感情は何かのシグナルです!
他の動物と違って、人には感情があります。
希望が叶ったときなどの嬉しい感情はウエルカムですが、
恐怖、不安、恨み、憎しみ、嫉妬などのネガティブな感情は勘弁してもらいたい。
だけど、普段の私たちがよく体験しているのはネガティブな感情が圧倒的に多いのです。
おまけに、ネガティブな感情はとても目立つし、感じやすかったりします。
ネガティブな感情が湧き起こったとき、拒絶しようとしますが、
そうすればするほど、苦痛は大きくなるのです。
ネガティブな感情に反応して、やり過ごすしかないのでしょうか?
ネガティブな感情が湧き起こった時に観察してみると、色々なことのヒントになります。
なぜ自分はイライラしているのだろうと。
今回は、ネガティブな感情を観察してみようというお話です。
嫌な思いをして苦痛を感じている方向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
感情が湧き起こるときが考えるキッカケとなる
私たちは、心地悪い感情が湧き起こった時は、どうにかして逃れようとして逆に苦しくなります。
そういうネガティブな感情を何かのサインとして、考えるキッカケにしてみると、
色々と面白いことを発見することができます。
イライラしやすい日だなぁと自分を見つめてみると、睡眠不足が原因だったりします。
あぁ、睡眠は大切なんだなぁと意識するようになります。
楽しいはずの集まりが楽しく感じられなくなって、
不安や嫌悪を感じるようになったとき、自分を見つめてみると、
自分には合わない価値観の集まりだと気づくことだってあるのです。
感情はその時の体調や気分でも変わります。
原因のわからない不安に感情に襲われた時、よく自分を観察してみると、
複数の仕事が重なっていて、それらが絡み合っていることもあります。
その絡み合った不安を一つずつを解いていくと、それほど難しくないと理解することができ、不安を抱えるほどでもないことがわかります。
これらのように、何かネガティブな感情が沸き起こったときは、自分を見つめ直す合図です。
ただ、ネガティブな感情に流されたままでは、判断を謝る結果となり、闘いによって人間関系を悪化させる原因にもなります。
落ち着いて、観察してみて、冷静に考えることが大切です。
ネガティブな感情が湧き起こると、いい気分ではありませんが、自分自身が発する何かの合図なのです。
その自分自身が発するメッセージを受け取って、自分自身が何を訴えかけているかえを理解するように努めましょう。
感情が湧き起こるとき抑えつけてばかりではいけない
仕事をしていると、不愉快なことが多くあります。
上司から理不尽に扱われたり、顧客や同僚からヒドイことを言われたり。
それでも、社会人は、我慢を強いられます。
協調性を発揮してばかりいると、上司などから粗末に扱われるようになり、感情が湧き起こることが頻回になります。
そのたびに、我慢しなければならいので、強引に感情を抑え続けるのです。
その自分の中に抑圧された感情は、帰宅してから、愛する家族に向けられます。
自分も被害者ですが、家族も二次被害に巻き込まれるのです。
職場では、我慢ばかりしているのではなく、可能な限り自分の意見を言うべきなのです。
そうすれば、雑に扱われることが少なくなり、感情を抑える回数も減るでしょう。
職場で感情を処理できているのなら、家庭で爆発させなくてもよくなるのです。
感情は自分の範疇であれば向き合うことで、処理できたりしますが、
他人が関係することで、手に負えなくなります。
私は長年、仕事のストレスは我慢したり、家庭で爆発させることでやり過ごすことができましたが、
職場の人間関係があまりにもひどくなると、自分の手に負えないようになりました。
毎日、精神的に疲弊し続け、メンタルがどん底まで落ち込みました。
このままでは、自分が自分でなくなってしまうと感じたので、
悩んだ挙げ句に、会社から身を引く決断をしました。
他人が絡むことで、自分ではどうしようなくなり、環境を変える手段を取ったのです。
もし、私が仕事を辞める決断をしなければ、家族の二次被害も大きくなり、
もしかしたら、家庭が崩壊していたかもしれません。
家族も、私の感情のはけ口になり、我慢の限界を超えていたかもしれません。
これまで家族には迷惑を掛けてきました。
私が仕事を辞める決断をしたので、二次被害はなくなり、これまで以上に仲良くできています。
職場では感情を押し殺して、家で爆発させていては、
愛と感謝のない世界になって、人間同士のつながりが崩壊してしまいます。
愛と感謝があることによって、心と心がつながって、幸せに暮すことができるのです。
環境に適応できなければ、変えるしかありません。
メンタルや家庭を崩壊させる前に。
私たちは人生を楽しむために生まれてきているのです。
多少つらいことがあっても、楽しめる人生でなければならないのです。
まとめ:感情が湧き起こるときが考えるキッカケとなる
感情が湧き起こるということは、何かのサインかもしれません。
自分はどうしてイライラしているのだろう?と自分の感情と向き合うことで何か分かるかもしれません。
イライラの原因は睡眠不足だったりします。
そうなれば、睡眠の重要性を理解することができ、夜にダラダラ過ごすことをやめ、早めの就寝を心がけるでしょう。
仕事で感情を抑えつけ、家庭で爆発させてばかりいては、自分は疲弊しますし、家族は二次被害を受けます。
感情を抑えつけていては、怒りや恨みの感情が生まれ、
それが愛する家族に攻撃してしまうのです。
そんなことをしていては、愛や感謝などはなくなってしまいます。
人間は心でつながっているのに、関係性が崩壊します。
他人が関係していいて、自分ではどうにもならない場合、環境を変える必要が出てきます。
冷静に判断することが大切です。
メンタルや家庭を崩壊させる前に。
私たちは人生を楽しむために生まれてきているのです。
多少つらいことがあっても、楽しめる人生でなければならないのです。
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