ネガティブな感情は無視する!
ストレスや不安などのネガティブな感情は、私たちの祖先が生き抜くためになくてはならない本能です。
戦う勇気だけあっても、生命を次の世代へ引き継ぐことはできなかったでしょう。
狩猟採集時代では、これまで入ったことのない場所へ足を踏み入れようと考えると、
危険察知アラートが発動し、ストレスや不安となって安全が確認できていないことを知らせてくれたのです。
生命の危険がなくなった現代においても、危険察知の本能は私たちの体に搭載されています。
そのアラートが過剰に反応することで、私たちを不快にさせたり、
メンタルが壊れるまで動作を続けます。
過剰に不安などのネガティブな感情を抱くことによって、
安全機能が返って私たちを蝕む結果になっているのです。
このネガティブな感情を解消すべく、私は日々努力しています。
食事、睡眠、運動、読書など、できるだけネガティブな感情に陥らないように心がけています。
今回は、ストレスや不安などネガティブな感情に向き合うことについてのお話です。
メンタルが弱い方向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
ネガティブな感情の手放し方ー無感情テクニックを試してみる
私は、ネガティブな性格で、いわゆる繊細さん側の人間です。
それでも、楽しく生きていきたいと思い、日々それらのネガティブな感情と向き合って生活しています。
どうやったら、余計なネガティブ感情に接しなくなるかを考えて、色々と試しています。
今回も新たな方法を試してみたので、そのことについて述べていきます。
それは、無感情テクニックです。
ある朝、私は起床しました。
その時、いつもと違って、感情のない状態でした。
私は驚いて、どうにかしようと焦りましたが、すぐに冷静になり、
面白いのでこのまま様子をうかがうことにしたのです。
無感情になった原因として考えられるのは、脳への血流がないので、機能していないのではないか。
時間が少し経過すると、やはり感情は機能しはじめました。
ポジティブな感情が発動したので、そのまま可能な限り無感情に徹することにしたのです。
できるだけ感情を無視しました。
私はいつものようにランニングと筋トレをしましたが、無感情を意識すると、ネガティブな感情を感じないので、面白かったです。
坂道を走っていても、普通に苦痛は感じるのの、ネガティブな感情がないので苦痛を増幅することがないことに気が付きました。
筋トレの際もそうです。
純粋な苦痛は感じるけど、感情で苦痛を増幅しないのです。
ということは、いつもはネガティブな感情で苦痛を増幅していたことになります。
すごい発見!
ネガティブな感情の手放し方ーネガティブな感情だけを無視する
これまで、故意に感情を込めて生きてきました。
ズルをしている人や、人に迷惑を掛ける人がいると、正義のための怒りの感情を起こして対処しました。
感謝を伝えたりするときは、特にオーバーリアクションでポジティブ感情を発動させました。
何においても、感情を込めるものだと考えていたのかもしれません。
無意識に無感情というのは良くないと考えていたのかもしれません。
意識的に楽しく感じていると思うようにしたり、感情に反応するようになっていたのでしょう。
そうなのだから、仕事で受けるストレスは余計に苦しかったのかもしれませんね。
さて、無感情を徹底してみて、ポジティブな感情には反応し、ネガティブな感情にだけ無視を決め込むという使い分けができました。
なので、株価が落ちているような局面でも、過剰な反応はありません。
ネガティブな場面でも優雅にやり過ごすことができるのです。
これまでの私は、常に不安を抱えて生きてきました。
先々のことを考えて、不安になっていたのです。
- 将来はどうなるのだろう?
- 老後のお金は大丈夫だろうか?
- 定年後も働き続けなければならないのだろうか?
- あまり貯金できていないような気がする
など、とにかく将来のことを考えてしまって、不安になっていました。
そんなの考えても仕方ないのにです。
それが、現在では、無駄に考えることを辞めたのです。
将来のことを考えたところで、どうにもならないですし、
考えすぎることで、自分が不安に陥り、苦しくなるだけだったからです。
楽しく生きていくためには、無駄に考えることを辞めることだと気づきました。
今、この瞬間を生きることが大切なのです。
まとめ:ネガティブな感情の手放し方ー無感情テクニックを試してみる
私は、常にネガティブな感情で苦しまないように気を配っています。
普段から、食事、睡眠、運動、読書などに気をつけ、ストレスや不安がないようにしています。
それで、今回は、ネガティブな感情を無視してみることを試してみました。
朝、起床すると、脳への血流が少ないせいか、感情のない状態でした。
びっくりしましたが、面白いので、しばらく無感情を観察してみることにしたのです。
少ししてから、ポジティブな感情が湧いてきましたが、できるだけ感情を無視することしました。
ネガティブな感情を無視していると、運動時の苦痛が軽減されたのです。
これまで、感情的になっていたせいで、余計に苦しかったようです。
その他、生活の様々な場面に置いて、意図的に感情を大きくしていたのではないかと思います。
ポジティブなときはいいですが、ネガティブな場合は苦痛を増幅させてしまいます。
なので、いらない感情は無視することを心がけるよいいかもしれません。
これまでの私は将来のことを考えすぎて不安に陥っていました。
それが、現在では、無駄に考えることを辞めたのです。
将来のことを考えたところで、どうにもならないですし、
考えすぎることで、自分が不安に陥り、苦しくなるだけだったからです。
楽しく生きていくためには、無駄に考えることを辞めることだと気づきました。
今、この瞬間を生きることが大切なのです。
関連記事です。