40歳を超えると、ミドルエイジ世代の仲間入りです。
この世代になると、30代までと違い、体の色々な箇所にガタが出てきます。
肥満、薄毛、老眼、生活習慣病など、いままで何ともなかったのに、あるときから徐々に体が劣化していきます。
どんどんと劣化に気づく以外に、気になるのが、自分から発する臭いです。
本記事では
- 自分の臭いが気になる方
- ミドルエイジの方
へ向けて、ミドルエイジャーが発する臭いの対策をお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
今記事を読み進めることで
- おじさん臭の対策を考えるようになる
- 健康にも意識した方がいいことがわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 口腔ケアをする
- 健康的な生活をする
です。
詳細は後述していきます。
臭いの種類
臭いの種類は、主に”口臭”と”加齢臭”が中心です。
臭いの原因
- 口臭
- 加齢臭
- ダイエット臭 など
口臭
多くの外国人は、日本人の口臭がひどいと感じているという衝撃的な事実があります。
確かに、外国人に比べて、日本人は、ハミガキ以外のマウスケアをする習慣があまりありません。
口臭の原因は
- 歯周病
- むし歯
- 食べかす
- 喫煙
などです。
順を追って解説していきます。
歯周病
ミドルエイジ以降の3人に2人が歯周病と言われています。
日本では、「予防」より「治療」の文化なのです。
幼い頃から、歯磨きは教育されてきました。
しかし、口腔ケアについては、しつけが行き届いてないどころか、親の世代も習慣化されていません。
私も例にもれず、歯磨きの習慣だけでした。
その結果、
私が30代の後半に、突然、歯茎に激痛が走り、一晩苦しんだ後に、歯科を受診しました。
歯医者さんで診てもらうと、歯周病だったことがわかり、悪い状態で、歯根が菌に侵されていました。
その悪い菌を死滅させるのに、とても長い期間の治療を要しました。
その治療で最もイヤだったのが、歯周病の臭いが私自身から発せられた事実。
なんと悲しかったことか!
自分から、おじさんの臭いが…
凹みました…
治療が終わるまで、すっと気になっていました。
関連記事:銀歯のコンプレックスとさよならして、本当の笑顔になる!
むし歯
むし歯も口臭原因のひとつです。
むし歯に食べ物のカスが詰まり、菌で発酵して、口が臭くなるのです。
虫歯になっているのがわかったら、面倒臭がらずに、すぐに歯医者さんに診てもらいましょう!
喫煙
喫煙者はタバコの臭いを発します。
仕事をサボって、タバコを吸い終わってデスクに戻ってきても、しっかり息からタバコの臭いがします。
これも受動喫煙になり、喫煙者のせいで、他の人達の健康が害されたり、不快にさせるので、考えていただきたいものです。
その他、タバコを吸うと、タールが歯に着きます。
その歯に着いたタールが虫歯菌をも吸着させるのです。
そのことにより、喫煙者はむし歯になりやすいのです。
加齢臭
加齢臭は、ノネナールという物質が原因です。
ノネナールは、肉などの不飽和脂肪酸と活性酸素で発生します。
油臭い、青臭いといった特徴があります。
後頭部、耳の後ろ、首、胸、背中の皮脂や汗の分泌量が多い場所が臭いやすいです。
確かに、肉ばかり食べる人から、酸化した脂の臭いを嗅いだ経験があります。
疲労臭
疲労臭は、アンモニアが原因で、ツンとした臭いが特徴です。
ストレス、疲労、肥満、便秘、多量飲酒が原因です。
疲労を抜くには、アクティブレストといって、ウォーキングやゆっくりしたジョギングなどの軽い運動をすると、いい感じで体が楽になります。
ダイエット臭
ダイエット臭は、食事制限により、ケトン体が合成されます。
甘酸っぱい臭いがします。
中年(ミドルエイジ)のニオイ対策
どうしても、ミドルエイジ世代になると、臭いを発しやすくなります。
何もしないで、臭いを発し続けていては、まわりの人達に迷惑をかけてしまいます。
スメルハラスメントにならないためにも、対策が必要です。
- 口腔ケア
- 禁煙
- 運動
- 食事
- ストレス対策
- 朝晩のシャワー
口腔ケア
むし歯や歯周病にならないためにも、口腔ケアが大事です。
口腔内には、非常に数多くの菌が存在します。
