人は褒められると、とてもうれしくなります。
人から「すごいね!」と言われると、自分が誇らしく思えます。
人から自分のことを良く言われると、自分の存在意義を感じ、生きていることを実感できます。
これらのように、他人から称賛されることは、とても気分がよく、心地いいものです。
自分が行ったことに対しポジティブな評価をいただいていたはずなのに、いつからか意図的に他人からの承認を欲するようになっていることがあります。
自分では気づかないうちに抱いた承認欲求ですが、結構厄介なものです。
それにすら気づかない人(私も)は、少なくないのだと思います。
本記事では、承認欲求を捨てると、行動をしやすくなることについて解説します。
何かのお役に立てれば嬉しく思います。
よろしかったら、読み進めていってください。
承認欲求を持っているとデメリットが多い
承認欲求のおかげで努力できる人はいるでしょう。
しかし、承認欲求を持つことのデメリットは決して小さくはありません。
劣等感があり、自分に自信がない人は、承認欲求が強い傾向にあります。
自分に自信を持つことができないから、他人から認められているという言葉を聞くことで、ニセモノの自信を持つことができ、「自分は無能なんかじゃない!」と認識するのです。
その他、他人と比べることが多いです。
私も仕事でのいい評価をもらいたいと思って頑張った時期もありました。
他人の昇進も気になった時期もあります。
自分のことを話したがったり、よく自慢話をする人は承認欲求が強いといえますね。
これらのように承認欲求を持っていると、他人の目を気にするようになって、自分のことに集中できなくなります。
承認欲求を捨てたほうがラク
以前の私は、承認欲求を持っていました。
仕事の評価、他人から頼りにされる、いい人に見られる、すごいねと言わたい。
今だから言えますが、承認欲求は捨てた方がラクです。
他人の目を気にしなくなったり、他人と比べなくなり、劣等感がなくなります。
自信を持てるようになったかと言うと、それは微妙…
自信を持てなくても、行動は変わらないし、行動を繰り返すことによって自信を持てるようになります。
自信なんてなくたって、オーライですよ!
他人の目を気にしないということは、評価も気にしませんね!
それで、自分の仕事に集中できるようになります。
評価を気にしていたら、迷うことが多くなります。
どう思われても良いと考えると、思い切りがよくなるのです。
関連記事:集中できるということは、とても大切!ー楽しく仕事をするために心がけること9選
なぜ承認欲求を持つのだろうか?
いつしか抱いていた承認欲求は、どうして持つのでしょうか?
- 褒められると気持ちがいい
- 自己肯定感を高めたい
- 自分を価値ある人間だと確認したい
- すごいと思われたい
などが理由でしょう。
誰でも褒められると気持ちいいですから、もっと褒めてぇ!となるのは当然かもしれません。
他人から認められることで、自己肯定感を高められるのも理由のひとつでしょう。
自分で自分を高めようとするのと反対に、他人の事を悪く言うなど自分よりも低い存在にして相対的に自分を高めようとする残念な人もいます。
関連記事:他人を悪くを言う行為は、自分のストレスになるー非生産的で愚かな行為だったんだ!
結局の所、承認欲求を捨てて行動した方がいい
承認欲求を持っていると、何かと行動の足かせになっているのです。
よって、承認欲求を捨てた方が行動しやすくなります。
何かを目指しているなら
何かを目指しているのなら、注意を他人から自分に向けると行動を継続しやすくなります。
承認欲求を捨てることで、他人に向いていた注意を自分に向けるようになります。
他人からの評価を気にしてしまうと、注意が逸れてしまいます。
結果を気にせず、前を向いて突き進むことが大切です。
仕事を頑張りたいのなら
他人を気にせず、仕事に集中することです。
残念ですが、他人の評価ほどいい加減なものはありません。
全てではありませんが、私達は、正しいことをしていれば正当な評価をしてもらえると考えてしまっています。
評価するのは他人です。
自分の好みで評価することだってあるのですから、会社からの評価って完璧ではないので、評価に気を取られずに、自分の信じる道を進むことが重要です。
実際に、私はパワハラ上司から低評価だった(と思う)ですが、別の上司から良い評価を頂いていました。
自分に都合が良いように受け止めることで、頑張ることができればそれでOKです。
評価は絶対ではないので、甘んじることなく、頑張ることです。
まとめ
承認欲求は捨てた方がラクに生きていけます。
それは、他人を気にしないようになるからです。
もちろん、他人からいい評価をいただくことは、嬉しいし、テンションもあがります。
だけど、他人に認められたいということに気をとらわれていては、自分の行動に集中できなくなることがあります。
他人の目を気にして、迷いが生じたり、作業の手が止まったりします。
他人の目を意識しないようになると、「エイッ、ヤーッ!」というように一歩を踏み出しやすくなります。
自分の人生を生きていくためには、他人の目を気にしないように、承認欲求は捨てた方がいいですよ!
他人の目を気にしないというのは、ほんとラクですよ!
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