よくお酒を飲んで、酔っ払うと性格が変わってしまう人がいると耳にします。
私は、酔うとオレ様になってしまうような酒癖が悪い上司を数人見た経験があります。
お酒を飲むと、気持ちよくなり、気分が高まりますが、理性がなくなり、普段言えないことを言って人間関係を微妙にしたり、普段だったらやらない行動をしたりします。
お酒を飲んで、楽しく終わるのであれば良いのですが、
お酒を飲むと、人に迷惑をかけてしまう人がいて
中には、お酒を飲むと暴力的になる人もいるのです。
本記事では
- 酒癖の悪い方
- 酒癖の悪い人が近くにいる方
- お酒を飲むと凶変する人に恐怖を感じている方
に向けてお酒を飲むとキレて暴力的に凶変していた私が、その理由を自己分析して、解説します。
幸せな家庭であるために、参考にしていただき、解決していただければと思います。
本記事を読み進めることで
- お酒で酔うと人が変わるメカニズムがわかる
- お酒で迷惑をかける人への対応方法がわかる
- お酒で失敗しない
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
酔っ払った時にキレないようにするには
- 自分の正直な気持ちを伝える
- お酒を控えてもらう
- 警察を呼ぶ
ということになります。
詳細は後述していきます。
酔っぱらいのタイプ
お酒というのは、気の合う仲間と飲むと楽しいものですが、酔がまわってくると、人によって様々な個性が顔を出します。
酔っ払いのタイプは、大きく分けて以下の4つです。
- お酒を飲んでも変化がない
- 知性が下がり攻撃性が増幅する
- 外交的になる
- 楽天的になる
私のように、人に迷惑をかけてしまうのは②になります。
②のタイプは、内面に不健全なパーソナリティを秘めているのです。
ヤバッ!!!
②意外のタイプは、みんなと楽しくお酒を楽しめます。
お酒を飲んで突然キレることがあった私
さて、過去の過ちを反省しようではないか!
自分で自分を客観的に見てみましょう。
私は、普段、真面目人間です。
家では亭主関白的な感じ(家族の中は悪くないよ)。
子供はしつけの厳しい私にあまり近づかない(学校に行くようになってから)。
お酒が好きなので、毎日のように晩酌をしていました(そんなに多量には飲んでいません。多くてビール350ml缶を3本程度)。
- 酔うと怒りが爆発することがあった。
- 大きな声で怒鳴る
- ひどい時は、危険が及ばないもの(ガラスやセトモノ意外)を壁や床に投げつけたことがあった(決して手を挙げることはしない)
私が突然凶変したとき
- 妻はとても恐怖を感じていた
- 私が、精神疾患でも抱えているのかとさえ考えたこともあったらしい
- 警察を呼ぼうと迷ったこともあったらしい
ということです。
そんな、ひどい事を家族に課していたのです。
身体的暴力はなかったのですが、ひどく怒鳴っていました。
ホントごめんなさい…
私がお酒を飲んでキレてしまった原因
私がお酒を飲んで、キレて暴力的になった原因を冷静に考えてみました。
お酒を飲んでアルコール量が増えていくと、脳が機能低下します。
- 本性がむき出しになる
- アルコールで共感力が低下する
- ストレスも原因のひとつ
- 昔が嘘のように切れなくなった私
本性がむき出しになる
お酒を飲んで、アルコール量の摂取が多くなると、脳機能が低下して、本能がむき出しになり、理性のリミッターが外れてしまいます。
普段から私は、家の中では、自分の考えが絶対だと私は思っていました。
そんな私は、家族が私に歯向うことがあったり、気に入らないことがあたりするとちゃぶ台返しをしたいと心の奥底にありました(巨人の星の星一徹)。
なので、ちゃぶ台返しまではいかないものの、お椀などの食器を壁や床に叩きつけました。
子供も年頃になると私の理不尽な行動はおかしいと考え始めます。
子供は、そのおかしいと思っていることを私に意見してきます。
家長である私に歯向かってきたことに、めっちゃキレてしまった!
