなかった。
活字を読んでいると、気持ちがどこか遠くに行ってしまっていたのです。
今になってわかったのですが、しばらく我慢していると、物語の中に入り込んでいけます。
私の経験から、今現在、読書習慣がなくても、興味が惹く著書にであえたのなら、チャレンジしてほしいと思います。
ちなみに、私が読書を習慣にしたキッカケは、抱えすぎた仕事のストレスを解消したくて、調べていくと、読書が効果的ということからでした。
本に集中できると、その間は嫌なことから逃れることができるのです。
少しでも、悩みから解放される時間があると、メンタル的には、かなりいい傾向です。
いつもは心理学系の本を読むのですが、たまに小説を読もうと思い、私の頭の中では、物語の映像が流れています。
物語が進んでいくのは、ワクワクして楽しいですね!
さて、今回は、その中で考えさせられたことがあったので、自分に当てはめて考えてみたいと思います。
よろしければ、読み進めていただき、何かの参考にしていただけたのなら、幸いです。
何になるかよりも、どんな人間になりたいか
物語の中で、ある賢者が少年に「どんな職業に就いていようとも、目標にする人間像に向かって日々努力することだ」という(正確ではない)言葉を与えていました。
私は「うぅぅぅぅ…」と考えさせられてしまったのです。
私たちが一生懸命勉強するのは、幸せになるためにできるだけ多くのお金を稼ぐためです。
できるだけ多くのお金を稼ぐには、少しでもいい会社に就職することを目標にします。
少しでもいい会社に就職するために、いい学校への進学をめざし勉強を頑張るのです。
ここで間違いに気づくわけです。
「お金を稼ぐことが幸せ」だと間違った思い込みをしていること。
確かに生きていくためには、最低限のお金は必要になります。
しかし、もっと欲しいと際限がありません。
お金に意識を向けているせいで、幸せを感じていないのです。
いままで「何になるか」とは考えたことはありましたが、「どんな人間になりたいか?」なんて考えたことはありません。
どんな人間になりたいか…
すぐには思いつきません。
だったら、なりたくない人間を考えてみようと思います。
なりたくない人間像
- 人を騙してお金を稼ぐ
- 嘘をつく
- 人を傷つける
ふむふむ…
単純にこれらの反対に考えてみることにします。
なりたい人間像
- お金の奴隷にならない人
- 正直な人
- 人に優しくなれる人
になります。
これなら目指してもいいのかもしれません。
いや、目指してみるべきです。
具体的な道筋は見えませんが、このことを肝に銘じて、生活していこうと思います。
ちなみに、お金の奴隷にならないというのは、お金に価値を置くのではなく、お金は単なる道具であって、価値そのものはないんだよと考えることができるということです。
だから、お金がなければないなりに生活レベルを下げたりして工夫していくことができることです。
夢はパズルのようなもの
なにかの夢や目標に向かっていくことは、まるでパズルのようなものというお話です。
大きな夢に向かうほど、パズルのピースは多くなります。
一つの行動がひとつのピースと考えます。
ばらばらになったピース一つを手にとったとき、それをはめ込む場所がわかる場合と、わからない場合があります。
それが、行動したときに、いい感触や手応えを感じたりするときもあれば、手応えがなく、ムダに思える時があるのと同じだということです。
特にはじめのうちは、完成図のイメージには程遠く、心が折れてしまいそうになります。
一気に成功は入ってこないのだから、パズルのように一つずつピースをはめていくしかないのです。
行動を続けていくしかないのです。
その行動には
怖がる必要もなければ、成果を期待する必要もありません。
行動の結果に一喜一憂するのではないのです。
はまるピースを手に入れたときは、嬉しかろう。
期待はずれのピースのときは辛かろう。
それでも、夢や目標に向かって、行動を続けるしかない。
パズルは、ピースを一つずつはめていき、少しずつ形になっていくのだから。
たとえ、大失敗があったとしても、それは人生の壮大な絵を完成させるために必要なピースになるのです。
まとめ
昔、読書嫌いだった私が、今では読書を習慣とし、楽しんでいます。
キッカケは、仕事のストレスを解消したいと考えたときからです。
いつもは心理学系の本を読んでいるのですが、ためには小説を読んでみようと手に取りました。
読んでみると、面白い。
頭の中で、動画のように物語が展開していきます。
私の想像力は乏しい方ですが、今回はいい感じです。
その物語の中で、考えさせられる場面がありました。
自分は何になるかよりどんな人間になりたいかということ。
そんなこと考えたことありませんでした。
この機会に考えてみました。
なりたくない人間像は
- 人を騙してお金を稼ぐ
- 嘘をつく
- 人を傷つける
でしたので、逆にしてみると…
なりたい人間像は
- お金の奴隷にならない人
- 正直な人
- 人に優しくなれる人
と導き出せました。
これを目指してがんばります。
その他には、「夢や目標はパズルのようなもの」です。
一気にパズルは完成しないのと同じで、夢や目標へは一気にたどり着かないということです。
なので、たくさんの行動が必要で、その時々で良いときもあれば悪いときもあります。
一つの結果に一喜一憂していては、パズルは完成しません。
行動し続けるしかありません。
たとえ、大失敗があったとしても、それは人生の壮大な絵を完成させるために必要なピースになるのです。
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