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【母子家庭で育った私が思うこと】胸を張って、堂々と生きよう!

現在、私達の住む日本では、結婚したカップルの約3分の1が離婚するといった状況です。

みなさんの家庭は平和でしょうか?

私が幼い頃、両親の離婚により母子家庭になり、その環境で育ってきました。

 

本記事では

  • 母子家庭をネガティブに考えている人
  • 離婚するか悩んでいる方
  • 家が母子家庭で、不幸だと感じている人

に向けて、母子家庭で育った私が経験したことをお伝えします。

 

本記事を読み進めることで

  • 母子家庭は大変だけど、幸せになれる
  • 劣等感を抱く必要はない
  • 一生懸命生きることに価値がある

ことがわかります。

しばらくの時間、お付き合いくださいませ。

 

はじめに結論から申し上げますと

  • 母子家庭だからといって、引け目を感じる必要はない
  • 感情的にならずに、冷静な判断が必要
  • 収入面の心配はあるが、家庭が円満であることの方が重要
  • 母親と接する時間が少なくて、寂しいと感じるが、ちゃんと成長していく

ということです。

詳細は後述します。

 

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シングルになる不安

離婚を決断する上で、心配になることがいくつかでてきます。

  • 収入面
  • 子供の預け先
  • 住まい

などです。

多くの場合、母子家庭になると、収入は減少します。

私の母親は、ダブルワークをしていた時期があります。

収入が少ないのであれば、それなりに暮せばいいだけのことです。

できるだけ支出を抑える工夫が大切になります。

 

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子供の預け先としては、実家があると安心です。

それ以外では、認可保育所などになります。

 

住まいについては、子供のことを考えると、職場に近いほうが良いですね。

 

母親の思い

多くのシンママが感じる思いは

  • 子供に寂しい思いをさせているという申し訳ないという思いが一番つらい
  • 自分がしっかりして、ちゃんと育てなきゃというプレッシャーを1人で抱えてしまう

などです。

必要以上の責任感で、自分で自分を追い込んでしまいがちになります。

こうなると、ただでさえ、普段の生活が大変なのに、おかあさんの体と心が疲弊してしまいます。

できることは限られるので、自分を追い込むことなく、冷静にできることを一生懸命することに注力しましょう!

まずは、忙しいけど、自分が幸せを感じるようにしなければ、子供を幸せになんてできません。

ひとつずつ、小さな幸せを感じていきましょう!

 

シングルマサーのメリット

一般的に、シングルマザーは、ノーマルな主婦に比べると、大変なのは明らかです。

しかし、その中でも、シングルマザーのメリットはあります。

シングルマザーのメリット

  • 精神的に強くなる
  • 子育てを終わった後の達成感
  • 旦那に気を使わなくても良い
  • 子供との絆が深まる
  • 手当がもらえる

などです。

 

精神的に強くなる

人は、守るべきものがあると強くなります。

時には、自分に自信がなくなったり、将来に対する不安で、押しつぶされそうになることだってあります。

そんな中、子供の笑顔を励みになんとか生き抜いたということで自信に繋がり、精神的にも強い人になります。

 

子供を育て終わった後の達成感

母子家庭の母親は、必死で仕事と子育てをした毎日があっという間に終わります。

幼かった我が子は、気がついたら、成人になっていたりします。

育児している頃は、どのように育つのか不安に思っていたことでしょう。

よくぞ立派に育ってくれたと、自慢の子供になるのです。

決して、素晴らしい学歴や、大企業への就職が全てではありません。

人間らしく生きていることが重要です。

 

旦那に気を使わなくても良い

家のことを何もしなかったり、小言がうるさいような旦那のストレスがないということは、大きなメリットです。

それが離婚する原因の一因だったのだと思います。

自分の考えで、家のことを決めることができます。

 

子供との絆が深まる

普段、仕事をしながらの子育ては、子供と接する時間が少ない事が多いです。

子供と一緒にいられるときは、全力で愛情を注ぐようになります。

子供もそのことを感じるので、お互いに一緒にいられる事に幸せを感じます。

 

手当がもらえる

母子家庭には、国と自治体から支給される手当があります。

  • 児童手当
  • 児童扶養手当

手当は色々あるので、窓口で相談して、有効活用しましょう。

 

 

母子家庭で育った私の経験

私の過去

私が7歳のとき、両親が離婚しました。

母親は、3人の幼い子供たちを連れ、実家に移り住みました。

当時の幼い私には、その引っ越しが旅行にでも行くかのようでした。

その実家には、私のおばあちゃんが狭い長屋に一人で住んでいました。

そんな家に、いきなり4人が押し寄せたわけです。

昔ながらの長屋は、風呂なしで、とても狭い家でした。

お風呂がないので、週に2回銭湯か親戚の家でお風呂に入りました。

洗面台もありませんでした。

そんな小さな家でしたが、大人になるまでそこで過ごしました。

 

母親がしっかりしていれば、子どもは普通に育ちます。

ダメな父親のせいで母親が苦しんでいるのなら、父親はいなくてもいいです。

 

父親と母親、一緒に暮らしたいのはどっち?

