私達の前の世代の日本人は、敗戦後、必死に働き、高度経済成長を成し遂げてくれました。
そのおかげで、生活様式が改善され、とても便利に不自由なく、今の生活ができています。
ほんと、ありがたいことです。
その後も成長を続け、日本は、小さな島国でありながら、GDPは世界第3位という世界でも有数の経済大国であります。
しかし、2021年世界幸福度ランキングでは、低かった昨年よりも少しランクアップし、56位となりました。
お金があるのに、幸せだと感じてない人が多いということがわかります。
そんな日本では、自殺者が跡を絶たず、年々増え続けています。
一部の報告では、自殺者数は減少しているとありますが、死亡原因が自殺だと疑われても、確実でないものは不審死にカウントしているためで、決して自殺者は減少しているわけではないのです。
残念なことに、小学生の自殺者もいるということで、自殺者の低年齢化も問題です。
このように、幸せを感じないどころか、生きているのが辛いと感じている人がいるのです。
本記事では
- お金のために仕事を頑張っているけど、幸福感を感じていない方
- お金のために働きすぎだと感じている方
- もう少し、ゆったりと生活したいと感じている方
に向けて、幸せに暮らす方法を一緒に考えてみたいと思います。
何かの参考になれば幸いです。
本記事を読み進めることで
- このままの人生で本当に良いのだろうかと考える
- もっとやりたいことをやってみようと思う
- 一度きりの人生を後悔したくないと考える
ようになるかもしれません。
しばらくの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに結論から申し上げますと
- 時代は急激に変化している
- 思い描いてきたサラリーマン像は崩壊する
- 65歳からもさらに働き続けなければならない
- 違う道を模索する必要がある
ということです。
詳細は後述します。
全世界幸福度ランキング2020
世界幸福度ランキング2021の結果は
といった結果です。
北欧が上位を占めています。
北欧の特徴は
- 自然が豊か
- 労働時間が短い
- 医療費が無料
- 学費が無料
- 事前が多い
- 消費税が高い
といった感じです。
なんだか、日本と違って、のびのびできそうなイメージですね!
いったいどうして、幸福感が高くなるのでしょうか?
それは、物に固執していないということです。
どういうことかと申し上げますと
つまり、「物を買う」ことよりも、「家族の健康」や「自分らしい生き方」に価値を感じ、大切にしているということです。
”物” < ”経験”
なのですね!
以前の私は、”物”に執着していました。
現在では、”経験”の方が大切だという考えに変わりましたが…
お金を得ること
私たちは、労働で労力と時間を提供しています。
その対価はお金という信用度の高いクーポンを得ています。
家庭を持つと、そのお金のお陰で、衣・食・住を手に入れることができます。
さらには、子どもの学費も捻出しています。
しかし、長年仕事をしていると、なんのために汗水たらして頑張っているのかがわからなくなり、徐々に消耗し、心の余裕がなくなり、笑う機会が少なくなる人もいるかと思います。
そのような状態でも、「家族のためだから、仕方ない」と自分が自分に言い聞かせ、引き続き収入を得ていきます。
でも、その状態だと、ただ働くための人生になり「幸福」を感じることができていません。
仕事をしていると、プロジェクトを成功させなければならないプレッシャーや、人間関係のストレスに晒されます。
心身ともにスタボロになりやすい状況なのです。
仕事を頑張った結果、給料が上がったとしても、税金や保険料は、年々増大し、天引き額が増え続けています。
今後も上がる予定ですので、源泉徴収で否応なく搾取され続けます。
消費税も10%に上げられましたし、明るい材料は無さそうです。
参考記事:家族の為に頑張ってきたけど、自分の気持を尊重した方がいい【一度きりの人生】
幸福を感じるには
幸福を感じるには、各自が価値を何に置くかによって、それぞれ違ってきます。
好きでもない仕事を続けていては、幸福を感じることはできないかもしれません。
仕事をしていると、経済的な心配はなくなりますが、時間的に不自由になります。
なので、やってみたい多くのことを諦めざるを得ません。
2週間くらい一人旅をしたりしてゆっくりとした時間を過ごしてみたいものです。
仕事量を減らして、スローライフでホッコリしてみたいですね。
そんなことが可能なのか、考えてみました。
仕事量を減らすことを考える
仕事を減らすことが可能なのか、わかりませんが、考えてみたいと思います。
仕事を減らすと、当然収入が下がります。
収入が減ると、生活が成り立つのかが一番のポイントです。
そもそも自分に合った仕事を見つけることが大変なのですが…
どれだけ収入を低く抑えられるか
現在は、収入にあわせて支出していると思います。
若いときは給料が安かったのですが、年々少しずつではありますが、所得が上昇しました。
所得が増えると同時に、生活水準も上げてしまう人は多いと思います。
買えるものが増えました。
今の生活には、どれくらいお金がかかっているのかを知る必要があります。
家計簿アプリなどを使い、まずは現在の支出を確認してみることをオススメします。
参考記事:経済的ストレスは老けさせたり思考力が低下するーそうならないための節約の方法7選
他の支出について
仕事を減らすと会社で健康保険をかけてくれるでしょうか?
