私達は、子供の頃、自分も大人になるのはわかっていたけど、実際に大人になるイメージを持つことができませんでした。
が、確実に大人になることができました。
実際に大人になった次は、老いていく自分を想像することができません。
しかし、30歳を過ぎると、白髪がちらほら見えるようになります。
その自分が老いに向かっているということはなんとなくわかるのですが、現実を認めたくない。
実際に老いている証拠なのだから、仕方ないのです。
老いるという事実は受け止めるとして、これから先、何もしなければ、今のような若々しい?状態を保つことは難しい。
よし、ここは、老いるスピードを抑える努力をするしかない!
アンチエイジングだ!
本記事では
- いつまでも若くありたいと考えている方
に向けて、普段の生活から意識しておくことをお伝えします。
何かの参考になれば、幸いです。
本記事を読み進めることで
- アンチエイジングに有効な方法がわかる
ようになります。
少しの時間、お付き合いくださいませ。
はじめに、結論から申し上げますと
アンチエイジングには
- 脳機能の維持・向上にも意識をして、食事・運動・睡眠を心がけ、日々前向きに行動する
ということです。
詳細は後述していきます。
エイジング(老化)で衰えるのは、運動機能だけではない
運動は頭に良いので、運動するメリットが増えた
私は、つい最近まで、運動機能の衰えを見据えて、普段からジョギングを中心に運動してきました。
ある時、いつものように運動したときのことです。
運動後に考え事をすると、なぜかサクサクと効率よく考えが浮かぶのです。
不思議に思い、ネットで調べてみると、少し負荷をかけた運動は、脳に血流を促す事がわかりました。
ジョギングのように、心拍数が上がる運動をすると、脳への血流が良くなり、頭が冴えることが実感できます。
運動することが、頭に良いというメリットを知り、運動する理由が増えたことで、得した気分になりました。
関連記事:【こころとからだの健康】運動することはメリットしかなく、運動しないは損である!
運動不足は脳が老いる?
運動することで、脳への血流を促すことがわかりました。
ということは、逆に運動をしなければ、脳への血流は多くないということになる。
血流が多くないということは、それだけ酸素や栄養が行かない。
脳への酸素や栄養の供給が少なければ、少なからず影響があるのかも?
だからなのか、行政が認知症予防として、住民に運動する機会を多く提供しているのは。
若い時から、運動する習慣を持つことで、認知症予防になるのでしょう!
認知症とは
「認知症」とは、様々な原因で脳細胞が死んだり、働きが悪くなって、記憶力や判断力がなくなることで日常生活に支障をきたしていることです。
日本国内では、65歳以上の約7人に1人が認知症です。65歳未満で発症する若年性認知症は、37,800人(H21年厚生労働省)と看過できない数字です。
若いからといって、安心していられない状況です。
認知症の原因はわかっていません
認知症の人
私は、仕事で、認知症の年配者と接する機会があります。
- 記憶障害で、当たってもいない宝くじで寄付をしてやると言う
- お金がなくなったと訴える
- 歩くのがたどたどしい
- おもらしをする
- 家族のことがわからない
- 突然怒り出す
これらの他、さまざまな症状があるので、お世話をする家族や施設の人は大変です。
認知症は予防するべき
もし、現役世代の自分が認知症になったらどうなるでしょうか?
- 収入がなくなる
- 自由に行動できなくなる
- 家族との関係が悪くなる
ということが考えられます。
収入がなくなる
我が家の収入の殆どは、私が得ています。
贅沢ではないものの、毎日妻が作るおいしい食事を楽しむことができている。
健康に気遣い、魚や野菜を多く出されます。
毎月決まった収入があるから、それらを買うことができている。
収入が途絶えたら、健康的な食事に影響がでます。
その他、子供の進学やレジャーなど、生活全般に影響してしまう。
自由に行動できなくなる
私は、仕事から帰宅するとすぐに、ジョギングをします。
そこで、ストレスを解消し、ウォーキングしながら考え事をするのです。
休日には、嫁の運転手として、コストコなどに買い物にでかけます。
一応、家族の役に立っている(笑)
それは、私が好き勝手に動き回れているからです。
家族との関係が悪化する
もし、家族が私の世話をしなければならなくなったら、とても苦労するはずです。
次第に精神的にも余裕がなくなります。
そうなると、関係性も悪くなると思ってしまうのです。
関連記事:家族にも優しく接すると良い変化が起きる
認知症予防には少し負荷をかけた運動で、脳の血流アップ
脳によろしい運動は、いかにしましょうか?