悪い菌を放っておくと、肺炎など、体に変調をきたします。
筆者は、歯周病になった過去の経験から、下記の口腔ケアを実施しています。
1 電動歯ブラシを使う
電動歯ブラシはとても優秀で、歯の汚れを落とすことに優れています。
2 リステリン
リステリンは、口腔内を殺菌してくれます。
現在の私は、口腔内の良い菌を殺さないために、リステリンなどのマウスウォッシュを使用せず、緑茶を飲むようにして、口臭予防をするようにしました。
関連記事:アンチエイジングには、マウスウォッシュの使用はオススメしない【一酸化窒素は大事】
3 デンタルフロス
歯磨きでは落とせない歯間をきれいにできます。
デンタルフロスで、食べかすによる臭いを防ぐことができます。
4 ドルツ
ドルツは、水流でポケットや歯間のデンタルフロスが取りこぼした食べかすを取り去ってくれます。
ハミガキ、デンタルフロスでも取り切れなかった、食べかすなどを、取り除いてくれます。
その他、歯周ポケットの汚れを取り払います。
私は、舌の洗浄にも使用しています。
運動
加齢臭と疲労臭の原因に、肥満やストレスが原因のひとつになっています。
肥満やストレスを解消するには、定期的な運動が必要です。
アンチエイジング、良質な睡眠、ダイエットなど、何に老いても定期的な運動が必要になっています。
運動をして、代謝を良くしましょう!
汗を流して、できるだけおじさん臭を発しない体を目指すことが大切です。
健康寿命を伸ばすためにも、運動が必須ですね。
関連記事:運動をしないというのはありえない!ー運動はメリットだらけ!【少しずつ運動習慣を】
食事
運動と同じく、食事も大切です。
肉などの不飽和脂肪酸を多く含んだ欧米型の食事ではなく、栄養バランスに優れた和食が良いとされています。
だらしない食生活をしているおじさんの臭いはとてもキツイです。
ツンとする酸性の脂の臭いがします。
食事に気をつけるだけでも、臭いを抑えることができます。
その他、野菜、果物、ナッツ類をなど抗酸化物質を多く含む食品を積極的に摂ることをオススメします。
関連記事:ナッツは、健康とダイエットにいいスーパーフードだ!(過去のナッツ嫌いがオススメします)
朝晩のシャワー
私は、仕事から帰宅すると、すぐにオフのスイッチを入れるべく、運動をしてから、シャワーを浴びて、アフター5の自由な時間がスタートします。
朝のジョギング後もシャワーを浴びます。
少し熱めのシャワーを浴びることで、副交感神経から交感神経優位に切り替え、シャキッと目覚めさせます。
それと同時に、汗も流すので、ニオイ対策になっています。
注意点は、潤いがなくなりやすくなるので、スキンケアにも気をつけるようにすることです。
まとめ:中年(ミドルエイジ)、おじさんの臭い対策
中年(ミドルエイジ)が臭い対策をすることで、中年は臭いというイメージを払拭しましょう。
臭いの原因は
- 口臭
- 加齢臭
- 疲労臭
- ダイエット臭
です。
これらの臭いの原因に対して、しっかり対策することが大切です。
- 口腔ケア
- 禁煙
- 運動
- 食事
- ストレス対策
- 朝晩のシャワー
です。
虫歯ができたら、すぐに歯医者さんで診てもらいましょう。
歯は、3ヶ月毎にケアしてもらうことで、虫歯を予防でき、歯を白く保つことができます。
なので、四半期ごとに歯医者に行くことをオススメします。
他にも喫煙者は、禁煙することを目指す。
タバコを吸わない人からみて、気を使わない喫煙者は、とても迷惑です。
受動喫煙で、健康被害を受けるし、臭いし…
大酒飲みは、飲酒量を減らすことを目指してください。
お酒の飲みすぎも、人に不快な思いをさせる臭いを発してしまいます。
年月が経過すると、私達は、どんどんエイジング(老化)していきますが、アンチエイジングを心がけることで、健康寿命を伸ばすことができます。
健康寿命は、自由に動き回れて、身の回りのことを他人のお世話にならないでいられます。
充実した人生を送るためにも
- ストレス軽減
- 定期的な運動
- 健康的な食事
- 良質な睡眠
- 口腔ケア
が何においても大切になります。
いつまでも若々しく歳をとっていきましょう。
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