予期しないトラブルには、驚かさせられます。
それが、自分のミスが原因だったときには、目も当てられません。
人というのは往生際が悪く、自分のミス以外の原因はないものかと、頭の中で様々な可能性について考えを巡らせてしまいます。
その結果、自分が原因だと自らも認めざるを得ないことがわかると、普通の人は、トラブルの復旧に全力を尽くすのです。
しかし、中には、どう考えても原因が自分しかいない状況にも関わらず、「私じゃない」とか「私はやっていない」、更には「コンピューターシステムの誤作動だ」と非常にみっともない言い訳をいう人もいます。
実際、私の職場にも、こういったびっくりするような人がいたので、どうしたらこういったことを言えるのかととても不思議に思いましたので、原因を考えてみました。
本記事では
- 自分のミスを認めない人と働いている方
- 感情的になりやすい人と働いている方
- 対人関係のストレスを抱えている方
に向けて、面倒な人をやり過ごす方法をお伝えします。
なにかの参考になれば幸いです。
本記事を読みすすめることで
- ミスを認めない人の思いがわかる
- 感情的になりやすい人との接し方がわかる
- 対人ストレスのダメージを最小にする方法がわかる
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- ミスを認めない人は自己肯定感が低い
- 感情的になりやすい人は脳機能が低下しているかも
- 対人ストレスは対応に工夫が必要
ということです。
詳細は後述していきます。
ミスを認めない人は自己肯定感が低い
私と一緒に仕事している人で、少しめんどくさい人がいます。
その人は、感情的になることが多く、仕事でのやりとりに支障をきたしています。
なので、対応には、いつも気をつけています。
いくら気をつけていても、私ができることには限界があります。
相手に関わることは、相手にかかっているので、いくらがんばったところで、どうにもなりません。
そんな相手に間違いを伝えることがあります。
その時の反応は
- 素直に認める
- 嫌悪感を表す
- ミスを認めない
です。
ほとんど場合、嫌悪感を表します。
伝える方もいい気はしません。
仕事なので嫌な顔をするからといって、伝えないわけにはならないのです。
先日は、何を思ったのか、「私じゃない」とか「いつも通りやったのに、機械がおかしい」と言うので、私は呆れてしまいました。
そして、どうしたらそういった返答になるのか不思議に思ったので、調べて原因を考えることにしました。
- 自己肯定感が低い
- 非難されていると感じる
- 防衛心
自己肯定感が低い
ミスを認めない私の同僚について、自己肯定感が低いのではないかと考えてみました。
自分に自身がないけれども、それを認められないでいるのではないだろうか。
その中で、自分のミスを認めてしまうと、自分を否定することになってしまいます。
そんな自分を認めたくない。
自身がなくても、自分はやれているという感覚でいたい。
素直に自分を受け入れることができるのなら、もっと楽に生きられるのに、それができないのです。
さらに、自分を受け入れられないので、他人のことを悪く言うことが多いです。
そうすることで、自己評価を高く保つことができるのです。
他人との勝ち負けなんてどうでもいいことなのに…
非難されていると感じる
ミスを伝えた時の嫌悪する感じは、少し異常に思えます。
素直に「すみませ~ん」と言ってしまえば済むのにと思います。
人には失敗をすることで、脳に記憶され、失敗をしなくなる機能が備わっています。
素直にミスを認めないでいると、失敗が無駄になるのです。
なので、自分のミスを認めない他の理由は
「避難されていると感じているのではないか」と考えてしまいます。
ミスを伝えた時に強い嫌悪感が伝わってきたからです。
防衛心
ミスを認めることで、何か責任を取らされたり、社会的制裁を受けると感じているのかもしれません。
職場には責任を取らされることは一切ないにもかかわらず、防衛心が働いてしまうのかもしれません。
周りの自分への評判を気にしているのかもしれません。
ミスを認めない他の理由
自分のミスを認めない理由は他にも色々考えられます。
- 指摘されるのが嫌い
- 他人に責任転嫁する
- 防衛本能が強い
- 本当は罪悪感を感じている
- プライドが高い
- 過去の失敗がトラウマになっている
- 非を認めると負けと思ってしまう
- 何事にもネガティブな考えをする
- 幼少期の親のしつけが原因のことも
自己肯定感を高める
私は元々自分に自身を持てずに生きてきました。
現在では、ある程度自己肯定感を持つことができています。
過去と現在の違いは、行動と考え方が変わったことにあります。
- 素直に生きる
- 健康的な生活
素直に生きる
世の中にはいろいろな人がいます。
格好良く見える人、お金持ちに見える人など、羨ましく思える人は多いです。
しかし、自分は自分であって、他人は他人です。
他人の目を気にしていては、疲れてしまいます。
なので、できるだけ素の自分で生きることは重要です。
- 弱い部分を見せる
- 強がらない
- 見栄をはらない
- 嘘を言わない
など。
人にどう思われようと自分の人生には関係のないことです。
強がって見せると、他人にボロを見せることができないので、自分のミスを認められなくなります。
自分を偽って見せていると、次第に苦しくなります。
素直に本当の自分をさらけ出すことで、信頼を得やすくなり、人と関わりやすくなるので、無理なく生きていくことができるのです。
健康的な生活
自己肯定感を得るには、習慣が大切になります。
それには、健康的な生活を意識することで、より容易になります。
健康的な生活は
- 食事
- 睡眠
- 運動
が基本になります。
野菜、魚中心の食事を意識します。
睡眠はいつも決まった時間に就寝し、決まった時間に起床します。
そして、運動を習慣化することをおすすめします。
これらの生活習慣は、体、頭、心の健康にとても重要です。
さらに、筋トレをすることで、自己効力感(やればできるという感覚)を得ることができるようになります。
参考記事:中年おじさんの生活習慣改善(退職後も健康であるために、今から良い食事、運動習慣を心がける)
まとめ
職場のミスを認められない不思議な人は、どうしてそういった考えに及んでしまうのでしょうか?
想像した結果
- 自己肯定感が低い
- 非難されていると感じる
- 防衛心
ではないかと思います。
その他には
- 指摘されるのが嫌い
- 他人に責任転嫁する
- 防衛本能が強い
- 本当は罪悪感を感じている
- プライドが高い
- 過去の失敗がトラウマになっている
- 非を認めると負けと思ってしまう
- 何事にもネガティブな考えをする
- 幼少期の親のしつけが原因のことも
なども考えられます。
自己肯定感を高めるには
- 素直に生きる
- 健康的な生活
などが重要です。
普段から
- 弱い部分を見せる
- 強がらない
- 見栄をはらない
- 嘘を言わない
など、素の自分をさらけ出して生きることが大切です。
参考記事:あなたは無駄にしていませんか?大切な時間を自分のために使い、充実した人生を送ろう!