このままでは人生をムダにしてしまう！
私たちは、未来に不安を抱いています。
だから常にお金のことが気になります。
潤沢な金融資産（お金）を持っていれば、将来の不安がなくなると考えるからです。
「たくさんお金があったら、どんなに幸せなんだろう？」と世の成功者を羨んでしまいます。
不安を消すために一生懸命働くのですが、思いの外支出が多く、資産は増えていかない状況なのではないでしょうか？
お金を稼ぐために働くとストレスが溜まります。
ストレスが溜まると、買い物などでストレス発散をします。
お金がなくなるので、働かなければならなくなる。
というスパイラルに陥ります。
このままでは、お金の不安が消えることはないのでしょう。
しかし、お金の見方を変えることで、お金に対する不安は軽減することができます。
今回はお金に関する見方、考え方のお話です。
何か参考になれば嬉しいです。
著書：「DIE WITH ZERO」を読んで気づいたこと
私は、昔からお金に執着していました。
今でもそれほど変わりません。
しかし、そんな自分に疑問を抱き、お金ってなんだろう？と考えるようになりました。
私たちが絶大な価値を置いているお金とは？
私がいくつかの著書で調べた結果、お金はただの道具でした。
物々交換で物の代わりになるものがお金です。
生物と違って、腐らないから保存ができます。
軽いから持ち運びが容易いです。
そういう便利な道具にすぎなかったのです。
そのお金に全身全霊で執着していたのです。
ときには、ズルをしてお金を増やそうともします。
お金の捉え方を間違えると、人は人ではなくなるのです。
ただの便利な道具であるにも関わらず…
私が「DIE WITH ZERO」という本を読んで感じたことは、
- 思考せずにお金だけ貯めようとしていてはいけない
- もっと今に意識を向けよう
- 健康は大切
- 自分の中からやりたいことを抽出する
ということです。
この著書「DIE WITH ZERO」の著者ビル・パーキンス氏は
ただ生きるだけではなく十分に生きる
ことを述べられています。
私たちは将来のためと考え、お金を貯めることに執着していて、人生をムダにしているケースが多々ある。
お金の使うタイミングを見計らって、経験などに支出し、人生の思い出をたくさん作ることに時間とお金は使うべきとおっしゃっています。
高齢になってから資産を最大にしても（実際に70台に資産を最大にしている人は多い）、高齢になればなるほど、私たちのお金を使う能力はなくなっていくのです。
今しかできないことにケチケチしていてはならないということです！
無理して散財しなさいと言っているのではなく、人生において、大切な機会を見過ごさないようにと言っています。
ビル・パーキンス氏は人生をムダにしないためには、リスクを恐れるなとも言っています。
リスクの大きさと不安は区別すべき
私たちは、不安を抱えていると、実査のリスクを実際よりも大きく見積もってしまいがちになります。
そういうときには、最悪のシナリオを考えてみることです。
「あれっ、考えていたより大丈夫そうだなぁ…」と気づくでしょう。
私たちの多くは、人生をムダにすることには不安を抱かないのに、お金が足りなくなることを過剰に恐れてしまっています。
最も恐れるべきなことは、80歳になったときに潤沢な資産があるかではなく、人生と時間をムダにしてしまうことです。
だから行動しよう！
リスクが少ないにもかかわらず、逃してしまっているチャンスはないだろうか？
行動を妨げる恐れに目を向けてみましょう。
それは、合理的か、非合理的なものか？
不合理な恐れを夢や目標の障害にしないように！
目の前には選択肢がある
日々の選択に意識的になろう！
より良い人生を生きるために懸命な選択をしよう！
勇気を出してお金を使う
私はお金を使うことが怖いです。
お金がなくなることに恐怖を感じます。
だけど、今のままでは、自分の時間と人生をムダにしてしまうのは確実です。
なので、人生レベルでの収支のバランスを考えようと思います。
今しかできないことに注目し、支出することを恐れない。
判断力が大切ですね。
思考せずに溜め込むだけの方が楽ですから。
私は、同じ会社でサラリーマン人生を送るつもりでした。
今は上司のパワハラが原因で退職しています。
私がサラリーマンを続けていたら、安定して稼げる安心感はあったでしょう。
お金に執着し続け、死ぬときに一番お金持ちになっていたかもしれません。
お金を使うことができなくなった状態のときに、一番の資産を築いたかもしれません。
まるで、童話「アリとキリギリス」のアリです。
奴隷のように働いて、一生を終えるのです。
危ないところでした。
このように人生について考えてみると、命には限りがあることを再認識させられます。
現代社会に生きる私たちは、お金を指標にすることが多くあります。
年収で人を判断したり、資産額で他人と比べたり…
それよりも、お金に縛られず、人生を十分に生きることが大切だったのです。
だけど、お金は大切です！
そうは言っても、お金が無ければ生きていくことができません。
だから少しでも多くお金を稼ごうとします。
何も考えず稼いだ結果が、ただ仕事に追われていただけです。
収入が少なくても、支出とのバランスが取れていれば、生きていけます。
稼ぐことにだけ集中して、人生をムダにしないように気をつけることが大切です。
ワークライフバランスですね！
まとめ
私たちは、生活のために仕事をしています。
老後の年金はあまり期待しないほうが無難です。
なので若いうちから資産形成をすることは賢明だと言えます。
しかし、お金を貯めることに集中しすぎて、人生をムダにしてはいけません。
お金を貯めることよりも、使うタイミングを見誤らないようにする必要があります。
お金をため続け、高齢になって資産が最高点に達しても、人生において意味が無いと言えます。
高齢になるにつれて、お金を使う能力、お金の価値が減っていきます。
お金の価値が高いときに使うべきなのです。
人生を十分に生きるために、お金の見方を変えて、自分の人生について考えることです。
人生は一度きりです。
後悔のない人生にしましょう！
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