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ストレス

バーチャル恋愛で幸せになれることは素敵なこと【リアルを生き抜くために】

真実だけでは幸せになれない!

 

現代はとても便利になった時代ですが、幸福感は高まっているでしょうか?

現実世界を生きる私達には、ショックなことが多くすぎます。

特に他人との関わりで生じる痛みの衝撃は、大きいものです。

怒りや嫉妬、妬みの感情から生まれる行動が、人を傷つけています。

 

私が受けて酷いと感じたのは、上司からのパワハラや同僚からの攻撃です、

悪い職場の人間関係が私の幸福感を激減させました。

それが原因で私は仕事を辞めました。

 

無職になった私は、読書にハマっています。

先日、岡田斗司夫著:「ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜くを読み、衝撃を受けました。

2018年から10年先を予見したものです。

私は、変わりゆく現代から未来の、幸せについて考えさせられました。

今までの価値観のままでは、幸せになれない。

多様な価値観で生きていくべきということです。

 

今回は、バーチャルとリアルの間で幸せに生きることについてのお話です。

幸せは、自分の脳がどのように活動するかによって決まります。

どうすれば幸せを感じることができるでしょうか?

何か参考になれば嬉しいです。

 


 

未来は面白がった者勝ち

昔は、インターネットの世界へは、家や会社からパソコンでしかアクセスすることができませんでした。

しかし、今では、ポケットやバッグからスマホを取り出してあっという間に、インターネット空間に入り込むことができます。

なんてすばらしい技術を手に入れたのでしょう!

 

テクノロジーのおかげで、あらゆることが低コストになり、敷居が低くなりました。

やろうと思えば何だって自由にできます。

  • ネット配信
  • 漫画を描く
  • アプリを作る
  • 商売をやる

色々やって、運良く成功すればラッキーです。

 

最低限の生活が保証されているんだから、未来は面白がった者勝ちです。

「そうずれば損か得か?」は正解があると思っている人の発想です。

これからはあらゆるものが崩れていって、予測不能だから面白いのです。

結末の分かっている映画を見てもつまらないのと同じなのだから。

 

リアルを生き抜くために

評価経済社会

私達は貨幣経済社会で生きています。

これからは、評価経済社会になると著者の岡田斗司夫氏は述べています。

これまではテレビなどのマスメディアからの一方通行でした。

それがデジタル革命で、SNSなどの双方向発信の電子ネットの時代になっています。

個人が不特定多数の人に向けて自分の意見を述べるシステムを手に入れました。

評価と影響を互いに交換し合う影響力の社会になったのです。

 

人より目立って、他者に対してより強い影響力を行使しようとします。

影響力の行使は、大は国家から、小はユーチューバーや学校のクラス、職場などあらゆる場所で起きています。

 

真実でなくてもいい

影響力を得るため、デコる(盛る)ことが当たり前になっています。

フェイクニュースもある意味デコりです。

デコった情報を受取る私達は、

ありのままの現実を見るより、自分の見たい世界を見ることの方がずっと大切だと思っていたりします。

真実が重要という価値観は、薄らいでいるということになります。

 

「現実補正」された社会で暮らす方が、多くの人間にとっては幸せです。

「みんなが同じ現実に向き合う」のではなく、「それぞれが個々の現実を生きる」の方が合理的なのです。

今後、そうした「現実補正」の消費者ニーズはもう止められないのかも知れません。

 

バーチャルな恋愛でも幸せならそれでいい

橘玲著:「無理ゲー社会」によると、現代は実質的な一夫多妻状態であるとあります。

確かに、裕福なモテ男は、家庭の外に複数の女性を囲っていたりするので、納得です。

男性の中には、バーチャルな恋愛を楽しんでいる人も少なくない状況です。

昭和生まれの私は、少し引きましたが、

岡田斗司夫著:「ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く

を読んで、これも納得がいきました。

 

恋人は欲しいけど、恋愛は「コスパが悪い」と言います。

それほど魅力的と思えない相手と付き合うのはお金や時間の無駄だと8割の若者は考えているようです。

煎じ詰めればリアルな恋愛は、ダサくて、不便で、不経済ということになります。

 


 

