お酒をやめてよかったと思う!
多くの大人が触れているお酒文化。
お酒を飲むと、アルコールという薬物が脳に作用し、楽しい気分にさせてくれます。
アルコールの影響で、脳内からドーパミンやセロトニンといった幸せホルモンが分泌されるので、楽しい気分になるのです。
コミュニケーションを図るのに、お酒の力を借りた会合は、とても有意義なものになります。
ストレスが満載な社会で生きる私たちを一時の安らぎに導いてくれるアルコールを私は2年前にやめました。
今でもお酒は好きですし興味があります。
だけど、飲まないのです。
私がお酒をやめた理由は、仕事のストレスがひどかったからです。
私は、前の職場で大きなストレスを抱え、落ち込み、どうにか這い上がりたいともがいているうちに、お酒がないほうが良さそうだと感じるようになりました。
結果から言いますと、私はお酒をやめて充実した生活を手に入れることができました(ちと大袈裟かも?)。
だからといって、お酒を否定するつもりは毛頭ありません。
だって、いまでもお酒が好きだから!
今回は、私がお酒をやめて、2年が経過した時点のお話です。
無駄にお酒に手を伸ばしている人向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
お酒をやめて2年が経過した中年男の変化
お酒をやめて2年が経過した中年男の状況
2年前の朝のことです。
私が、習慣にしている朝のランニングの準備をしているときでした。
頭に気持ち悪い違和感を感じたのです。
それが「お酒やめよう!」と決めた瞬間でした。
前の日の夜は、缶チューハイ350ml1本飲んだだけでした。
それからは、正月にワイン少々飲むくらいです。
今の私の状況は次の通りです。
- お腹の調子が良くなった
- 睡眠の質が改善
- 感情に流されなくなった
- 集中力が増した
- 充実した時間を過ごしている
お腹の調子が良くなった
お腹の調子が良くなりました。
毎晩、晩酌をしていた頃、翌朝はおなかがゆるくなっていました。
なので、朝のランニングのときは、突然もよおしてくることがありました。
その時は、駅やコンビニまでの距離が異様に長く感じたものです(笑)。
突然起きる有事には恐怖を感じていました。
睡眠の質が改善
晩酌を習慣にしている頃は、睡眠に関して、一切気にしていませんでした。
翌朝に、だるいなぁと感じるだけでした。
今になってみると当たり前ですが、アルコールは睡眠の邪魔をします。
入眠は早いのですが、睡眠深度が低いままなのです。
私たちに必要な良質な睡眠ができていない状況でした。
睡眠不足は、メンタルにも影響があります。
ただでさえ、職場の人間関係の悪さにメンタルが下がっていた私に、アルコールは悪影響を及ぼしていたのです。
感情に流されなくなった
アルコールを摂取すると、バカになります。
アルコールは脳機能を麻痺させます。
感情を司る前頭前皮質(前頭葉)が麻痺すると、感情制御が困難になります。
なので、頻回に感情むき出しの状態になっていました。
小さなことにでも怒りだし、家族にも迷惑を掛けました。
過去のこととはいえ、申し訳ない気持ちです。
アルコールが入らなくなった現在では、私が感情的になることが激減し、平和な日々を過ごしています。
集中力が増した
晩酌をやめてから、翌朝の体調がとても良くなりました。
そうなると、脳もバリバリ働くので、朝のゴールデンタイムが活きてきます。
午前中の集中力は、平時の3倍高く感じます。
充実した時間を過ごしている
以前の私は、晩酌をしながら、テレビを見てダラダラと過ごしていました。
そして、酔っ払うとソファで寝てしまうのでした。
気がつくと、朝になっていて、仕事に行く準備を始めるのです。
酔っ払っている時間、質の悪い睡眠で私の貴重な時間は奪われていました。
今では、ダラダラ過ごす時間がほぼなくなりました。
お酒に費やしていた時間は、読書や調べ物をして過ごしています。
とても有用な時間の使い方になったと感じています。
お酒をやめて感じるメリット・デメリット
お酒を飲まなくなって人生損してるとは思いません。
簡単に手に入る快楽を得る手段がなくなったことは事実です。
- お金がかからない
- 無駄に甘いもの🍨やラーメン🍜を食べない
- 時間を取り戻すことができた
- 酔った時の妄想に悩まない
- ストレス軽減
- 穏やかな性格
お金がかからない
お酒をやめると、お酒を買わなくなります。
したがって、それだけ出費が抑えられます。
私の場合、いくらやすいお酒を選んだとしても、毎月1万円以上かかっていました。
下手したら、もっとかかっていたかも知れません。
第3のビール🍺以外にも、ワイン🍷やウイスキーも飲みたくなりますから。
無駄に甘いものやラーメンを食べない
お酒を飲むと、頭がバカになります。
脳が正常に機能しなくなり、空腹じゃなくても、アイスクリーム🍨やラーメン🍜など高カロリーの食べ物が欲しくなります。
これをやってしまうと、体型が大変なことになりますよね!
