不確実な人生もまた楽しい!
近ごろは新卒入社の人たちは、転職ありきらしいです。
昔は、途中で会社を辞めるなんて根性なしだ!的な価値観を教えられました。
だから、苦しくても我慢し続けたのです。
そして、時代が変わって景気が低迷し続けてもなお、会社を辞めない価値観で頑張った人たちは疲弊し、中には壊れてしまう人もいます。
日本の制度は優れていて、たとえ仕事を辞めたとしても、失業手当があるので、すぐに働かなくても生活が破綻することはありません。
今回は、失業手当の支給が終了した後についてのお話です。
退職を機に新たな人生を歩むのもありなのかもしれません。
仕事で苦しんでいる方向けです。
何かの参考になれば嬉しいです。
新しい人生のスタート
仕事を辞める理由は人それぞれです。
定年退職以外の中で多いのが
- 人間関係
- 家庭の事情
- 病気
によるものです。
失業後、条件を満たしていれば失業保険をもらうことができます。
自己都合退職
雇用保険の加入期間 | 1年未満 | 1年以上 10年未満 |
10年以上 20年未満 |
20年以上 |
---|---|---|---|---|
全年齢 | - | 90日 | 120日 | 150日 |
特定受給資格者
雇用保険の加入期間 | 1年未満 | 1年以上 5年未満 |
5年以上 10年未満 |
10年以上 20年未満 |
20年以上 |
---|---|---|---|---|---|
30歳未満 | 90日 | 90日 | 120日 | 180日 | - |
30歳以上35歳未満 | 90日 | 120日 | 180日 | 210日 | 240日 |
35歳以上45歳未満 | 90日 | 150日 | 180日 | 240日 | 270日 |
45歳以上60歳未満 | 90日 | 180日 | 240日 | 270日 | 330日 |
60歳以上65歳未満 | 90日 | 150日 | 180日 | 210日 | 240日 |
通常、20年以上努めた人は、150日間の受給です。
私のようにアラフィフでパワハラが原因であると認められると、330日間ハローワークにお世話になることができます。
その得た時間を考えることに費やしました。
そして、失業保険が終了したあとの新たな人生を再就職ではなく、不確実な道を自分で生きていくことにしたのです。
不確実な道を選んだ理由
不確実な道を選んだ理由は、もうこれ以上理不尽な上司と仕事をしたくないから。
人間不信というか、社会不信というか、一生懸命働くのは良いとして、既得権益にどっぷりつかった人と接したくなかったり、税金や年金などが問答無用に抜かれることに虚しく感じるのです。
そして、これまで、不確実性というリスクを取ることを一切せずに生きてきたので、多少のリスクを取ることの楽しさというか面白さを体験したいなぁと…
仕事を辞める大きな決断ができたのも、生きていくくらいならなんとでもなると考えたからです。
安定のサラリーマンであっても、精神的、経済的に苦しいことがあり、楽しいことは少なかったと思います。
失業保険を頂きながら生きてみて、楽しいことが多いことに気づくことができました。
これらが理由で、サラリーマンには戻りたくないのです。
期待していること
できれば、経済的安心感がほしいですよね。
すべて自己責任なので、失敗しながら勉強し、それも楽しみながらできると考えています。
知らないことだらけだから失敗はあっても普通です。
責任もありますが、すべて自由になります。
時間の都合もつきます。
だから、平日に旅行することだって可能(すでに実証済み)です。
楽しく仕事ができれば、仕事と遊びの区別がなくなるのではないかと期待しているこころです。
心配なこと
心配なことを考えればいくらでもでてくると思います。
なので、いろいろ行動をしていれば、前に進んでいる感覚が生まれるので、まずは行動することです。
必ず、思うようにならないことがでてきます。
これは仕方のないことなので、やはり行動するしかないのです。
行動していると、予想外に上手くいくことだって出てきます。
もちろん、予想外のトラブルや失敗もあります。
それでも、行動しなければ何もはじまらないのです。
要は、行動してなんぼ。
人生は、るんるん気分でいられることはほぼなくて、何かしら気がかりなことを抱えています。
