行動できないのは心が作用するから!
理想の自分に近づきたいから、行動を起こそうとした経験はなにかしらあるはずです。
いざ行動しようとしても、身体が言うことをきいてくれない。
そんな自分に自己嫌悪してしまう。
変わりたいのに変われない自分が嫌いになるのです。
自分が自分のことを嫌うなんて、あまりにも不幸なことです。
私は、自分嫌いを克服するため、自分を変えたいために、試行錯誤してみました。
行動できるようになるにはどうするか?
最近、それが分かってきました。
今回は、自分が変わるためにどうしたら行動できるかというお話です。
人には心があり、心が作用して行動の邪魔をしています。
そこらへんをお伝えします。
何か参考になれば嬉しいです。
自分を変える方法を見つける
私が行動できないのは、意志力がないからだと思っていました。
しかし、そうではないようです。
人が行動を起こせないのは、以下の理由が原因になっています。
- 現状維持バイアス
- コンフォートゾーン
- 完璧主義
現状維持バイアス
現状維持バイアスというのは、文字通り今の状態であり続けようとする心理作用です。
やった方がいいことはわかっているけど、できなかったという経験はどなたにもあるはずです。
なんとなく、めんどくさかったなど。
行動をしようとすると、「変わらないでくれ〜!」と自分自身が止めにかかるのです。
「今のままがいいよ!」
「無理しない方がいいよ!」
「やらない方がいいよ!」
「やめときなよ!」
と悪魔の囁きのように、行動を邪魔するのです。
コンフォートゾーン
コンフォートゾーンは居心地のいい場所という意味です。
今の私達は、このコンフォートゾーンにいます。
何かに挑戦するときは、このコンフォートゾーンから出なければなりません。
そこには、まだ経験がないので、恐怖が待ち構えています。
不安になります。
この恐怖と不安に耐えきれずに、行動できなくなるのです。
完璧主義
完璧主義な人は多くいます。
無理に完璧にこなそうとするから、自分や他人に厳しくします。
「〇〇しなければならない」と追い詰めることで、逆に行動できなくなってしまうのです。
自分が変わるためには、行動するしかありません。
行動するにはまず、
- 現状維持バイアス
- コンフォートゾーン
- 完璧主義
を理解することです。
「あっ、今、現状維持バイアスがはたらいて、行動を止めようとしているな!」
「これからやろうとすることは、やったことがないので、恐怖や不安を感じることになるな!」
「〇〇しなければならないと、自分を抑えつけることは良くない!」
と気づくことが大切です。
これらの特性に気づくことができると、思考を変えることが可能となり、
行動に結びつけることができます。
未経験なことを実行するときは、毎回ドキドキします。
しかし、行動することで新たに気づきを得ることができるので、行動することはメリットしなないと感じています。
自分を変えて、自分を好きになろう!
人生は自分で切り開いた方が幸せです。
困難はあるでしょうが、チャレンジングな人生にした方がいいでしょう。
死が迫った人の後悔で多いのが、
「挑戦しなかったこと」なのです。
単純緊急性効果
「挑戦したくても忙しいからできない」とおっしゃる方もいるでしょう。
本当に忙しいのでしょうか?
私達は、目の前の仕事に追われすぎる傾向にあります。
「単純緊急性効果」といって、
緊急なものを重要と思う心理傾向です。
緊急なものを重要と思う
- 重要なことよりも締め切りが近いことを選んでしまう
- いつも忙しいと感じている人は既に「単純緊急性効果」に陥っている
- 一度「単純緊急性効果」にハマると重要なことを選びにくくなる
試験前に勉強しなければならないのに、掃除を始めた経験はあると思います。
散らかっているからすぐに片付けないとと考えてしまうのです。
重要なのは、勉強なのにです…
人間は「緊急」なことに心を奪われやすいのです。
手軽なことばかりに自分の時間やリソースを注いでしまっています。
人生について考えるのであれば、健康のための食事、睡眠、運動が重要なのですが。
さらに、日々の勉強や新しいことに挑戦することも大切です。
緊急なこと(掃除)は結果がすぐ見え、
重要なことは時間がかかることが多いので、流されやすくなります。
単純緊急性効果を克服するには
- 自分の価値観を明確にする
- 得られるメリットを常に自分に問う
です。
価値観はしっかり考えなければ見えてきません。
私は、「心穏やかに生きること」です。
その他、健康、学び、家族です。
人生レベルのメリットとして、
健康、学び、チャレンジ
「チャレンジしなかったことの後悔」をしないことです。
自分を変えて自分を好きになる
ダイエットに成功して、体型が変わると、「自分にもできた」と自分に自信を持つことができます。
ナルシストにならないように注意ですが…(笑)
私は、以前、常に自己嫌悪に陥っていました。
それは、劣等感が原因です。
他人を気にしすぎて、自分には価値のない人間だと思っていたからです。
運動したり、読書で学んだりしているうちに、自分って優秀じゃないけど、劣ってもいないことに気づくことができました。
私は私であって、他人とは違います。
たとえ他人よりも劣っていたとしても、いいのです。
今の社会は、周りの人と比較する文化になっています。
他人よりも収入がよく、いい暮らしができていることに幸せを感じるようになっているのです。
だから、幸せを感じないようになるし、自分のことを好きになれないのです。
他人を気にせず、自分が変わるための行動をすることで、自己嫌悪がなくなり、自分の事を好きになることができます。
自分は頑張っているのです。
自分のことを応援してあげましょう。
自分を色々なトラップ(行動できない罠)から救い出してあげましょう。
そして、自分を好きになりましょう!
まとめ
今回は、自分が行動できないのは理由があることについてお話しました。
- 現状維持バイアス
- コンフォートゾーン
- 完璧主義
現状維持バイアスは、今の状態がいいよと成長しようとする自分を引き止めてしまうこと。
コンフォートゾーンは、今は心地の良いコンフォートゾーンにいるけど、挑戦するにはコンフォートゾーンからでて、恐怖と不安を感じるようになるということ。
完璧主義は、完璧でない人が完璧を求めることで、自分や他人を追い詰めてしまうこと。
これらが原因で行動できず、自分を変えることができず、自分のことを嫌いになっていたのです。
単純緊急性効果には注意しよう
緊急なものを重要と思う
- 重要なことよりも締め切りが近いことを選んでしまう
- いつも忙しいと感じている人は既に「単純緊急性効果」に陥っている
- 一度「単純緊急性効果」にハマると重要なことを選びにくくなる
単純緊急性効果を克服するには
- 自分の価値観を明確にする
- 得られるメリットを常に自分に問う
自分は頑張っているのです。
自分のことを応援してあげましょう。
自分を色々なトラップ(行動できない罠)から救い出してあげましょう。
そして、自分を好きになりましょう!
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