健康保険がかかるくらいのギリギリの契約が可能であれば、支払う保険料は今までより格段に少なくなり、支出を抑えて、恩恵を受けることができます。
その他、住宅の支出も考える必要があります。
社宅でなければ、自分でコスパのいい物件を探さなければなりません。
そうなると、家賃の安い賃貸物件を頑張って探すか、価格の安い中古住宅を購入するといった選択肢がでてきます。
家賃が安くて、住心地の良い賃貸物件を見つけることができれば最高なのですが…
複数の収入源を考える
仕事量を減らすと収入が減るのは当然のことです。
支出を極限まで減らし、何とか生活できるようにできればいいのですが、
他の収入源もあった方が心強いです。
しかし、考えてみたのですが、なかなか厳しいかと思います。
副業は厳しいか?
現状のままではどうだろうか?
現状で、幸福を感じるにはどうしたら可能になるでしょうか?
私達は、「物を買うこと」で、幸せを感じることをしてきましたし、信じて来ました。
しかし、その幸福感は短期的なものなのです。
長期に幸福を感じるには、「体験」にお金を使うことです。
私も、「物質的消費」をすることが、幸せと考えてきました。
しかし、「精神的消費」が価値あることであると知り、反省しています。
逆に、身の回りの物を少なくしていこうと考えています。
私の場合、フルタイムで働いている現状では、幸福感を感じることができません。
仕事で受けるストレスが私の心身を蝕んでいるからです。
苦痛にも感じる職場にいる時間は、できれば避けたい。
私が幸福になるには
- 転職する
- 極限まで支出を抑え、最低の生活ができるくらいの仕事をする
などで生活基盤を変更してから、その先のことを考えてみるのもいいかなぁと思ったりしている今日このごろです。
参考記事:仕事のストレスで「うつ」になるリスク【がんばり屋さんはメンタル疾患に気をつけて!】
まとめ:貧乏になってもいいから幸せに暮らしたい!
日本はお金持ちだけど、幸福感がない国という結果がでています。
お金持ちな国だけど、私達、一般人はお金持ちだとは思っていないのです。
そんな私は、幸福を感じるために、仕事を減らしたいと考えました。
当たり前に、60歳で定年を迎えて、その後の人生は、ゆっくりできると考えていたのは、昔の話で、よぼよぼになる年齢まで働かなければ生きられないような状況になっています。
どうしたら仕事を減らしても生活が困らないのか。
- 支出を極限まで減らす
このことについて、今後精査したいと思います。
今のままでも、「物質的」よりも「精神的」な部分に価値を見出し、そこで消費したいと考えます。
結局、今回は結論には至りませんでしたが、ホッコリ生活を目指して、行動したいと思います。
参考記事:今までの行動を見直し、時間を無駄にしない[時間の浪費を反省する]