ネガティブ感情で捉えてしまうと苦痛が増す!
私たちは、生活の中で色々な他人と接することが多く、
その中には、心無い人や、気が合わない人がいるので、ぶつかることもあります。
そうなれば、面白くない思いをすることが多くなり、感情が揺さぶられます。
良いことよりも、面白くない思いをすることの方が多いような気がしますが、
それは、ネガティブなことに気持ちをもっていかれやすいからです。
感情的になると、不快感が増し、楽しくないうえに疲労します。
どうにかして、感情をコントロールしたいものです。
今回は、感情コントロールについてのお話です。
感情的になりやすい方向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
感情を切り離す方法は、事実・反応・判断に分けて考えること
私たちは集団生活の中で、毎日のようにイライラしたり、怒り、嫉妬、妬みというネガティブな感情を発したり、他人から受けることがある人は多いのではないでしょうか。
感情が起こるプロセスは
事実(自分が受け取る情報)
反応(感情が湧き起こる)
判断(あの人は悪い人)
です。
これらを一瞬で行っています。
例えば、同僚から「あなたがやった仕事でここが間違っていたよ」と言われたとします。
瞬時に、攻撃を受けたと思い込み、怒りの感情が沸き起こり、「言われたとおりにやりましたから!」と言い返します。
前職では、こういうことが日常的に行われていました。
これでは、互いに感情的になり、面白くない思いをします。
指摘を受けた瞬間に感情が反応しているので、争いになってしまうのです。
このプロセスを事実と反応を切り離してみると、それほど感情的になることはないのですね。
間違いの指摘を確認し、原因を調べて、対応するだけでいいのです。
これを運動に例えてみましょう。
私が毎朝行っているランニングに落とし込んでみます。
事実:走っていると疲れてきて、苦痛が生じます。
その苦痛を冷静に観察すると、耐えられる程度の苦痛なので、走り続けることができます。
走り終わって、気持ちいいとなるわでですが、感情を織り込むと、
感情:疲れた〜、もうダメ〜、休む!となるのです。
疲労の情報にネガティブな感情を乗せるので、小さな苦痛が大きな苦痛になってしまいます。
苦痛というネガティブな情報をよく観察してみることが大切です。
とにかく、過剰に反応しないことです。
感情を切り離す方法は、まず情報として受け入れること
上記のとおり、私は毎朝の坂道ランニングをしています。
その坂道ランニングに苦痛の情報と自分の反応を観察してみました。
想像に容易いと思いますが、坂道を走ると、かなりの苦痛があります。
苦しいけど、少し楽に感じるときもあれば、疲労のせいか、すごくキツく感じるときもあります。
そして今回、感じる苦痛をただの情報として捉え、いつもと感じ方を比べてみました。
あくまでも主観的な感想になりますが、いつもは苦痛と感情を合わせたものを苦痛と感じていたようです。
要するに、純粋に苦痛の情報だけにフォーカスし、感情と分離してしまえば、苦痛は軽減するということです。
というか、いつもの苦痛が感情と合わさったせいで、間違った苦痛度合いだったかもしれません。
さらに私は、時々感じる生活の中での不安やストレスにも、応用を試みました。
今の私は、無職です。
仕事がありませんので、人間関係のストレスはなくなっています。
それでも、今後について考えると、何も決まっていないので不安にあることもあるのです。
その何も決まっていないというのは、ただの事実(情報)でしかなく、感情と合わせる必要はありません。
正確に言うのなら、その情報に反応する必要がないのです。
頭に浮かんだ情報に反応してしまうから、不安という感情が沸き起こり、いやな気分になってしまいます。
「それはただの情報だから、反応しなくていい」と考えることができれば、ネガティブな感情にさいなまれることはありません。
何かネガティブなことが起こったり、考えたりしたとき、「それはただの情報だから」と分けて捉えると、面白いです。
以前、私が食器洗いをしているとき、妻がゲラゲラテレビを観て笑っていることでイライラしたことがあります。
今回も似たような状況になりましたが、「妻が何してようが、それは情報でしかないのだから」と考えると、反応することはなく、感情が沸き起こりませんでした。
まず、出来事を情報として捉えます。
反応しないようにしていても、ネガティブなことであれば、反応が起き始めますが、
「それは情報にすぎないのだ」と考え直すことで、反応を鎮めることができます。
まだ試みてからの日が浅いので、見えていない部分もありますが、
事実と感情を分けて捉えていこうと思います。
まとめ:感情を切り離す方法は、事実・反応・判断に分けて考えること
感情が起こるプロセスは
事実(自分が受け取る情報)
反応(感情が湧き起こる)
判断(あの人は悪い人)
です。
このプロセスを事実と反応を切り離してみると、それほど感情的になることはないのですね。
苦痛の情報だけにフォーカスし、感情と分離すれば、苦痛は軽減するということです。
今の私は、無職です。
仕事がありませんので、人間関係のストレスはなくなっています。
それでも、今後について考えると、何も決まっていないので不安にあることもあるのです。
その何も決まっていないというのは、ただの事実(情報)でしかなく、
感情と合わせる必要はありません。
正確に言うのなら、その情報に反応する必要がないのです。
頭に浮かんだ情報に反応してしまうから、不安という感情が沸き起こり、
いやな気分になってしまいます。
「それはただの情報だから、反応しなくていい」と考えることができれば、
ネガティブな感情にさいなまれることはありません。
何かネガティブなことが起こったり、考えたりしたとき、
「それはただの情報だから」と分けて捉えると、面白いです。
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