昔の常識は通用しない!
私たちは、企業に就職し、できるだけ長く働くことが当たり前で、正解だと考えています。
だから、いい大学を出て、できるだけいい就職先を目指して、周りの人と競うことになります。
大卒一括採用、年功序列制度、終身雇用制度が崩壊しつつある昨今の社会状況では、終始同じ企業で働くことに疑問を持たざる負えない時期きているのです。
昔の高度経済成長の日本では、社員が長く働き続けてもらうよう、待遇を向上させました。
景気が低迷期に落ち込んだ時期でも、しがみつかんでいる社員への待遇を落とさなかったため、企業の体力は低減し、現代の若者へ非正規雇用という形でしわ寄せが行く形になったのです。
悪条件で働く若者に昔の常識を植え付けて洗脳してしまっては、あまりにもかわいそうだと思ってしまうのです。
自分が現代の若者たちの状況に置かれた想定で、より良い生き方について考えてみました。
冒険する血気盛んな若者
我が子の友達の中で、南国でアルバイト生活をする人やお笑い芸人を目指している人がいます。
前者は、調理師専門学校を卒業して、病院の委託先の会社で調理師として働きました。
最低賃金より少し上乗せされた給料だったと想像できます。
ある程度の給与水準の企業と比べると、かなり冷遇されています。
それなのに、人員不足で業務量は多く、残業代でごまかされているのです。
これなら夢も希望も持てないでしょう。
現在、その人は、南国でアルバイト生活をしながら、カナダ留学の準備をしていると聞いて、関心しました。
冷遇の中でくすぶっていては、幸福度は上がらないでしょう。
好まない環境から脱出するには、自分から行動するしかありません。
良くならない労働条件のままであるのなら、冒険するのもありですが、堅実な道を進むには、転職活動がよいでしょう。
思考停止で固まってしまうより、自分で考え抜き、やりたいことを見出し、挑戦することはとても大切です。
価値観の変化
私が就職した平成初期は、年功序列制度と終身雇用制度が当たり前で、フルタイムの労働者は全て正規雇用でした。
それもあって、働いて間もない若者が、ブランド物を身にまとったり、高級車をローンで買ったり、将来の収入を見越して、物欲や承認欲をみたす人が多かったと記憶しています。
昭和時代の高度成長期のたくさん稼いで、浪費することが当たり前に行われていました。
現在では、すっかり時代が変わりました。
インターネットの通信技術が向上し、家にいながらのショッピングが当たり前になり、人と人の交流もSNSを用い、スマホで行う時代です。
外に出なくても、かなりのことができるようになりました。
年功序列制度、終身雇用制度の崩壊が始まり、我慢して会社にしがみついてさえいれば幸せになれる時代ではなくなったのです。
非正規雇用が常態化し、働く現場を混乱させています(労働環境の不平等化)。
そうして現代の若者は、収入の少なさと強制徴収される税金の多さに心が満たされることはなく、将来に不安を抱きながら、なんとなく社会人として生きているのです。
仕事に縛られた生き方をしても、今も将来も低賃金で待遇がよくならないのであるのならば、南国で住み込みアルバイトなど、自由な生き方をした方が幸せになれます。
現状に我慢をし続けたとしても、得られるものがないのなら、少しの勇気で、一歩踏み出すべきです。
自分の望まない現状と自分が望まない未来に、貴重な自分の人生の時間を費やすことは、非常にもったいない。
多少のリスクを取り、行動を起こした方がチャンスは広がります。
今の自分の気持を大切にしましょう。
「こんな仕事に就いてみたい!」
「自分の可能性を伸ばしたい!」
身軽な身のうちに、一歩を踏み出すのです。
著書やインターネットで有益な情報を得ることは容易です。
文明の利器を活用し、より深く自分に落とし込んでみることをオススメします。
収入源を複数確保する
現代は昔と違って、様々な職業があります。
インターネットで仕事をしている人もいて、日本にいなくても成り立っています。
日本に住む私たちは、通信技術とインフラ整備に恵まれています。
それらを使った副業が、いくつもあります。
様々な副業
- Webライター
- 動画編集
- ブロガー
- YouTuber
主な収入源の他に、これらの副業にチャレンジして、収入源を確保しておくと、リスク軽減できます。
これは、若者に限った話ではなく、現在収入が安定している人にも言えることです。
サラリーマンには定年という年齢制限が設けられています。
どんなに優秀な人でも、年齢で雇用が打ち切られるという、なんとも理不尽な制度です。
逆に、定年年齢に到達しなければ、無能な人でも居続けられてしまうのです(クビにしづらい法律)。
定年になると、否が応でも収入源がなくなり、それまでよりも低賃金で働くことになり、そのうちに年金支給されるという人生のスケジュールです。
いわゆる老後のためにも、副収入があれば、老後2000万円問題に対応できます。
収入源を複数持つことができれば、時間の制約も緩和することができたりしますし、嫌なことをし続けなくてもよくなるので、それだけ人生が充実したものになるのです。
収益化までには、時間と労力を要します。
これまでの時間の切り売りとは異なり、期待通りにことが運ばない可能性は大いにあります。
その事を踏まえておけば、たとえうまく行かなくても心が折れる心配は少なくなるでしょう。
まとめ
現代では時代が変わり、働く人の待遇が昔のようによくないことが多いです。
特に若者は、昔の過度に優遇された人たちのあおりをまともに食らっています。
そのせいで、非正規雇用、低賃金などが当たり前に行われ、自分の将来に不安を抱えているのです。
待遇が悪い状況なのであれば、勇気を出して一歩踏み出すことを考えても良いのだと思います。
どうせ低賃金なのだから、好きなことにチャレンジをした方が、幸せになれます。
そして、副業にも手を着けるのです。
収入源を複数持つことで、老後も安心して暮らすことができます。
一度しかない大切な人生なのだから、
他人の人生を生きるのではなく、
自分の人生を歩んでいきましょう!
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