アルコールで共感能力が低下する
お酒を飲んで、酔っ払うと、脳機能の低下に伴い、共感能力が低下してしまいます。
そうなると、人の気持ちがわからない状態になり、攻撃性が増します。
私は、言葉の暴力で攻撃をしたのです。
相手の気持なんて、考えもせず、とにかく、俺の言いたいことを理解しろ!と思っていました。
まったくもって、自己中心的な考えです。
ストレスも原因のひとつ
私は、仕事にフルコミットしていました。
なので、かなり職場には尽くしてきました。
たとえ、嫌な思いをしても、仕事で苦労しておけば、家庭で苦労しないと自分で言い聞かせていたのです。
家族を露頭に迷わすわけには行かないと自己中心的な人間の私はずっと思って仕事をしてきました。
プレッシャーのかかる仕事もあり、ずっと楽したことはありませんでした。
そのストレスと家の中に持ち帰って、
帰宅して、気持ちが開放されたと同時に晩酌を開始。
気持ちよくなっているところに、私の意とそぐわない状況になってしまうと、
ぶちっ!とキレてしまっていたのです。
昔がウソのようにキレなくなった私
現在の私は、キレなくなりました。
その理由は2つあります
- 考え方を変えた
- お酒を飲む暇がない
考え方を変えた
私は最近になって考え方を変えました。
上司からのパワハラがあって、とても落ち込み、色々と考えることがありました。
その中で、価値観も変わり、行動も変わっていきました。
お酒を飲む暇がない
価値観が変わったことで、読書など、人生に良い影響を与えるのもを実践するようになったのです。
そうすると、大好きなお酒を飲む暇がなくなったのです。
詳細は過去記事:夫婦の関係を良くするにはに書きました。
よろしかったら、ご参照くださいませ。
暴力的行為を解決するには
お酒を飲んだ時の暴力的行為をなくすには
- 本人に反省をしてもらう
- 警察に介入してもらう
ことです。
本人に反省をしてもらう
本人に、正直な気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
正直に、その時の恐怖を伝え、そうならないでほしいと伝えてみます。
なかなか変わらないかもしれませんが、本人に自覚してもらわなければ、解決には向かいません。
その他、お酒を控えてもらうことも考えてみてはいかがでしょうか?
お酒を飲むことで、怖い思いをするのであれば、それをやめさせる手段として。
一度、警察に介入してもらう
暴力的行動が収まらないのであれば、警察を呼ぶことも考えてもいいと思います。
そのままにしておくと、自分もしくは家族が崩壊しかねませんから。
警察を呼ぶことで、夫は自分の行動の大きさを自覚することでしょう。
脳科学的に見る、アルコール摂取で起こる脳機能低下
アルコールを摂取することで、脳内の前頭前野の働きが悪くなります。
前頭前野の働きが不十分だと、感情や行動のブレーキ機能が低下します。
この前頭前野について説明いたします。
前頭前野は知性と衝動のバランスを取ることや、将来の計画に関わる部位です
人が人としてあるために必須です。
衝動抑制、行動抑制、理解力、思考力、パーソナリティー、計画性、意欲、注意力、セルフコントロール能力、長期的目標への対応に関わっています。
脳の中で元も成熟が遅く、最も老化が早い。
人生の中で機能を発揮する期間が短いので、充実した人生を送るには、老化予防が必要となります。
神経伝達物質などによって支えられている。
ドーパミン、セロトニン、ノルエピネフリン、GABA(ガンマアミノ酪酸)
規則正しい健康的な生活が大切。
例えば、早起きして、朝日を浴びながら散歩する1日から始めることです。
仕事など、やることに集中し、充実させること。
このことからみても、食事、運動、睡眠の健康的な生活を送ることが大切だということがわかります。
まとめ:お酒を飲むと暴力的に凶変していた私が、その理由を自己分析した
私は、2・3年前まで、晩酌時、カッとなって、家族に対し、大きな声を出したり、お椀などの食器を壁や床に叩きつける事を数回した経験があります。
普段は、いたって普通なのに、お酒が入ると危険な人を夫にもつ奥様は恐怖を感じていると思います。
その原因は
- 脳の前頭前野(人間の理性や知能、衝動を抑制する)がアルコールで機能低下を起こし
- 仕事などのストレス
などで、いつもの夫が崩壊してしまうのでした。
解決するには、本人の自覚が必要です。
- 正直に恐怖でやってられないと話す
- お酒を控えてもらう
- どうしてもダメなら警察を呼ぶ
などをして、本人へ自覚するように促すことです。
そうでもしなければ、奥様や家庭が崩壊しかねかねませんから。
前頭前野という部分は人が人として存在するのに、非常に重要なものです。
脳の中で、最も発育が遅く、最も老化が早いので、いい状態である期間が少ないのです。
この機能をできるだけ長く維持するには
食事、運動、睡眠など、健康的な生活を心がける必要があります。
やはり、何においても、健康的な生活は大切なのですね!