お金は大事なもの。
お金があれば、多くの願いが叶う。
だけど、万能ではない。
多くの人は、たくさんのお金を欲しがる。
お金がなくなったら大変なことだから。
お金がなくなるということに、恐怖を感じる。
それは、人に備わっている、「飢え」への恐怖なのです。
だから飢えなければ、恐怖を感じることはないのです。
現代社会は、飢えの心配がほとんどありません。
ということは、恐怖を感じなくてもいいのです。
だけど、私たちはお金に翻弄されて、恐怖やストレスを感じるのです。
本記事では
- お金に縛られている方
- お金の正体を知りたい方
- お金が貯まらない方
に向けて、お金について私の考えをお伝えします。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- お金の見方が変わる
- お金に縛られなくなる
- 自分の人生を考える
ようになります。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- お金に執着してはいけない
- お金自体に価値はない
- 自分のやりたい人生にする
ということです。
詳細は後述していきます。
お金の役割
お金は、信用を数値化したものです。
必要な求めに応じてくれる信用を、国家が数値で保証していて、
信用がお金の本質ということです。
お金自体には価値はなく、目的を叶えるための道具でしかありません。
人々は多くの紙切れを財布に入れたがっているのです。
そんなこと言ったって、できるだけ多くのお金があれば、欲しい物を好きなだけ買うことができ、大きな家に住み、高級車にだって乗れます。
お金があることによって、いい暮らしができて、幸せに暮らせるようになるので、お金はいくらあってもいいと考えるのが普通です。
社会に出たての若い頃は、収入が低く、欲しい物があっても我慢するしかありませんでした。
年齢とともに、収入が増えていくと、少しずつ贅沢ができるようになっていきます。
いい暮らしに近づいていくのだと思ってしまうのです。
収入が増えると、支出も増やしていくのは、どうしてでしょうか?
私たちが消費や浪費をすることで、多くの企業が業績を上げていきます。
私たちが住んでいる資本主義社会は、消費によって成り立っていると言っても過言ではありません。
ヒトの性質を研究し、うまく利用して、テレビCMを流すことで、私たちの購買意欲をそそります。
私たちは、操作されていることも知らずに、消費と浪費を繰り返しているのです。
関連記事;浪費をなくし、消費を工夫してお金を産む
お金に対する考え方を変える
支出すると、痛みが伴います。
なので、できるだけ支出しないように考えることが多いです。
お金に執着していると、収入を増やしたいという気持ちや、できるだけ支出をしたくないという気持ちが強くなり、ストレスを抱えてしまうことがあります。
10円でも安く買い物をするために、遠くのスーパーへ行ったりすることは、賢い行動とはいえません。
損したくないと強く思っているため、何かで損失を被ったりすると、イライラがしばらく続きます。
変えられない過去のことを気にしていても意味がないのに、お金に執着しているがために、気持ちの切り替えがなかなかできないのです。
最近までの私がそうでした。
お金のことを考えると、不安になりました。
特に、老後の年金問題があるので、心配になったし、どうしたらいいのか分からず、イライラもしました。
たくさんお金について悩んだおかげで、考えていても解決しないことにたどり着きました。
お金に執着していることで、自分自身が苦しむ結果になることがわかったのです。
「どうにかなるさ!」と考えるようにすることで、気持ちが楽になりました。
決定している支出に対して、「行かないでくれー!」と言ったところで、私の手元からそのお金は出ていってしまうのです。
考えるだけ損していたのです。
お金のことは必要以上に考えないようにしますが、ポイントは抑えておかなければなりません。
収支のバランスがしっかりしていれば大丈夫です。
- 借金をしない
- 生活費を上げない
- 蓄えがある
- 資産を把握している
ということです。
頑張って仕事することが自分の役割と思っていた
私たちの世代は、大きな会社に入って、より多くのお金を稼ぐことが人生の目標だと考えていました。
大企業ではないものの、年功序列に乗っかりました。
若いときは安く使われていたけど、長く努めているうちに収入が増えていきました。
現在では、いわゆる既得権益を享受できるところまで来ています。
収入は増えましたが、支出も増えていきました。
家族がいから、頑張らなければと、たとえ辛いことがあっても頑張ろうと誓ったのです。
なので、多少のことではくじけない。
そう頑張ってきましたが、人生は何が起こるかわかりません。
想像もしないことが起きることもあるのです。
渡しの場合、パワハラです。
頑張ろうとするが、次第に心が落ちていきました。
関連記事:上司のパワハラで心身が限界になる前にー自分ができることをして幸せに暮らすために
「こりゃだめだ」と思いました。
子どもは大学生。
でも、限界…
どうしよう…
親から借りようか…
など、色々考えましたが、なんとか辞めずにがんばりました。
関連記事:パワハラが原因で失った笑顔を取り戻すためにとった行動
結局、仕事を続けていますが、今の自分がその当時にいたら、
抜け出す方法として最初に考えるのが「転職」です。
当時のように、メンタルがおかしな状況では行動できません。
今となっては、転職活動が悪い状況から抜け出す最もいい手段だと思うのです。
人生を犠牲にしてはいけない
転職をしないで、今の仕事を続けている私ですが、
今の働き方では、人生を会社に捧げて終わりになってしまうと考えています。
どうしても、できるだけ収入を多く得ようと考えがちになりますが、それにはこだわらないほうが良いと思っています。
その理由は
- 心が疲弊する
- 楽しく労働するため
です。
お金のために今の仕事に依存していると、私のように心が疲弊します。
そうなると、生活していても幸せを感じることができず、全然楽しくありません。
たとえ収入が減ったとしても、楽しく働けるということには価値があります。
今の仕事に執着ぜず、楽しく働く方法を考えてみましょう。
私は、自己投資の時間を作りたいと考えています。
知識や技能習得に非常に興味があります。
読書やプログラミングに時間を使いたいですね。
関連記事:本を読むのが遅くても本を読めるようになる【読書が楽しいと感じられるようになった瞬間】
まとめ
私たちは、お金第一主義と考えがちです。
しかし、お金というものは、信用を形にしたものであり、お金そのものには、何の価値もありません。
そんなお金をできるだけ多く自分の物にしたいと思う人が多くいます。
お金があると、ほとんどの願いが叶うと考えるからです。
お金に縛られていると、「お金が減ってしまう〜」と嘆き悲しむことになります。
出ていくお金は仕方ないので、考えるだけ無駄です。
収支のバランスを整え、無駄な支出を抑えることで、お金に執着する必要はなくなります。
お金のために、自分を犠牲にしてまで、今の仕事に執着する必要はなりません。
私のようなパワハラなど理不尽な思いをするのであれば、転職活動をしましょう。
心が落ちて、判断能力が低下すると、ズルズルと辛い仕事を続ける羽目になってしまいます。
判断能力があるときに、冷静な判断をして、体と心の不調の危機から脱しましょう!
自分の人生です。
無理をしていてはいけません。
楽しく働くことができる仕事を考えましょう!