私が7歳の小学2年生のとき、離婚することを母親から聞かせられました。

母親からは、一緒に着いてきてほしいと言われました。

後日、父親からも同じことを言われました。

幼い私は、母親に着いていくことを選択しました。

やはり、赤ん坊の頃から、長い時間過ごしてきていますので、安心感が違います。

父親のことは嫌いではありませんでしたが、あまり一緒に遊んだ記憶がありません。

二人から着いてきてと言われたことは、親権争いでもしていたのかもしれませんね。

父親は寂しかったでしょうね!

 

離婚後の生活

離婚してからの生活は、小学校の転校があっただけで、別に普通だったと思います。

新しい土地に慣れていないので、わからないことはありましたが、不都合はありませんでした。

 

時々寂しい時があった

離婚当初は、離婚の実感はありませんでした。

成長に伴い、次第に、離婚の意味が分かってきます。

私には、父親が居ないということだと。

そうなると、時々思うのが、家に泥棒が侵入してきたら守ってくれる人がいない。

どうするんだろうと不安になりました。

心配しても、どうにもならないので、泥棒が来ないようにと願うことしかできませんでした。

 

他の家庭と違う

時間が進むにつれ、私の家は、他の家庭と違うということを認識するようになりました。

離婚当初は何も感じませんでしたが、成長とともに色々と分かってきます。

どこかに出かけるときは、心細い母親の運転ですし、遠出はしませんというよりは、できませんでした。

他の家庭では、お父さんが上手に車の運転をしていました。

安心感が違います。

次第に母子家庭ということを実感していきました。

 

お金の心配

母親が仕事をしていましたから、3食食べたれましたし、服も買ってもらえていました。

しかし、裕福ではないことは、幼い私にもわかりました。

おばあちゃんが、チラシを見て、スーパーで特価品を買うのに、私も着いて行きました。

お1人様1パック限りの卵を私と2人で2週して、4パック買ったりしていました。

そのおかげで、私の金銭感覚は鍛えられました。

 

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学校から帰ると母親はいない

あたりまえですが、学校から帰ると、母親はいません。

昔は家にいた母親は、今は仕事しているので、夕方にならないと帰ってきません。

寂しかったかな。

現在は、共働き家庭が多いので、鍵っ子は当たり前の事かもしれません。

 

劣等感を感じる

母子家庭は色々と優遇されています。

いわゆる扶助という役場からの支援があります。

当時、給食費がかかりませんでした。

私以外の一般の生徒は給食費とPTA会費を毎月現金で5千円近く納めていました。

それに対し、私はPTA会費の数百円だけです。

その当時は、母子家庭は珍しく、私の周りにはいませんでしたから、自分だけ仲間はずれの感じがしました。

現在の給食費は、引き落としで処理されるので、私のような想いはしなくてもよくなりましが…

成長と共に、私は、家が母子家庭ということで、周りは気にしていなくても、私自身が過剰に気にしてしまうようになりました。

不安を持ちやすい性格もあると思いますが、私は何においても自信を持つことができませんでした。

いわゆる、劣等感の塊です。

 

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すべては自分次第だった

劣等感を持ち続けていましたが、高校を卒業してから、劣等感なんて感じる必要なかったんだとわかりました。

昔、みんなより下手だったスポーツが、一生懸命にやっていたら、いつの間にか自分の方が上手になっていることがありました。

自分の努力次第でなんとでもなることが分かったのです。

母子家庭だからと、うまく行かないことに対して、言い訳をしていたのだと思います。

周りの人と違うのがイヤだったのです。

その反動なのか、現在では、周りの人と違っていて当たり前。

群集心理には惑わされないことを学びました。

強くなりましたよ!

 

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母子家庭で過保護に育ててはダメ

私が思うには、ただでさえ、母子家庭になるという事は、子どもに刺激があるので、過保護に育ててしまうのはヤバイと考えます。

すごくわがままな子どもになりやすとのではないかと。

なので、ごく普通か、少し厳し目に育てるのが良いかと思います。

 

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まとめ:母子家庭で育った私が思うこと

母子家庭になって、大切なことは

  • 母子家庭だからといって、引け目を感じる必要はない
  • 感情的にならずに、冷静な判断が必要
  • 収入面の心配はあるが、家庭が円満であることの方が重要
  • 母親と接する時間が少なくて、寂しいと感じるが、ちゃんと成長していく

です。

しっかりと育てていれば母子家庭でも立派に子どもは成長します。

お母さんがつらそうな姿をしていたら、子どもは心配するので、無理せず、楽しく。

私は母子家庭だったから、人の気持ちが良くわかるようになりました。

少なからず苦労はすると思いますが、深い愛情をもって大切に育てましょう。

子育てが終わった後は、よくぞ立派に育ってくれたと、自慢の子供になります。

さらにその後は、結婚し、子供が生まれ、かわいい孫にメロメロになることでしょう…

 



ABOUT ME
Masazo
アラフィフフリーランサーです。 30年以上続けた仕事を上司からのパワハラで退職。 仕事の人間関係で悩み、メンタルがどん底まで落ちたけど、這い上がることができた方法や思考法を発信しています。 その他、健康のために、良い食事と運動を心がけていて、これもまた発信しています。 今まで、世間の流れのままに生きてきました。 最近、昔からの常識に疑問を持ち、何が正しいのか自分なりに考えるようになりました。 これについても発信しています。 色々な情報を自分に取り入れ、これからの人生に活かしていきたいと考えています。 今まで、嫌いだった読書も、いろいろな発見があって、面白いと感じています。 よりよい人生にするために、学んで行きます。 そして、発信していきます。