それがあるからといって、苦痛ではなく、ただあるだけなのです。
そしてあるとき、その気がかりなことへの解決策が見いだされていく繰り返しなのです。
このとき、とても楽しく、嬉しい気持ちになるのでしょうね。
私たちは頭の中の世界を生きている
現実を生きているようで頭の中に存在している
私たちは目の前の現実に喜んだりショックを受けたりしています。
実は、現実を生きているようで頭の中に存在しているのです。
器用な人であれば、悲しい現実だったとしても、ダメージが少ないように処理することが可能になります。
事件は現場ではなく、頭の中で起きているのです。
辛いことも俯瞰してみるとそうでもない
苦しいことや辛いことが起きたとき、それに囚われて、冷静さを失いがちになります。
その状態というのは、視野狭窄状態になっていて、冷静な判断をすることが困難な状態です。
この状態から、俯瞰(目線を上空からのイメージ)することで、冷静に捉えることができるようになります。
ショックだけれども、よく考えてみると、そんな大きなことではないな!と。
メタ認知とも言いますが、自分の外側から自分を見つめることで、見え方、捉え方が変わるのです。
今の自分は不安を感じている。
人間は不安を抱えてきたから、これまで生きて来られたんだし。
不安感が強かったのは、視野狭窄に陥っていたからだなぁ。
という具合に、自分の外側から不安を感じてみると、他人の不安を見ているようになって、冷静に不安と向き合うことができます。
新たな気づき
妻はパートですが仕事をしています。
これまでは世帯主で家の稼ぎ頭だった私は、妻と入れ替わりました。
私が家事をするようになったのです。
慣れないこともあり、少しストレスでした。
なので、夕食後の食器洗をしているとき、イライラしたものです。
自分は食器洗いをしているのに、妻はソファに座ってテレビを見て笑っているんだ!と。
そのうち、自分はどうしてイライラしているのだろうと考えるようになりました。
慣れないことにストレスを感じているだけで、妻に八つ当たりしたい気持ちになっているだけだ!と気づくのです。
そして今では、家事にも慣れ、昔、イライラしていた自分を懐かしく思ったりしています。
このほか、サラリーマン時代は上司から労働搾取されていたなぁと気づいたり、お金と時間に執着していた自分にも気づくことができました。
そのことが原因で、不安になったり、自分を追い詰めたりしていたのです。
思考によって、同じことでも幸せに感じたり、不幸に感じたりすることも学びました。
社会人になって、学ぶことがあまりないと考えていましたが、全然違います。
学ぶことだらけです。
今の状況になったからわかったのですが…
まとめ:失業手当の給付が終了し、新たな人生が始まる心境
仕事を辞める理由は人それぞれです。
定年退職以外の中で多いのが
- 人間関係
- 家庭の事情
- 病気
によるものです。
失業後、条件を満たしていれば失業保険をもらうことができます。
通常、20年以上努めた人は、150日間の受給です。
私のようにアラフィフでパワハラが原因であると認められると、330日間ハローワークで面倒を見てもらえます。
不確実な道を選んだ理由は、もうこれ以上理不尽な上司と仕事をしたくないから。
楽しく仕事ができれば、仕事と遊びの区別がなくなるのではないかと期待しているこころです。
心配なことを考えればいくらでもでてくると思います。
なので、いろいろ行動をしていれば、前に進んでいる感覚が生まれるので、まずは行動することです。
私たちは目の前の現実に喜んだりショックを受けたりしています。
実は、現実を生きているようで頭の中に存在しているのです。
苦しいことや辛いことが起きたとき、それに囚われて、冷静さを失いガチになります。
その状態というのは、視野狭窄状態になっていて、冷静な判断をすることが困難な状態です。
この状態から、俯瞰(目線を上空からのイメージ)することで、冷静に捉えることができるようになります。
思考の仕方で、同じことでも幸せに感じたり、不幸に感じたりすることも学びました。
社会人になって、学ぶことがあまりないと考えていましたが、全然違います。
学ぶことだらけです。
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