晩酌をやらなくなると、間食もなくなるので、健康面と経済面はとても良い影響が現れます。
時間を取り戻すことができた
晩酌をやらなくなってから、読書するようになりました。
お酒を飲んで酔っ払っていた時間を有意義に過ごせるようになるから。
ああだ、こうだと色々考えることもできます。
酔った時の妄想に悩まない
お酒を飲むと、頭がバカになるわけですが、酔っ払った時に考えたことって、狂っていることが多いんですよね。
どのように発展して、とんでもない発想になるかわからないのですが、翌朝その発想を思い出すと、とても恐怖を感じます。
仕事の進め方だったり、ありえない発想をしてしまうものです。
ストレス軽減
お酒を飲むことで、ストレスを軽減できるかと思いきや、悩みを抱える人にとっては、逆効果でした。
お酒の力で元気になっても、もとの状態に戻った時のストレスは、とても辛いものです。
いまでは、気持ちの乱高下がなくなったことで、余計なストレスはなくなっています。
穏やかな性格
お酒は私の脳機能を麻痺させました。
それは、感情のコントロールをできなくさせ、私を怒りんぼさんに変えました。
昭和のスポ根アニメ「巨人の星」の星一徹にでもなったかのようでした。
お酒を飲まなくなったいまでは、それがなくなり、無駄に感情に火がつくことはなくなりました。
平和な時間を過ごせるようになったのです。
- お酒の楽しさを味わうことができない
- 開放感の瞬間を味わえない
これまでお酒の楽しさを十分に味わってきました。
お酒をやめた今は、それができなくなりました。
仕事から帰宅してすぐに開ける缶ビールにはなんとも言えない開放感がありました。
そんなダメ人間になる瞬間を感じることがなくなったのは少し残念に思います。
できればお酒をのまないほうがいい
「酒は百薬の長」と言いますが、残念ですがこれはウソです。
西暦8年から20年ころに中国を支配した「新」の皇帝:王莽(おうもう)が言った言葉です。
それは、酒税を作り、消費を促すためのウソだったのです。
お酒は体に悪いので、できれば飲まない方が良いというのが結論になります。
お酒は百害あって一利なしなのです。
- 腸内環境の悪化
- 発がんリスクが上がる
腸内環境の悪化
アルコールで腸内に悪い細菌が増えます。
その結果、腸に細かな穴が空きまくります。
穴から毒素が体内に入り込むのです。
そして、全身に炎症が起きるのです!
このリーキーガットという状態で発生するリスクは、
- アレルギー
- 老化
- 認知症
- うつ病
です。
全身の炎症は、脳にも悪いですし、全てにおいて悪さをするので、できるだけ早い段階で食い止めなければなりません。
脳が炎症すると、メンタル系の疾患を引き起こしやすくなります。
発がんリスクが上がる
結腸直腸癌、胃癌、乳癌、前立腺癌、食道癌などのリクスが高くなります。
アルコールの分解によって代謝物が生成されます。
代謝物の影響で、他の化学物質や栄養素を処理する身体の能力が影響をうけてしまいます。
それらで癌のリスクが高まるのです!
まとめ
私が大好きなお酒をやめて2年が経過しました。
その結果、充実した生活を手に入れることができました(大袈裟かも?)。
- お腹の調子が良くなった
- 睡眠の質が改善
- 感情に流されなくなった
- 集中力が増した
- 充実した時間を過ごしている
お酒を飲まないメリットは次の通りです。
- お金がかからない
- 無駄に甘いもの🍨やラーメン🍜を食べない
- 時間を取り戻すことができた
- 酔った時の妄想に悩まない
- ストレス軽減
- 穏やかな性格
逆にお酒を飲まないデメリットは次のとおりです。
- お酒の楽しさを味わうことができない
- 開放感の瞬間を味わえない
やはりお酒を飲まないメリットのほうがデメリットを上回っています。
お酒を飲むと楽しくなりますが、健康面を考えると、飲まないほうがいいでしょう。
「酒は百薬の長」というのはウソで、「百害あって一利なし」が科学的に証明されているのです。
- 腸内環境の悪化
- 発がんリスクが上がる
お酒を飲むと、全身が炎症を起こします。
そのことで、様々な弊害をもたらすのです。
アレルギー、老化、認知症、うつ病、結腸直腸癌、胃癌、乳癌、前立腺癌、食道癌のリスクが高くなります。
お酒は手軽に快楽を手にすることのできる薬物です。
薬物の摂取を続けていると、依存性がでてきます。
量を増やさなければ以前と同じ快楽が手に入らなくなっていくのです。
手軽に手に入る快楽に手を出す人は努力しなくなります。
適切な量を考えて、楽しむことをオススメします。
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