- 最大酸素摂取量の70%
の負荷をかけた有酸素運動を30分です。
最大酸素摂取量 = 心拍数220 - 年齢
となります。
アラフィフの私の年齢が50歳だとしたら
220 - 50 ☓ 70% = 119
約120拍/分となります。
これは、速めのウォーキングかゆったりとしたジョギングくらいです。
これを30分なので、それほど辛くはないと思います。
実際、私は、坂道のジョギングをするので、その時の心拍は
140から170の間です。
なので、ハーハーと息を切らせています。
ここまではやらなくても大丈夫です。
自分にあった運動を30分、定期的に行うことで、アンチエイジングと認知症予防になります。
関連記事:老化する自分を受け入れてあげよう!【前を向いた方が若さを保つことができる】
アンチエイジングには食事・運動・睡眠などの健康的な生活が大切
アンチエイジングには健康的な生活が大切です。
食事
老化を予防するには、体の炎症を起こさないようにすることを目的に、身体にいい食事をします。
抗酸化作用のある野菜や魚を取るのは、そのためです。
要するに、体がサビないようにするということです。
健康的な食事に関しては、過去記事:【アラフィフの食生活改善】常識はまちがいだらけ|簡単にできる健康的な食事とはに詳しく記載したので、お読みいただければ嬉しいっス!
運動
運動することで、筋力アップや代謝を向上させます。
その他、色々な脳内ホルモンが分泌するので、メンタル的にも良い効果があります。
運動について、過去記事:自然の中での運動は、ストレス解消の他、幸せレベルも向上する(ダイエットにも)に、色々書きましたので、お読みいただければ嬉しいっス!
睡眠
睡眠は、美容と健康に大切と言われています。
睡眠と言っても、ぐっすりと眠れなければダメです。
ノンレム睡眠と言って、深い睡眠です。
この深い睡眠の時に、脳の老廃物のアミロイドβとタウタンパク質というアルツハイマー認知症の原因と言われている物質を除去してくれます。
睡眠の重要さは、過去記事:ダイエットやアンチエイジングするなら、脳のケアは必須ですに記載しました。
お読みいただければ嬉しいっス!
歳を取ることに対してポジティブな考え方
私達は年齢を重ねていき、老いていくのは避けられない事実です。
「もう、自分は歳だし…」
「若くないから、〇〇できない」
など、歳を取ることに対してネガティブな考えではダメです!
歳を取ることをポジティブに捉えると、認知症の発症率が低くなったという研究もあるのです。
「私は若い!」と思うだけで、実際に寿命が伸びる報告もあるほどです。
「私は若い!」と思うと
- メンタルや健康的な傾向も強い
- 日常的な活動量も多い
- 脳の機能も高い
- 慢性病の発症率が低い
ということが確認されています
「私は若い!」と思いながら、アンチエイジングをしていきましょう!
まとめ:アンチエイジングに運動しない理由はない!|ミドルエイジは、認知症予防も意識しよう!
アンチエイジングには、健康的な生活が大切です。
健康的な生活で意識するのは
- 食事
- 運動
- 睡眠
です。
その運動は、身体機能だけではなく、認知症予防にもなります。
心拍数220 - 年齢 ☓ 70%
の少し負荷をかけた運動を30分行うことで、脳に血流が促されます。
アンチエイジングを行う上で、「自分は若い!」とポジティブに思うだけで
- メンタルや健康的な傾向も強い
- 日常的な活動量も多い
- 脳の機能も高い
- 慢性病の発症率が低い
の効果があったという報告もあるほど効果的です。
要するに、老いることをポジティブに考え、健康的な生活をするのは、アンチエイジングにとても良いと言うことです。
気持ちから老け込むことがないように、前を向いて歩んでいきましょう!