愛媛県もすてきなところ!
私の中では、これまで四国は旅行先として、あまり視界に入っていませんでした。
それが今回、いつもの旅行の発案者である私の妻からの要望で、色々と見て回ることになりました。
今回の記事は、四国の旅3日目の様子です。
香川県から片道2時間をかけて愛媛県まで足を伸ばしました。
今回は、そのなかで感じたことなどを綴ろうと思います。
何か参考になれば嬉しいです。
松山城を観て日本史を感じてみる
松山市の中心部、勝山(標高132m)にそびえ立つ松山城は、賤ヶ岳(しずがたけ)の合戦で有名な七本槍の1人、加藤嘉明が築き始めたお城です。
門・櫓・塀を多数備え、狭間や石落とし、高石垣などを巧みに配し、攻守の機能に優れた連立式天守を構えた平山城と言われております。
松山城は、日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつ、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つです。平成18年に「日本100名城」、平成19年には道後温泉とともに「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されました。
また、日本で唯一現存している望楼型二重櫓である野原櫓や、「現存12天守」の城郭では松山城と彦根城しか存在が確認されていない、韓国の倭城の防備手法である「登り石垣」が二之丸から本丸にかけてあり、堀之内を含む城山公園全体が国の史跡で、「日本さくら名所100選(平成2年)」や「日本の歴史公園100選(平成18年)」の指定も受けています。
人生初の愛媛県です。
香川から車で約2時間です。
松山城のある松山市は田舎者の私からみると、とても都会です。
たくさんのビルなどが立ち並び、車の台数も多かったのですが、快適に運転することがありがたかったです。
余裕を持たせた土地の使い方をしているので、路肩の幅が広めで、他の車をかわしやすくて運転がしやすい。
松山市に入ってから、そんなに時間を要することなく、松山城近辺のコインパーキングに駐車。
松山城は小高い山の上(標高132m)に鎮座しています。
松山城へのアクセスは
- ロープウェイ
- リフト
- 徒歩
です。
私たちは15分くらい坂の勾配を登りました。
登りきって目にしたのは、巨大な石垣です。
なんともすごい!
広場を進んでいって、入場料520円を支払って、天守を見学します。
天守は石落としの窓など様々な防衛のための工夫が施されえいて、面白いです。
戦乱が終わった後の江戸時代の築城なのに、弓、鉄砲の小窓の防御対策がなされているのを見ると、戦国の世から続く日本の歴史を感じざるを得ません。
日本史とういか、社会はきらいだったけど、こうやって日本史に関わる建物を見学すると、私の頭の中で時代が流れて映し出されます。
日本史は苦手でしたが、遊び感覚で興味を持つと、とても楽しくなります。
私にとっての松山城は、戦国時代から江戸時代を感じさせてくれたお城でした。
道後温泉本館は派手に改装中
道後温泉本館は、日本最古といわれる道後温泉のシンボルで、「神の湯」に代表される温泉施設です。
道後温泉本館の一番の魅力は、日本の公衆浴場として初めて、平成6年(1994)に国の重要文化財に指定されながら、博物館化せずに現役の公衆浴場として営業を続けているところです。平成21年(2009)に発行されたミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは、最高位の三つ星を獲得しています。
現在の神の湯本館は、道後湯之町初代町長の伊佐庭如矢いさにわゆきやが、100年後の道後の繁栄を見据え、幾多の苦難を乗り越えて、明治27年(1894)に改築した木造3階建てで、その後、明治32年(1899)の又新殿ゆうしんでんの建築、大正13年(1924)の養生湯の改築、昭和10年(1935)の改造等を経て、今日の姿となっています。建物設計は、松山城の城大工棟梁の家系である坂本又八郎で、大屋根の中央にギヤマンを使用した塔屋(振鷺閣しんろかく)を載せ、その上には道後温泉ゆかりの白鷺が据えられ、西洋の技法を取り入れたトラス構造を用いた壮麗な三層楼の本館となっています。
宮崎駿作品の「千と千尋の神隠し」のモデルになったことで一躍有名になった温泉です。
古めかしい、時代を感じる外観を拝みたくで、今回の旅行の予定に組み込まれたのですが、車で通りかかったときに全く気づくことができませんでした。
それは、道後温泉と真逆のイメージのド派手な芸術作品のような工事用シートで覆われていたのですから。
改装工事中と知ったときは、少し残念な気持ちになりました。
落ち込んでも仕方ないので、少しシートで隠れていましたが、道後温泉本館正面の姿をスマホに収めて終わりです。
ここでは、もう一つの目的がありました。
それは、鯛めしを食べることです。
妻がランチする店を探したところ、「すし丸道後店」が良いということになりました。
その場所は、道後温泉本館の真隣に位置します(それなのに少し迷いましたが…)
私が抱く鯛めしって、鯛茶漬けのイメージでした。
無知な私をお許しください…
実際には、大きめに切られた鯛をだしつゆに卵黄、たまねぎなどと一緒につけ、それを温かい白米にのせたものです。
初めて食しましたが、鯛がとてもおいしい…
上品なお味でした。
大満足です。
家で似たように作ってみたくなりました。
あとは、商店街を散策して、次の目的地へ行くことになります。
今治タオルの上品な肌触りが気持ちよすぎる!
歴史あるタオルの町「今治」。
染め、織り、洗い等、多くの工程に知恵と技術が息づき、伝統を受け継ぐだけでなくその技術を弛まぬ努力で発展させる職人達。
その匠の技で作り上げた高品質な今治タオルを、格調高い木箱にお詰めしました。今治謹製のタオルギフトは、確かな品質と贈る人の想いをお届けします。
ブランドネームの「今治謹製」には、「今治産地と職人が丹精込めて作り上げた」という意味が込められています。
今治謹製は作る人、贈る人、贈られる人、かかわる全ての人がタオルを通じてつながり「触れるたびに喜びを感じ、毎日がもっと幸せになるタオル」を目指しています。
妻が四国に行きたかった理由の一つに、今治タオルに行ってみたかったのだと思います。
そして、タオルケットを購入したいと考えていたようです。
私もそうですが、普段使っているタオルケットは、昔のお祝い返しで、実家からもらったのだと思います。
それを長年愛用しているのです。
私はこれまで、寝具にはこだわりがありませんでした。
実際にショップに行き、商品に触れてみたときの手触りがとても気持ちいいのです。
それに毎晩肌触りの良いタオルケットに包まれて眠ったら、どれほど幸せを感じるのだろうと、想像してしまいました。
ということで、私の分も色違いで追加購入となりました。
タオルケットのために支払うには高額です。
しかし、それ以上の価値を感じてしまったので、お金を使う力が貧弱な私でも購入したのですから、よほどのことです。
以前の私は、価値よりも金額の低さを重視していました。
価値とお金のバランスを考えていなかったのです。
それが徐々にお金のことを考えすぎて苦しんでいることに気が付きました。
いただくときは、堂々といただく、支払うときは気持ちよく支払うということです。
いい買い物をしたと思いました。
あぁ、楽しい…
まとめ
四国旅行の3日目は、愛媛県でした。
- 松山城
- 道後温泉
- 今治タオル
です。
歴史を感じ、美味しいものを食べ、欲しいものを買うことを楽しみました。
この日も、私、妻、母、妹の4人が楽しんで笑って過ごしました。
私以外の女性陣は、前日の金比羅山のダメージを引きずっていましたが、そのこともいい思い出になったでしょう。
これで、今回の旅行のミッションは終了となり、翌日は移動で終わります。
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