悲劇が起きても、後になってみると良いように変化している!
私は50代のおじさんです。
4ヶ月前に長年勤めた会社を辞めました。
今は無職になって、ハローワークのお世話になって生活していますが、
過去の自分がありえないくらいの勇気を振り絞ったことを称賛を送るとともに、
今の気持ちを確認したいと思います。
退職する前もそうですが、退職してからも色々と学び考えました。
そしてこれからも考え続けるので、その時時の気持ちは変化するはず。
仕事に悩んでおられる方に参考になれば嬉しく思います。
ちなみに、私が退職した理由は、上司からのパワハラと同僚の攻撃が原因でした。
いわゆる人間関係ということです。
50代無職になったけど、良かったと感じていること
一般的には、私は50代という年功序列制度に乗っかっていたので、
待遇的にはかなりいいところにいましたが、
それでも仕事を辞めてよかったことの方が断然多いです。
うつ病にならなくて良かった
私は、パワハラで酷くメンタルがやられました。
さらに同僚から攻撃を受けて、ネガティブな感情に悩みました。
生活のこともあるし、大いに悩みましたが、その結果が会社を辞めるという大きな決断に至りました。
辞めると決めてからは、「どうせ辞めるし、考えすぎても仕方ない」と考えることができるようになりました。
運動など、積極的にストレス解消に努めていたものの、
受けるストレスが大きすぎて処理が追いつかない状態でしたから、
会社を辞めるという大きな決断した自分が、自分自身をメンタル疾患から守ったのだと思います。
ネガティブな感情を抱えることがなくなった
普通の生活の中で、「なんだよ、コイツ!」と他人に対して思うことが多くあります。
私の前職はさらに酷く、怒りや嫉妬、妬みなど、ネガティブな感情が毎日飛び交っていました。
私はそのネガティブな感情の影響で、上司や同僚からの攻撃を受けていました。
職場にいる間は、ネガティブな感情にさらされている状態でした。
ネガティブ感情の海から早く逃げたいので、終業時刻になると職場からいち早く離脱していました。
そんなネガティブ感情の海の中にいましたが、
退職したことで、ネガティブ感情に触れない生活をすることができるようになりました。
ネガティブな感情は、日常的に自分からも起きるものですが、
ネガティブな刺激のない生活では、ネガティブに考えないように気を配ることで、
ネガティブな感情に触れることがないのです。
それには、感謝が必要です。
一緒に暮らす妻にも感謝しながら、ネガティブな感情が起きないようにしています。
多視点で考えるようになった
これまでの私は、一つの視点からしか物事を見ていませんでした。
それが、仕事で悩むようになってから、読書するようになり、
そこから多視点で物事を考えることの大切さを学ぶことができました。
自分はこう考えているけど、他人は別な視点で考えているだろうな?というような感じです。
多視点でモノを見るようになると、これまで見えなかった可能性にも気づくことができるようになります。
「なるほどね!」が増えました。
そのおかげで、否定から入るのではなく、まずは可能性を広げて考えてみるようになり、
寛容になれたと自分では思っています。
このことが、後に家族関係に生きてくるのです。
お金に執着しないようになった
仕事を辞める決断の邪魔をしていたのは、お金の心配です。
私は、幼い頃から貯金が正義だと教えられていたので、
お金にはとても気を使っています。
お金がなければ生きていけないですから。
そのせいで、出費するときに大きな痛みを感じるようになり、
お金への執着も大きくなりました。
お金に執着をしていると、適正にお金を使うことができなくなります。
外食をしているときでも、料金のことを気にしすぎて、楽しめなくなるのです。
お金は入るときは入るし、出ていくときは出ていくのです。
お金は動くものなので、それを受け入れなければ、残念な生き方になります。
お金のマインドブロックがはずれたので、仕事を辞める決心ができたのです。
自分を追い詰めないようになった
私は、「〇〇しなければならない」という考えを自分や他人に課していました。
そうすることで、失敗を許さない社会に適応していたのです。
自分や他人を追い詰める「ねばならない思考」は、人にストレスを与えます。
それが行動力を低下させてしまいます。
特に自分に厳しく、追い詰める行為は、メンタルに悪影響を及ぼします。
それを解決してくれたのは、「セルフコンパッション」です。
自分自信に優しく接することで、とても気持ちが楽になりました。
私は、仕事を辞めたことで「セルフコンパッション」にたどり着くことができました。
家族との関係が良くなった
私は家族に厳しく接していました。
それが、仕事を辞めると決心してから、寛容になりました。
そのおかげで、今まで否定気味だった家族の意見も聞くようになり、
お互いを尊重し合う仲に変わりました。
- 妻とより仲良くなった
- 折り合いが悪かった次男との関係が良くなった
- 三男の一人暮らしを許可することができた
幸せを感じることができた
世間的には、仕事を辞めたことは、間違いだと言われるでしょう。
だけど、私と私の家族にとって、私が仕事のことで苦しそうな姿を見せず、
楽しく笑顔を多く見せるようになった私に安心していると思います。
私自身も、これまで恐れていたものが怖くなくなり、
心穏やかに過ごせることに幸せを感じます。
これまで、仕事を続けて行く先に幸せがあると信じていましたが、
どうやらそこには期待するような幸せはなさそうです。
幸せは人それぞれですが、お金だけが幸せではないのです。
健康、良い人間関係、お金が幸せの三大原則です。
50代で一見嫌な目に遭って無職になったけど、それでも人生は上手くいっている
私はパワハラが原因で仕事を辞めました。
これまで築いてきたキャリアと社会的信用を一気に失いました。
次の仕事先も決まっていません。
普通なら「これからどうするの?」と心配になるでしょう。
私も心配でした。
普通の考えであればの話ですが…
今の私は何とかなると、何の根拠もない自信と期待を抱いています。
これまで、すっとお金の心配をしてきましたが、
実際に困ったことなど一度もありませんでした。
働いてることの理由の一つですが、どうにかなってきたのです。
ハローワークから失業手当をいただけているし、
妻もパートで稼いでいるし、
いくらか蓄えもありますし
少し様子を静観してみようと考えています。
良いことも悪いことも何が起きるかわからないのが人生です。
どうにかなるのか、ならないのか、人生の実験です。
パワハラで大変な思いをしましたが、それも運命というか、
思し召しといいますか、良いようになっているのだと思うのです。
そうでもしなければ、私は仕事を辞めることはなかったでしょう。
今、この瞬間を楽しめているし、生きていると感じられるようになったのです。
悲劇に感じたことが後々良いように変化します。
そう、それでも人生は上手くいっているのです。
まとめ:50代無職になって4ヶ月、今の気持ちをブログに綴る
50代無職になったけど、良かったと感じていることは、
- うつ病にならなくて良かった
- ネガティブな感情を抱えることがなくなった
- 多視点で考えるようになった
- お金に執着しないようになった
- 自分を追い詰めないようになった
- 家族との関係が良くなった
- 幸せを感じることができた
です。
パワハラで大変な思いをしましたが、それも運命というか、
思し召しといいますか、良いようになっているのだと思うのです。
そうでもしなければ、私は仕事を辞めることはなかったでしょう。
今、この瞬間を楽しめているし、生きていると感じられるようになったのです。
悲劇に感じたことが後々良いように変化します。
そう、それでも人生は上手くいっているのです。
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