現実世界はノイズが多すぎるのです。

あらゆる文化はリアルからの逃避であり、洒落化、、相対化であります。

現実と仮想現実の間で生きることの方が心地良いです。

グルメ番組を見ながらポテチを食べてもいいし、

高級な食事を妄想することとコンビニのおにぎりを食べたりすることの間に矛盾はありません。

インスタ映えする投稿を見て妄想するほうが、実際よりも幸福度は高いです。

 

リア充もオタクも、バーチャルを楽しんでいるのは同じです。

戦後からバブル期はモノや金といったリアルに価値があると思われていました。

「いい車に載っているヤツが偉い」とか

「いい家に済んで、いいモノを食っているヤツが偉い」などと

暗黙の了解、価値観がありました(今も若干あります)。

そんなものはもうガラガラと崩れてしまいました。

恋愛や結婚でも、かつての価値観はもう成立しません。

「結婚とはこういうもの」という

お見合いで紹介された相手が気に入らなくても、

20世紀後半になって自由恋愛が主流になるのです。

顔が良くても性格がいいとは限らないし、

色々と我慢するしかないのです。

恋愛感情だけ楽しめたら便利だし、

リア充を目指す人がパーティやリムジン女子会を行うことは、

非モテの二次元やバーチャル恋愛と何ら変わりません。

恋愛イベントよりハロウィンが重視されていたりして、

クリスマスやバレンタインより仲間と盛り上がるハロウィンの方が支持を集めているのです。

 

いかにして幸せを感じるか

キラキラしたリア充を他人に見せつけたい女子や、

二次元の世界に幸せを見出しているオタクの方々をを参考にすると、

幸せになるには、現実にこだわらなくても良いことがわかります。

大切なのは、脳内から幸せ物質を分泌させられるかどうかです。

3世代(祖母、母、娘)がジャニーズのファンで、コンサートで盛り上がったり、

年配女性が韓流にハマることも、幸福感に満たされ、有意義です。

要は、盛ろうが、事実と違おうが、幸せになればいいということです。

バーチャル恋愛は家庭を崩壊させることはないし、幸福になれるので素敵なことです。

ノイズが多いリアルの世界から受けたダメージをパーチャル世界で癒やすことは、

リアルを生き抜くために、効果的です。

パーチャルで幸せを感じることができるのなら、活用するのも大いにアリでしょう!

 

まとめ

岡田斗司夫著:「ユーチューバーが消滅する未来 2028年の世界を見抜く

を読んで、衝撃を受けました。

技術の進歩にとって、AIが人間の仕事をやってしまう時代を予想するからです。

今活躍しているユーチューバーもAIに取って代わるの言うのですから。

インターネットが発達して、影響力がより重要になっていきます。

その中で、事実と違うフェイクニュースや盛った投稿が増えていきます。

事実でないとダメという価値観は薄れていくでしょう。

バーチャルな世界が身の回りに多くなり、それらから幸せを受け取ることができます。

高級料理の動画を見ながら、ポテチを食べても幸せですし、

デコったリア充を投稿しても幸せ。

バーチャル恋愛で幸せ。

リアルな世界はノイズが多いので、バーチャルな世界でも幸せになればいいってことです。

ノイズが多いリアルの世界から受けたダメージをパーチャル世界で癒やすことは、

リアルを生き抜くために、効果的です。

パーチャルで幸せを感じることができるのなら、活用するのも大いにアリでしょう!

 

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Masazo
アラフィフフリーランサーです。 30年以上続けた仕事を上司からのパワハラで退職。 仕事の人間関係で悩み、メンタルがどん底まで落ちたけど、這い上がることができた方法や思考法を発信しています。 その他、健康のために、良い食事と運動を心がけていて、これもまた発信しています。 今まで、世間の流れのままに生きてきました。 最近、昔からの常識に疑問を持ち、何が正しいのか自分なりに考えるようになりました。 これについても発信しています。 色々な情報を自分に取り入れ、これからの人生に活かしていきたいと考えています。 今まで、嫌いだった読書も、いろいろな発見があって、面白いと感じています。 よりよい人生にするために、学んで行きます。 そして、発信していきます。